TOGAF Version 9対応。「抄訳」という言葉を使ってみたかったのですが、公式なものでもないですしね...

組織の情報システムについて、その基礎的な編成を実証する。情報システムの具体的な設計、実装案、詳細設計を行うのではないことに注意。
そもそもArchitectureというのは非常に抽象的な世界のお話なのです。だから、具体的、詳細なお話は絶対やっちゃダメ。

Information Systems Architecturesでは、データ、アプリケーション・ドメインにおけるアーキテクチャ策定を行う。
具体的には、Business Architecturesでまとめたアーキテクチャを実現するためには、どんなITシステム(データ、アプリケーション)を構成するのか、をアーキテクチャとしてまとめるわけです。

このフェーズでは、異なる2ドメインのアーキテクチャを策定する都合、次の2つのアーキテクチャ活動を行う。
Data Architecture
Application Architecture
  • top-down design and bottom-up implementation
2つのアーキテクチャ活動は並行稼働することもあるが、セオリーとしては前者を先に実施する。

Data-Driven

Steven H.SpewakのEAP (Enterprise Architecture Planning)で推奨。
次の順序で実装する。
  1. データを生成するアプリケーション
  2. データを加工するアプリケーション
  3. データを保管するアプリケーション

メンバーのみ編集できます