間が開いてしまいがちですが、今日は報告の4回目。イスラエルによる産業の破壊です。次回はイスラエル軍とイスラエルの世論についてです。(twin)



産業の破壊


  • 今回のガザ攻撃においては農工業といった産業の破壊も行われている。例えばあるイチゴ農家では畑や栽培用のハウスの破壊、農業パイプなどの農業設備や電気設備、果樹園の木々などが破壊された。自分をハマスとは無関係な農民と語る畑の主が「イチゴが武装勢力(抵抗)だとでも言うのか!」と糾弾するように、この産業破壊がイスラエルの「ハマスを攻撃する」という主張から著しく外れていることは明らかである。
  • 家畜農業でも同様の破壊が見られる。牛を300頭、羊を50頭失った農場主はハマスにもファタハにも加担した覚えはなく、そうした人々が農場から攻撃を行うのも許した事はなかったと語る。
  • コンクリート工場ではイスラエル軍撤退時に行われた破壊によって100人の従業員が職を失った。ひいては100家族ほどが失業苦に陥ったと考える事が出来る。工場主によれば推定損失額は100万ドルに上るという。
  • 今回の攻撃ではコンクリートや食品の工場など200以上の私企業が破壊された。たった12時間で行われた破壊である事からこれは意図的なものと見る事が出来る。またセキュリティーの為でも軍事目的でもなく、ハマスとも無関係なものであり、イスラエルの攻撃目的の主張との矛盾が指摘されている。

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