１、安田精肉マシンガンズ（A）
「安価、安全、安定」をモットーに肉食品を取り扱っている。
歴史が長く精肉業の代表企業であり、様々な人から愛されている企業。
野球チームも伝統的な強豪であり、「安田」と「肉」をヒントに安打を量産する打撃力強化を
チーム理念としている。毎日欠かさず過酷な練習によって得られた打撃能力は相手投手を
打ち込んでいくには十分すぎる水準である。しかし、伝統を重んじるせいか「安打重視」という
観念がなかなか捨てきれず長打力に欠ける面があるのが不安要素である。投手力も「マシンガン継投」と呼ばれ
各投手が平均的な能力を持っているが、それもも万全とは言えず、たとえ打線が打ち込んでも逆に打ち込まれてしまうおそれがある。
その状況に耐え切れなくなった監督が天空から何者かを降臨させたという噂があるが、
所詮は噂であろう。自慢のマシンガン打線が相手チームに致命傷を与えることができるかが
このチームの勝利の鍵である。
第２回では準優勝と匠銀行相手に苦杯を舐めたマシンガンズ。前評判の「マシンガン打線」は不発に終わり、悔しい結果であろう。
第２回に向け、打撃力増強と、「マシンガン継投」の確立を目下の目標に、第２回では優勝に輝くことが出来るかがポイントである。
２、火事場重工バカリキー（K）
九州に本社を置く重工業の大企業。毎日重い物資を運び、重労働も
多いことから、自然と力が付き長距離打者として成長した選手が多い。
また、支社から力に自信をもち野球経験のある社員はすべて本社へ配属野球チーム
に入団といった徹底ぶりもみせている。打線は点を取られても「ホームランで取り返す」
というチーム指向から圧倒的な長打力を誇るが、その分三振が多い、足が遅い、守備が
薄い等、重量級打線の典型的な弱点もある。
また、投手陣にも不安を残し、打ち込まれてしまう危険性がある。
大会では投手が「炎上」するのではなく、「バカヂカラ打線」とよばれる強力打線が「炎上」すれば十分優勝の狙えるチームだ。
なお、野球漫画ファンはご存知あの三塁手も、リードオフマンとして練習を開始したとの情報が入ってきている。
第１回では「バカヂカラ打線」が恐れられていたものの、思うようにボールをスタンドへ運べなかった火事場重工。
更なる一発構成の打線にするべく、第２回に向け新選手の採用を始めたようだ。
３、
{
偉（韋）駄天急便ブリッツ（B）
現代には珍しい飛脚式で、お客様の元へ荷物を運ぶ。
一見好印象な企業であるが、現実は「配達車コストの削減」が理由の
いわゆるブ●ッ●企業である。
しかし毎日の走り込み（？）が功を奏し、走力抜群の機動力のあるチームになっている
ほとんどの野手が俊足で、特に上位打線は陸上選手と並みの瞬発力を持っている。
その走塁技術でダイヤモンドをかき乱し、相手投手に「塁に進まれる恐怖」を与える。
投手陣も速球派を中心にバランスが取れている。だが速さを意識するほかエラーや失投
など思いもよらないミスを起こしてしまうことが心配される。また、打線が決定力に欠ける
ことも大きな不安なところである。日々の配達で鍛え抜いた脚力で瞬発力のある野球を
見せることができるかがポイントだ。
第１回では、圧倒的な打率を誇ったが、甲子園の「彗星理論」再び。とはいかず７位という結果に終わったブリッツ。
第２回までに更に、走塁力のある野手、そして飛鳥３、原に並ぶ速球派投手を軸にヘッドハンティングしている模様。
４、匠銀行ディフェンサーズ（T）
「万全なセキュリティー、最高の技術でお客様の財産を死守する」
ことを社訓としている銀行。お客様からあずかった貯金は何重にもロックされた巨大金庫に
保管、24時間体制で警備。など、匠の技で顧客からの信頼もあつい。
それは野球チームにも反映されており、最高の守備技術、盤石な投手陣を軸に
ロースコアでの勝利を得意とする。しかし、打撃力に乏しく得点をかせげないため
ある意味「地味な野球」である。投手はエースを筆頭に高い能力を持っているが、アクが
強い選手が多いため、傾向を熟知されると打ち込まれてしまうだろう。
一番の課題の「長打力」改善のため何人か助っ人を雇用しているようだが、それでも
その選手の孤軍奮闘になる流れは否めない。
社訓のように少ない得点を圧倒的守備力で「死守」できるかが見どころである。
第１回では、「鉄壁」の守備と投手陣、更には評価の低かった打撃力も実戦では覆したディフェンサーズは見事優勝の座に輝いた。
第２回でも、その方針を崩す事なく、「鉄壁」と「恐怖の３、４、８番打者」という戦法でくるのか、それとも方針を変えて、試験的な試合を見せるか。
王者の余裕がうかがえる同チームの動向が楽しみである。
5、大丈夫生命デース（D）
以前は生命保険会社の中でも冴えない企業であったが、
近年新社長によって魅力的かつ危険なプランが作成され話題になっている保険会社である。
野球チームも弱小であったが、社長が監督に就任してから謎の急成長を遂げた。
