「今日のおじちゃんは少し様子がおかしいでやんす」
カンタはなんとなくそう思った。
元気がないというか、動きが悪いというか、とにかくそんな感じ。
実際に今日の練習では珍しくエラーをしていたし、打撃の方でもボテボテのゴロやフライが多く、いつもの快音を聞くことができなかった。
(何かあったのかなぁ)
そう考えてはみるものの、所詮は子供、頭にいい考えが浮かぶ事はない。だが、おじちゃんには元気になってもらいたい。
(……こうなったらリサーチするしかないでやんすね)
少し犯罪なのかもしれないが、これも世のため人のため商店街のため。
カンタは一肌脱ぐことにした。眼鏡がキラリと光った。

夕方になり、夕日で辺りが橙色に染まっていく。買い物をすませ、ブキウキ商店街から我が家へと帰っていく人影もちらほらと。
そんな風景を見ながら、小波とカンタもそれぞれの我が家へと帰っている。
………もっとも片方は居候なのだけど。
「小波さん、今日はどうしたでやんす?」
「ん、何がだい?」
少し心配そうなカンタ。対する小波はよく分からない顔をしている。
「だって今日は少し調子が悪かったじゃない。風邪でもひいたの?」
「いや………………う〜ん、まぁ大丈夫だよ。いろいろあって、少し疲れてるだけだって」
「ふーん。ならいいんだけど……」
そうは言ってもやはり少しおかしい。言葉の歯切れが悪いし、足取りも重い気がする。やっぱり何かあったのだろうか。
そんな事を考えながら歩いているうちに、カレー屋カシミールが目に入った。ガラスごしに奈津姫が見える。
「なら今日はしっかり休んで、明日は元気になってよね」
「うん、分かったよ」
バイバーイと手を振って、走り出すカンタ。その姿がカレー屋の中へと消えていく。
一人取り残される小波、その頬を一筋のマンガ汗が垂れる。
カンタの言う通りだった。彼には一つ心配事があった。


「昨日から武美が少し怖い」
小波はしみじみと、だが切実にそう感じていた。
見た目はいつもと同じでニコニコと、へらへらとしているのだが、雰囲気というかオーラが何か違う。例えるなら、笑顔を振り撒くメカゴジラと言ったところか。
一昨日の夜少し調子にのったのがいけなかったのかもしれない。昨日から小波の前では常に笑顔なのが逆に怖かった。
「……………………はぁ」
小波の口からため息がもれる。どこと無く気分は、悪い事をして先生に親に親に報告された小学生の放課後そのもの。
十歳児に怯える大人って何なんなんだ、と悲しくなってくる。
「……そうさ、何を怯える必要があるんだ。大丈夫だ、武美はいつも通りなんだ。大丈夫……大丈夫なんだ……」
そう自分を励ますが、歩くペースが上がる事はない。脇道に入り、わざと遠回りするところがまた小学生ぽかった。
しかし、どのみち帰らなければいけないのだ。今はテントすら手元にないのだから。

そうこうしている間に武美の家の前にたどり着いてしまった。悪魔城に着いてしまった気分。
小波の頬を一筋の汗が流れて、落ちる。
「はぁ………」
ため息を一つ。そしてドアノブに手をかけた………が、そこで止まる。
(……………いやな予感がする)
腕が動かない。本能が告げている、家の中では何かが待っている、と。きっと嫌な何かが。
開けた瞬間に何かが飛んでくるかもしれない。もしかしたら上からタライが落ちてくるかもしれない。ひょっとしてコードでぐるぐる巻きにされるとか?
武美ならやりかねない。いや、冗談抜きで。
(…………よし!)
何がきてもいいように身構える。大丈夫、準備は万端だ。

ガチャ!

