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純一

たくさんいる。
最も多く登場するのは現在の純一だが、未来から来た純一がそちこちに登場している。また、当然の事ながら、未来から来た純一は全て大人の姿をしている。ただし、見た目の年齢は全て異なる。
未来から来た純一は全員、みさおに派遣された者。
特捜部隊ATAに命を狙われているが、彼らがどの純一を狙って行動しているのかは不明。

現在の純一

【人物】

高校生。身長は平均的、顔立ちは線が細い。髪はこげ茶、眼は黒。
友人達の間で何かを提案する時などに発言を繰り返す事が多く、その際に尻切れトンボになりがちでどことなく気弱さが感じられる。しかし、学校では昼食時になると、飢えた彼のために友人が弁当を分けてくれるなど、慕われている事が分かる。ちなみに、普段からつるんでいる友人は彼を除く全員が女性。
ジェニファーに好意を抱いているが、ジェニファーの見た目が小学三年生並の子供で、彼の中の「俺はロリコンではない」という主義に反するため、当初その気持ちを表に出す事はできずにいたが、第九話においてジェニファーと「くっつく」と発言している。鬼ごっこで恵子を指で堕とそうとした。
バレーボールという競技でジェニファーを殺そうとした事がある。
差別と名の付くものが大嫌いで、アメリカ人を差別していたさとるジョン?)を愛の拳で説得し、その後も世界的に差別をなくしていくために野球に励んだ。その後、緑の髪の女に椅子で一方的に殴られるという熱い戦いを繰り広げ、その際にボクシングの才能を見出され、世界を救うために世界チャンピオンを目指す事になった。
また、JBC対してボクシング界の再建をしっかりとし、ボクシングでの反則及び八百長試合を撲滅していく運動を展開していく事を宣言した。
第十話から長谷川の下で花婿修行を始める。

第十三話において鈴木の彼女によって射殺される。
この時、「俺は十分に生きた筈だ」と恵子達を逃がすための捨て駒となる。

【能力】

身体能力に定評があるが、走力は最大限の速度が女の子に追いつかれるくらい。本人いわく「身体能力ナンバーワン」。
また、その高い身体能力により人の心や記憶を読む事ができる。(例:ゲームショップで、思い悩んでいる和江の「みさおと話していた時の記憶」を読み取った)
ジェニファー和江の霊能力と遜色ない戦いを繰り広げる事もできる。ただし、日本人なので鈍感で敏感。
不器用(例:理科の実験の準備で磨いていたこけしの頭をもいでしまった)だが、「針が入っている」と忠告されたおはぎを躊躇なく丸齧りできるレベルの度胸を兼ね備えている。
本人曰くジェニファーを幸せに出来るテクニックがある。
詳細は不明だが、特殊能力「魔性の指」を持っている。また、緑の髪の女との戦いで、椅子の攻撃を仕掛けてきた彼女をえ撃つ際に、「出でよ!」と発言している事から、何らかの召喚能力を有している可能性がある。ただし、実際は何かが召喚された事実は確認できないため、咄嗟の口からでまかせとも考えられる。
ボクシングライセンスを取得しており、世界チャンピオンを狙えるだけの素質があるらしい。(十二話までの間に世界チャンピオンまでに登りつめたことが示唆されている。)
指導力にも定評があり、恵子緑の髪の女に一ヶ月に渡り護身術を教えた結果、必殺技「鉈でサーター」を二人とも修得した。

【家族】

カルタで母親を亡くしており、カルタを楽しむ事(例:カルタ大会で優勝する)が母親への最大の供養らしい。
父親は健在。
自宅は今もいつでも開いている。

【過去】

恵子と決闘を行った事があるが、決着がついた事は一度もない。
「魔性の指」で何かを攻撃した後に、ジェニファーが見ている前で吊り橋から落ちた事がある。第八話にて、恵子みゆ(美羽?)に話して聞かせているため、本人は大して気にしていない過去だと推定される。
ボクシング協会員から先輩と呼ばれている事から、過去もしくは現在、ボクシング協会に所属している可能性がある。
現在通っている小学校へは小学生の時に転校してきた。転校当時からまったくと言っていいほど容姿に変化がない。

【その他】

おはぎが苦手。餡子は好きだが、中のもちもち感が駄目らしい。
みさおに会った事があると思われる。
文化祭の際、缶蹴りに負けた罰ゲームとして屋台の食べ物を片っ端からジェニファー達全員に奢らされ、最終的には万札の入った財布をすっからかんにされた。
第九話においてボクシングの大会に出場する為、ジェニファーと共にアメリカに旅立つ事を発表した。
ジェニファーの事は「ジェニファー」、和江の事は「和江」、恵子の事は「恵子」または「恵子ちゃん」、みさおの事は「みさおちゃん」または「みさお」、みゆ(美羽?)の事は「緑の髪の女」と呼ぶ。
第三話において、1回だけ「圭一くん」と呼ばれた事がある。おそらく何らかの理由によって、「純一」と「恵子」が混同されてしまったものと推察される。