ちなみに新監督は独国の博士であるという情報が入っているがそれと急成長の関連性は
全くの謎に包まれている。
野手投手共にバランスのある選手が揃っており、すべての能力が平均以上である。
バランスを生かした攻撃、投球、守備は安定しており、どのような戦い方もできるチーム
である。また投手には絶対的なエースが存在、他の投手も平均以上の能力で
失点を許さない。大きな穴もなくバランスがとれているが平均的なのが「弱点」である。
均整のとれた選手が強豪を相手にいかにして勝利をつかんでいくかに注目したい。
また、野手に新監督の息子がいるらしいのだがそれも未確認である。
第１回では、長打力と決定力不足で6位に泣いたデース。
しかし、デースの首脳陣、選手はここでは終わらないだろう。監督の鋭いスカウト力、そして科学的見地から捉えた戦術で
第２回は「デース野球は世界一！」と言わしめることができるか。
６、逆境工業ガッツマン（G）
どこかで聞いたことのある名前であるが気にしない、逆境にめっぽう強い企業である。
以前に倒産の危機を迎えたが、その際にも持ち前の逆境で建て直し、
今となっては大企業にまで成長している会社。ちなみに弊社採用基準は
「逆境にも立ち向かい、精神的に暑苦しい男女」である。
野球チームは強豪であり、今大会の常連である。野手も火事場、安田に匹敵する
打撃力と、韋駄天に追随する走力、守備も匠とまではいかないながらも、
どの能力も水準以上である。投手も好投手が集まっている。
しかし不調のときはとことん打てない打線と、大量得点を許してしまう甘さがあり、
リードされるのが普通であるが、逆境魂でどこまで食らいついて行くことができるか楽しみである。
なお、甲子園に出場しある意味注目の的になったあの方が同企業に就職をし、アップを始めているらしいが、確認は取れていない。
チームバランスは良いものの、エースの炎上などで8位という惨めな結果に終わってしまったガッツマン。
しかし、筆者は同チームの実力はこんなものではないと考える。名前通り逆境に立たされてしまった逆境工業。
第２回では逆境から栄冠を掴み取ることができるのか。第２回大会でも注目のチームである。
７、帝国財閥ジャスティス（J）
日本で唯一生き残った伝説の財閥。社員は各方面で大活躍
をあげている「ヒーロー」揃いで、企業ながらファンクラブを持つという異質なチームである。
とりあえず全員が人気者で我が強いため、これをうまくコントロールしている上層部は
素晴らしいという他ない。チームも人気の選手が集結しており、他チームと比べ
チャンスを作り、チャンスで得点、ピンチ、強い選手にも強い選手が多く華麗に点をとり華麗に
点を守る。問題点としては自分が自分がという思考の選手が多いため、よくチーム内分裂を
しているらしいが、不明である。厨２病患者が多いとも言われているが知らない。
選手には、老若男女から長く愛される魚介類の王様、日曜日は必ず見たことがあるだろう
ある家族の最強幼児、名前を知らない人は居ない安くて打べると頭がキーンとするアイス
などなどビッグネームが揃っている。また投手にすごく可愛い女の子がいるらしい。
ちなみに全員が人気者であるとは限らず、また人気の割に実力の伴わない選手がいるのも
事実である。
前評判では燃えると噂の投手陣がさほど燃えることなく、４位で第１回を終えたジャスティス。
しかし、正義がこの順位で納得しているとは到底思えない。
第２回ではさらなる正義感の持ち主を集め、ヒーローとなることができるか。
８、得々通信ミラクルズ（M）
「お得に、素早い通信を」をキャッチフレーズとする通信会社。
規模は小さいものの要領が良く、良心的な料金設定で利用する人が多い。
各社員が特別な能力をもっており、専門的な分野で活躍していることが、
企業に大きな安定感を与えている。また海外にも積極的に進出し「奇跡」の成功を収めている。
野球チームも特別な能力をもった選手を多く擁し、また基本的な能力も高いので、
今大会のダークホースとの呼び名が高い。
しかし不調時の場合結果を残せない者も多く、好調時との差に若干のムラがある。
投手は軟投派を軸に優秀な選手が集まっているが、各自のもつ特別な能力が
悪い方向へ向かうとノックアウトされる危険性もあり、ある意味このチームは
ギャンブル野球である。特別な能力がどう試合に作用するか、また4番バッターが
甲子園でも活躍したあの打者であるので、そこに着目したい。
選手能力の高さで、第１回大会のダークホースとしての呼び名も高かったミラクルズだったが、優勝、準優勝のひしめいた�汽屮蹈奪�で
予選敗退、５位に終わった。第２回大会では姉妹チームのナシーズが参入する。姉妹とはいえ、ライバルとして、ナシーズのフレッシュさに負けない
ような活躍ぶりで第２回は「奇跡」を起こすことができるか、非常に興味深いところである。
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