小波は扉を勢いよく開けた。
………結果から言うと、小波が予想していた事は全くおこらなかった。
パンチがくるわけでもなく、鍋が落ちてくるわけでもなかった。
小波を待っていたのは

「あ、おかえり〜」

とびっきりの笑顔の武美だった。


「あれ、小波さん?」
「……………………へっ?え、あ、た、ただいま」
予想外の事に小波の反応が少し遅れる。武美のおかえりの声さえよく聞こえなかったらしい。
「……どうしたの?何かあった?」
「う………いや、何にもないさ」
今、目の前でおこってるよ、とは口が裂けても言えなかった。
「そお? あ、ご飯できてるから早く着替えてきてねー」
そう言いながら、パタパタと武美は居間へと消えていく。その後ろ姿を呆然と見続ける小波。
おかしい。自分が感じたあの寒気はいったいなんだったのだろうか。
(…………まぁ、今はいいか。腹もへったし)
不安を感じずにはいられないものの、今はご飯を食べる事にする。腹が減っては何とやらって言うし………。
寒気の事は後で考えようと自室へと歩いていく小波。
………………だけど、それがいけなかった。


目が覚めるとそこは雪国だった、なんて事はなく見馴れた天井が広がっていた。
「…………やられた」
素直にそう思い、呟く。
あのあと食卓に行くと、ばらばらに崩れたのを無理矢理固めたハンバーグらしきものが並べられていた。
まぁいつものことだ、と小波は気にもしなかったのだがそれが命取りとなった。
「さぁさぁ、早く食べようよ」
と、相変わらずの武美との食事が始まる。
見た目はともかく、武美の料理はおいしい。何より肉だ、小波はかなりのペースで平らげていく。
「…………ん?」
体の異変に気づいた時にはもう後の祭。脱力感、体に力が入らない。
「くそ………こういう………こと…………か………」
おそらく睡眠薬か何かを盛られたのだろう。雑学ガール武美の漢方の力に勝てるはずもない。かなりの睡魔が小波を襲う。
最後の力を振り絞り上を向いた。そこにあったのは、これでもかというくらい笑顔の武美の顔だった。
小波の意識はそこで途切れた。

そして状況は現在に至る。
小波の弱点をついた見事な作戦、今度から食事には少し注意しようと思った。
「……今何時なんだ?」
どれくらい寝ていたのだろう。
起き上がろうと腰に力をいれる。

「なっ!」
起き上がれない。右腕が動かない。
いや右腕だけじゃない。左腕も、右足も、左足も、四肢が全部動かない。
唯一動く顔を動かして、自分の状態を確かめる。
「…………え゙?」
目を疑った。手足が紐でベッドに括りつけられている。それはもう、ま結びでしっかりと、ぎっちりと。
これでは起き上がるどころか身動きすらとれない。小波から冷や汗が溢れだしてきた。
自分はこれからどうなるんだろうか、そんな事を思っていると

「あ、小波さん。起きた?」
状況とは不釣り合いな明るい声と一緒に、武美がドアの向こう側からやって来た。
「武美…………」
ジト目で睨みながら言う。
「説明してもらおうか。なんで俺はこうなってるのか」
そう言った瞬間、武美の目付きが変わった。一瞬怯む小波。
本当に分んないの?と言いた気な視線が小波を貫く。
「説明………………………してあげようか?」
「お、お願いします」
十歳相手に何故か敬語になる。
「簡単に言うならね、一昨日の仕返し、かな」
「一昨日?……………………………あぁ……」
合点がいく、どうやら自分の予想は当たっていたらしい。
「ほんと凄かったよね。あたしが『もう無理……』って言ったのにやり続けて」
「いや、まぁ………うん」
「腰が立たなくなるまでやるなんてさ。研究所でもこんなに出来る人いなかったよ」
「えっと………、その、ごめんなさい」
最初に誘ったのは武美で、やってる最中もどこか幸せそうだったから罪悪感はあまりなかったのだが。
「そー言う訳で、小波さんにも同じ目にあってもらおうと思って」
「お、同じって?」
「あれ、実はもう分かってるんじゃない?」
近づいてくる武美。新しいおもちゃを見つけた子供のような表情をしている。
小波が寝るベッドの横に立つと
「こーゆーこと」
小波のズボンを一気にずり落とした。

