黒井沢先生（以下、息子）のお母さん。57歳。野球部の連中の一人。
その年齢の割には極めて若々しくスレンダーな外見だが、よく見ると目もとに小じわがあり、少しやつれているようにも見える。

自立できず実家にパラサイトしている息子の事を大変気にかけており、早く自立して欲しいと願っている。
息子曰く「30歳になったら流石に彼女でも作って結婚でもして、早いトコマイホームでも買って欲しい」というのが、彼女の息子に対する願いらしい。
ぞよぞよ言っている奇怪なおじいさんから「黒井沢先生はロリコンぞよ」と、息子が12歳以下の子供しか愛せない事を聞き、そのせいで結婚できない事を憂いている。
息子がロリコンと知りショックを受けるも、その事を受け入れるしかないと覚悟を決め「ロリコンだって立派な人間のはず、それであなたがバッシングを受ける必要はない」と、息子を元気付ける。黒井沢の母親なつみ、57歳にして初めての決断だった。

息子と一緒に野球部に所属しているらしく、さらに自分でおつかいに行かせた息子に結局同行している様子から、心配の余り過保護に接している節がある。

息子の事を何故か苗字で呼ぶ。

彼女自身の外見があまりにも若く見えることから、黒井沢の父親（なつみの夫）もまた相当なロリコンだったのかも知れない（実年齢的な問題は置いておくとして）。
また、息子のお気に入りの少女ジェニファーと似た面影がある。
黒井沢がジェニファーに執心するのもこの母に一因があるのかもしれない。