まだ人類が地球という星に住み、宇宙を開拓する以前から主にアニメや漫画などで描かれてきたいわゆる“ロボット”は、コテツ星で、かつて想像されたままの形態で現在でも見られる。

ブラックと名の付けられたロボットは、コテツに多いタイプとは見てくれは多少異なる物の、ビジュアル性を全く無視した形状をしていた。
そんなブラックであったが、その容姿はあくまで仮の外殻であり、その中にある本体は、頭にアンテナのような物が二本ついている点を除き、完全に人間の少女の姿をしているのであった。

「ねえ、ブラックさん。少し内部見せてもらってもいいですか?」
そんなブラックに、テクノロジストであるテラーが興味を持たないはずはなく、惑星間移動中、お互いに暇な時間を狙ってそう申しでた。
「…うん。」
頷きと共に、小さく言葉を発する。それも、機械的ではない、肉声といった感じの声質をしている。
早速、ブラックを探ろうとするテラーであるが、体表に開くところは見当たらなかった。
「ブラックさん、内部へのカバーどこですか?」
その問いへの反応に、テラーは驚愕した。ブラックは、テラーが今まで体表面だと思っていた部分をまるで衣服のように脱ぎ捨てて、その下の層を露にさせたのだ。
「…ここまでが露出できる最下層。これ以上の内部の露出は、構造上不可能。」
…テラーは長い間ロボットに触れてきており、複数層あるロボットは何度か見てきたのだが、ブラックが見せた最下層は、今まで見たロボットの最下層とは根本的に違っているのだ。

ブラックが見せた最下層は、完全に女性の裸体を模した形状をしていた。

彼女には、小振りながら乳房も、乳首も、臍も、…そして女性器までもが、備わっているのだ。
…女性型ロボットというものも確かにあり、それらは女性的な身体を持っているのだが、あくまでセクサロイド的なものとして存在する。ブラックのように、戦闘をする機能を持ち、女性的身体を持ったロボットは、流石のテラーも見たことがなかった。


「…。」
常識を覆されたテラーは、ただまじまじとブラックの裸体を見つめている。
そして、ブラックは再びテラーが持っている「機械」という概念を打ち砕く反応を見せた。
何と彼女は、顔を紅潮させ、テラーから目を逸らしたのだ。
人間ならば、このような状況下において、恥ずかしさか…または興奮によって、顔を赤くさせるのは当然のことであるが、彼女は機械なのだ。その赤の元となる、血液さえ流れていないのだ。愛玩用ロボットにだって、このような反応をする機能を持ったものなどいない。
…ブラックの様々な非機械的反応に、テラーの知的探究心、好奇心は暴走した。
「顔、赤くしちゃって、どうしたんですか?」
「…わからないけど、こうなったのは最下層を露出してから。…どこかヒートしているのかもしれない。」
「大丈夫ですか?…とりあえず、どこが悪いのか調べてみますね。」
そう言って、テラーはブラックの乳首に手を這わせた。
「…ん。」
ブラックは小さく声をあげた。
「…もっと熱くなった。」
「あ、ごめんなさい。」
口ではそう言いつつも、テラーは愛撫をやめない。受けるブラックも、小さな喘ぎ声をあげ続ける。
テラーの好奇心は止まらない。手での愛撫をやめ、今度は舌で乳首の愛撫を始める。
「んぁぁ…!」
ブラックは手でのときより大きな声をあげ、さらに顔を上気させる。
そして、女性器に当たる部分がわずかに湿り気を帯び始めた。そして、よろよろとして膝をつく。
「ん…!もう、やめて…。壊れそう…。」
懇願するようなブラックの声。
「大丈夫ですよ。壊れても私が何とかします。」
しかし、テラーにやめる気はない。
…この子には、どこまで“性”があるんだろう…もはやテラーの好奇心を止めることは出来なかった。
膝をついたブラックをそのまま寝かせて、ブラックの女性器に、舌を入れて動かす。
「…あっ!…はぁぁ…!」
舌の動きにあわせて声をあげるブラック。
「…んなぁぁぁ!!」
…そして、体を大きく振るわせながら、内部から大量の液体を放出させた。


…翌日
「…ねえテラー。」
「何ですか、ブラックさん?」
「…昨日から、調子が変…。
「じゃあ、また見てあげますね。」

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