「おおー、相変わらず立派だねぇ」
布の下から現れたのは堂々とそびえ立つチョモランマ。
すでにギンギンにいきり立っていて、びくびくと波打っている。
小波の息が荒くなってくる。体が熱い、いつもはこんな事にはならないのだが。
「……………なぁ、何を飲ませたんだ?」
「ん?え〜と、ネットで買った薬。あ、一応毒じゃないから安心して」
やっぱり。
昨日仕返ししなかったのはこれの準備のためか。
「さぁさぁ、抵抗はあきらめておとなしく搾られてよ」
武美の手が股間へと伸びる。息子に少し触れたかと思うと、裏筋をすっとなぞった。
「うっ!」
小波の体が震える。微笑む武美。
「ほほう、こうプレイも好きだとみた」
「…………いや、好きじゃないって」
「ふーん。でも体は正直だよねぇ」
どこの親父だ。
武美の手が巧に小波を刺激する。左で袋をもみながら右で上下に擦る。
先端から透明な粘い液体が溢れ、武美と小波を濡らしていく。
「うっ、あっ!………うぁ」
上下に擦りながら鬼頭を攻める。何十回もの行為の中で見つけた小波の弱点だった。
それにしても敏感すぎる。薬が恨めしかった。
武美が顔を息子に近づけていく。
「ん〜。これ入るかな………」
独り言の様に呟くと、先端を少し口の中に入れた。
「うぉっ!」
「ん〜〜、やっはりおおひいへぇ」
穴が、鬼頭が、攻めらる。
穴を舌でクリクリと刺激したかと思うと、鬼頭を沿うように先端で嘗めていく。
アイスクリームを嘗める様にチロチロと、ペロペロと。
唇や舌独特の柔らかい刺激を息子全体で感じた。
更に刺激を与え続ける。
手も加えて唇、舌、手の三連攻撃。敏感になっている小波が耐えれるはずもなく
「た、武美…………でる……!」
小波がそう呟くと、さっきまで気持ちよさそうに続けていた動きを、武美は急に止めた。


「………………………………なんでだ」
再び睨みながら言う。
男にとっても寸止めは、かなりの苦痛なんだから仕方ない。
「あれ、忘れたの?これはお仕置きなんだからね。出したいなら、ちゃんとお願いしてくれなきゃ」
とびっきりの笑顔で返す武美。ただし、目がマジだと言っている。出したいなら
『お願いです。出させてください!』
と言え、と
(い、言えるかぁぁぁぁぁぁ!)
今はこんな状態でも、自分はナイスガイ。そんなこと言うなんてプライドが許さない。
何も言わずに、ぷいと顔を横に背けた。
「む、小波さん反抗的だね」
少しつまらなそうに、怒った様に頬を膨らませる。
子供っぽい所が滲み出て、こんな状況じゃなかったら本当に微笑ましい。
突然武美が立ち上がった。少し短めのスカートから白いショーツが見え隠れする。
「こんな悪い人には…………こうだ!」
そう言うやいなや、足で小波の息子を踏み付けた。
「ひゃいぃ!?」
変な声が小波の口から出る。
靴下のまた違った感触が小波を襲う。足の裏のフニフニとした柔らかさ、布のサラサラとした摩擦。
ぐりぐりと踏んだ後に、指で挟んで前後に擦る。
不慣れでアンバランスな快感が不思議と気持ち良かった。
「あれ、小波さんのびくびくしてる。もしかして…………………変態さん?」
「変な事を……言う……うっ!」
小波の体が一段と震えた。
「うあぁぁぁぁ………………!」
息子から精液が飛び出てくる。
「きゃあ!」
高く上がった精液が靴下や武美の顔を白く汚していく。自分にも少しかかったが気にしない。
精液が頬を武美の顔を垂れていく、その眺めは少しエッチだった。
「うわぁ…………ベタベタぁ……」
指で顔に付いた精液を拭う。そのまま拭った指を口の中にいれる武美。
「ん〜。やっぱりおいしくはないよね」
「………そりゃそうだろ」
突然片足を小波の顔の前に差し出す。
「………………? どうしたんだ、足なんか出して」
「いや、舐めるかな〜って」
「舐めるか!」
「だよねぇ。本当に舐められたらどうしようかと思ったよ」
安心した様に、でもどこか残念そうに武美は足を引っ込めた。