未来の純一・その1(第一話に登場)

【人物】

見た目の年齢は50歳代だが、実際の年齢は35歳。
元自衛隊員。中年に差しかかった時期に味気ない人生を歩み出した事に生き甲斐を失い、またこれまでの自分の人生を非常に罪深いものと考えていたため、それに対する贖罪の意味も込めて、彼氏のしゅんすけと共に餓死による心中を計画する。しかし、向かった先で恵子と遭遇したため、心中計画は頓挫したものと思われる。

【能力】

なぜかしゅんすけと同じ記憶を持っている。

【家族】

離婚歴があり、子供は病気で亡くしている。
両親は他界している。

【過去】

小学三年生時に、通っていた小学校の校庭にUFOが落下した現場に遭遇した事がある。
その際、空腹を訴え助けを求める男を宇宙人と勘違いし、色々と情報を聞き出してノーベル賞を貰おうと目論み、男を介護するが徒労に終わる。
小学校ではいじめられ、中学校では友達が一人もいないという悲惨な少年時代を送った過去を持つ。いじめのせいで不登校になりかけたが、学校に行かないと親に殴られるため嫌々ながら通っていた。にも関わらず、「子供の頃は輝いていた」と発言する辺り、当時の彼が置かれていた状況の劣悪さが垣間見える。

【その他】

特になし


未来から来た純一・その2(第四話に登場)

【人物】

見た目の年齢は30歳代。
なぜか数台のパトカーを引き連れて、小学校にいた。
未来からやって来た理由は、自分の人生が「つまらなく、悲しく、嘆くべきもの」になってしまったため。
初見でジェニファーに未来から来た純一である事を見破られ、その直後に、怪しい行動をしていたATAと鉢合わせし、殺害された。
正確に言うと、第四話と、第五話のニ回、よく似ているが明らかに違う状況で殺された。第四話の次回予告の情報を合わせると、前者で生き延びたが、後者で殺害されたとも考えられる。

第四話で殺された(殺されかけた)ほうを「その2A」、第五話で殺されたほうを「その2B」として別人であるとする推理も成り立つ。

もっとも、第五話そのものが夢落ちだったので、理論的推理には限界がある。

【能力】

特になし

【家族】

不明

【過去】

特になし

【その他】

未来から来た純一の目的は明確にされていないが、ATAにあっさり(一回襲われたにも関わらず)殺害された辺り、スキルは未来から来た純一の中では最低レベルだと思われる。

彼の殺害も夢に含まれるのか分からないので、和江が夢から覚めた後の世界にまだ生きているかどうか分からない。そもそも彼とジェニファーとの遭遇自体が夢であり、この純一は存在しないのかも知れない。

未来から来た純一・その3(第五話に登場)

【人物】

見た目の年齢は20歳代。
ジェニファーが搬送された病院から帰ってきたおじいさんに、自分は未来から来た純一である事を明かし、「ジェニファーは助かる」という虚偽の発言をした。その真意は不明。
直前まで電話で会話していた。
警察関係者。

【能力】

不明

【家族】

不明

【過去】

不明

【その他】

未来の世界では、おじいさんと同じ場所の同じ所属で一緒に働いているらしい。
和江みさおに見せられた夢の中にのみ登場しているため、実際に未来から来た純一として存在していたかどうかは定かでない。


未来から来た純一・その4(第七話に登場)

【人物】

見た目の年齢は20歳代。
髪型や雰囲気はどことなく現在の純一に似ているが、髪の色は黒で、体型もガッチリしている。
ゲームショップでたむろしていた和江達に、自分は未来から来た純一である事を明かした。その場には現在の純一もいたが、目立った反応は示さなかった。ただし、純一は「未来から来た自分」が存在している事は既に知っている。

【能力】

和江いわく、タイムトリッパーらしい。

【家族】

妊娠している佐藤さとこと親しげにしており、何らかの関わりがあると思われる。

【過去】

階段で誰かが滑って落ちた事を後悔し、それをやり直すために現在に来た。

【その他】

自分から正体を明かした際、話しかけていたのは和江で「この事は誰にも秘密だ」と言っているが、その場には和江の他にジェニファー純一恵子みゆ(美羽?)緑の髪の女がいた。ただし、彼の眼中には入っていなかったようで、かなり狭窄的な視野と思考回路の持ち主だと思われる。
また、和江が彼の事をタイムトリッパー(時間旅行者)と称している事から、自分の意思で時間を跳躍できる能力を持っているとも考えられる。
第十九話の「未来から来た純一会議」によく似た「未来から来た純一」が出席している。

未来から来た純一・その5(第十一話に登場)