「さてと、次はあたしの番かな」
するりとスカートを脱ぐ。白いショーツ、正面についた赤いリボンが可愛いらしい。
子供っぽいなと言うと怒るので口には出さないでおく。
「よいしょっと」
武美が小波に跨がった。
小波の目の前には薄い布一枚挟んで武美の股間、女の甘い香りがする。
「じゃあ、一生懸命気持ちよくさせてね」
笑顔で武美はそう言って、下半身を小波の顔に押し付けた。
「んふぅ!」
股間が押し付けられる。鼻が溝を擦る、舌や唇で秘所を濡らす。呼吸する度に武美の臭いが体中に充満した。
小波の息子をくわえる武美、下半身をモゾモゾと揺らしながらチュプチュプと刺激を与えていく。
69。ただし片方は半強制的だが。
小波の息子からは少し精液の味がした。
「ん………はぁ………んふぅ」
武美から色っぽい声が出始める。
ショーツが湿っているのは小波の唾液なのか、それとも武美の愛液なのか。
「ん! ………はぁ………ぁは、うぁ!」
時より腰をピクッと突き上げる。舐めながらの愛撫だからだろうか、武美の股間はもうとろとろに熱かった。
小波が動けたなら、即食べられてしまうだろう。
「ふぁ………ん、ん、………ふぁあ………もう、ダメ……」
そう言って腰を少し浮かせた。手をショーツにかけ、小波の顔の上でするりと脱いだ。
徐々にあらわになるお尻、ショーツから糸を引くほど熱い秘部、顔に落ちてくる白い布。
淫らな光景を目の前で見せつけられた小波の体は急激に勢いを増した。
体の向きを変えて、再び小波に跨がる武美。俗に言う騎乗位、端から見ると逆レイプっぽいのだが。
「小波さん………入れるよ?」
小波の息子を自分の入り口へと誘導する。
先端を入り口付近でクチュクチュと馴らした後、武美は小波をくわえ込んだ。


「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
入った、だがそれだけで武美の動きが止まる。
入れただけで達してしまったのか、武美の中はびくびくと震えていた。
しかも腰が抜けてしまった。立つことができない。
「うぁ……………大きい………どうしよう………」
必死で小波に手を付いて体重を支えている。
薬で大きくなった小波の息子は武美の膣内を全部使ってもまだ入りきらなかった。
手を離してしまったら巨大な小波の息子に奥の奥まで貫かれてしまうだろう。
手が震える。力尽きるのも時間の問題だ。
薬で大きくなった息子、身動きが取れない小波。自分の仕打ちがこんな事になるとは思わなかった。
「こ、小波さん……抜いて……」
「いや、無理だって」
「うわ、動かないで………………って、きゃあ!!」
手が滑って、小波から離れた。重力に従って武美の体が一気に下に落ちる。
ズン!
「うあああ!!…………………あ、うぁ……」
全身を貫かれたような衝撃が武美を襲う。
小波の先端が子宮の入り口にコツコツと何度も当たり、その度に軽く達してしまう。
「ふぁぁぁ……ダメ、こわれ、る………あ゙あ゙!」
何とかして抜こうと、体をよじればよじるほど刺激が武美を攻め立てる。ぐりぐりと中で小波が暴れ回る。
何度も達し、体はびくびくと震えて止まらない。
気絶しそうになっても更なる刺激で現実に押し戻される。
それは快感と言う名の地獄だった。
「あ゙あ゙あ゙ぁぁぁ……………ひぅぅ!」
もはや呂律も回らない。顔は涙と涎れでぐちゃぐちゃだ。
小波も何とかしようとするが、それも武美を絶頂に運ぶだけ。ヒクヒクと秘部が痙攣しているのが分かる。
「た、武美……………だすぞ!」
「ぅぁぁ……ぁぁあ……ふぁぁ……」
力のない声しか返ってこない。意識があるのかどうかさえ怪しい。
出来るだけ早く、刺激を与えないように達しようと、小波は優しく腰を動かしていく。そして
「うぁっ!………あ、あぁ……ぁぁぁ」
小波も絶頂に達した。子宮に精液が流し込まれる。中が熱い。
入りきらない精子が武美と繋がっている所から溢れ出してきた。
お腹に入る熱い感覚がまた快楽を与えたのだろうか、武美は
「ゔぁ………ぁあ………あぁ………」
と僅かに声を漏らす。だがそれっきり動かなくなってしまった。
元気がなくなり、緩くなる息子。武美は小波の上にばったりと倒れこんだ。
「武美!?」
「………………」
返事は返ってこない。だが大丈夫そうだ。
おそらく気絶したか寝てしまったかのどちらかだろう、ドクドクと胸に武美の鼓動を感じる。
それに小波の胸に疼く武美の表情はどこか幸せそうだった。
「……………………やれやれ」
起こしてしまうのは忍びない。小波はしばらくはこのままでいる事にした。
しかし、縛られた男に抱き着く女……、実にシュールな光景だ。

それから30分くらいした頃だろうか、武美はようやく目を覚ました。
目は虚ろ、まだ力が入らないのか、小波の上でぼーっとしているが。
「………………武美、大丈夫か?」
「………………うん、大丈夫」
そう言って頭を小波の胸に預ける。背中に手を廻す、小波を抱きしめる体制。
小波も抱きしめ返したいのだが、手が動かないのでは無理な話。
「あ〜あ、失敗しちゃったな〜」
「……………あんまり馴れない事をするなよ」
「うん、ごめん……………………小波って、やっぱり暖かいね」
腕に力を込めて更に小波にしがみつく。小波の臭いがする。少し汗臭いがいい香り。
軽く唇を合わせた後、武美は続ける。
「…………自分でやるのもけっこう気持ちいいけどさ、やっぱり小波さんにしてもらうのが1番だって分かったよ」
「そ、そうか?」
何とも嬉しい事を言ってくれる。素直で真っ直ぐな言葉。
そんな事を聞いたら、もう可愛いなぁ。抱き寄せてかいぐりかいぐりしたいなぁ、となるわけで。
「じゃあ、これを外してくれないか?」
視線で紐を示しながら言う。さっきから本当に邪魔で邪魔でしょうがない。
「あっ、それはダメ」
ぴしゃりと跳ね退けられた。
空気が固まる。胸で小動物の様になっている武美を除いて。
「……………なんでだ」
「だってなんか悔しいじゃん。あたしがお仕置きされたみたいで」
顔を上げて小波を覗き込む武美。目が爛々と輝いている。さっきまでの甘い空気はいったいなんだったのか。
「だからさ、第2ラウンド始めるからね」
そう言って再び唇を奪う。合わせるだけじゃない、舌も使った大人のキス。
悲しいかな、反応してしまうのが男の性。元気になった息子を武美はわしづかみにした。
「お、おい、ちょっと待てって!」
「だが断る!」
「いや、ちょっ、待て!…………うぁぁああ!」
その夜、武美の家から電気が消えることはなく、中からは男の悲鳴の様な声がし続けた。


ちなみに、武美の宣言通り小波は腰が抜けるまで搾り取られたため、次の日練習を休んだ。

武美も腰が抜けるほどやってしまった為、次の日は二人仲良くお休みする事になった。
次の次の日、理由の説明をカンタに迫られ冷や汗を流す事になるのだが、それはまた別の話。

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