【人物】

三人いる。二人は男性、奥に女性の純一が一人。
男性のうち、青いネクタイは20代。赤いネクタイは20代後半〜30代ぐらいか。ただし、あくまでも見た目からの判断である。
女性は婦警風の制服を来ている。鈴木の彼女の肉体に転生したジェニファーが出会った純一の生まれ変わりとの関係は不明。
状況から、三人とも警察関係者と思われるが、直接そのことがわかる描写はない。

他の未来から来た純一たちと違い、彼らと昭和58年(現在)の雛見沢の住人たちとの初対面のシーンは描写されず、初登場の時点で既に住民たち、特におじいさんと馴染んでいた。

とりわけ赤いネクタイのほうはおじいさんと一緒に行動することが多く、仲がよさそうである。(「その6」も参照)

赤いネクタイのほうは「未来から来た純一・その2」に、青いネクタイのほうは「その3」に似ている。
ただし、第十一話に繋がる世界では、第五話の出来事は起こっていない。

赤いネクタイのほうは十二話でおじいさんに愛の告白を受けた直後にATAによって殺害される。
ただし、何しろ大量に派遣されているので十二話の純一が容姿の似た別の純一である可能性も否定できない。
告白に対しては無反応だったが、おじいさんが殺された時には「おじいちゃんおじいちゃんおじいちゃん!」と悲痛な叫びを発していた。

また、これも同様に同一人物であるのかは不明だが、第十八話でも赤いネクタイの男は登場した。
この赤いネクタイの男は、死体の写真を見ることに楽しみを覚える「ネクロフィリア」である。
おじいさんにはひかれていた。

未来から来た純一・その6(第十七話に登場)

【人物】

見た目の年齢は30歳代。
「未来から来た純一・その2」及び「その5」の赤ネクタイに似ているが、おじいさん同様復活したのか、別の純一なのかは不明。
「私は未来から来た純一です」と改めて自己紹介をしているので、別の純一である可能性が高いか。
パトカーが見える何らかの事件の現場と思しき場所におじいさんと一緒にいたので、警察関係者と思われる。
黒井沢がおじいさんに騙された件について話すが、おじいさんは否定していた。
以降の話でも同じ姿の純一がしばしばおじいさんと行動を共にしている。

「未来から来た純一会議」に出席した純一たち(第十九話に登場)

めがねをかけた純一、刈り上げの純一、壮年の純一など様々な年齢・外見の「未来から来た純一」たちが集結し、会議をする。
彼らはみさおの指令を受けていて、「みんな」を救う使命を負っている。

会議のレクリエーション役は「10年後の未来から来た純一」

その中には「未来から来た純一・その4」と同一と思しき人物がいる。ちなみに彼は15年後の未来から来たらしい。

「未来から来た純一の家」で暮らす純一(第二十話以降に登場)

【人物】

「未来から来た純一会議」に出席していた15年後から来た純一と同一人物と思われる。
未来から来た純一の家で一人暮らしをしていたが、黒井沢に同居を持ちかけられ、二人で暮らし始める。
金銭に細かいところがあり、六万円の家賃のうち三万一円を黒井沢に払わせようとする。
盗撮に行こうとする黒井沢をロリコン大七ヶ条をあげて窘めており、それなりに常識をわきまえたロリコンであることがわかる。
ホモに目覚め鈴木を襲うが、ジェニファーへの愛は変わりないようである。
この世の中のロリコン(即ち大人の80%)を全員殺そうとするかなりの危険人物でもある。

【能力】

おじいさんに忍法を教えられており、たった一人でATBとタケ・ヨシキを圧倒、身体能力を遺憾なく発揮した。
ワゴン車をもぶち抜く破壊力を持つ、「奨学金パンチ」なる技を使う。

【その他】

二十二話で鈴木の彼女が「手駒にとるのは簡単」と発言している。しかし、現時点では鈴木を襲った他にはジェニファーや現在の純一たちに敵対するような行動はとっていない。

夢の中の純一

第二話

がらくたの集積所のような場所(恵子の自宅の可能性が高い)で、がらくたの山の上に立っている誰かと言い争っていた。
この映像は、ジェニファーと純一が結ばれ一つになる方法を和江に思いつかせるきっかけになった。

第七話

真っ暗な部屋の中で、布団の上に寝ている誰か(二人)に金属バットを振り下ろしていた。(二人の内の一人は恵子?)

第十四話(鈴木の彼女の見た夢)

女の子として蘇る。その女の子の顔はいわれてみれば純一になんとなく似ている。
魂が乗り移ってから、自分の能力が上がったと思い込み、泥棒を試みるが失敗する。

革命を起こすことを決意し、まずはおじいさん(生まれ変わり)を逆マインドコントロールして宗教を嫌わせようとした。

ジェニファーらと「空の家」で生活するも、後に脱走する。
2009年12月31日(木) 17:52:18 Modified by ID:Z8HXuqb36g




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