ジャジメント、会長室
 いかつい老人が黒革のソファにドンッとふんぞりかえっていた。
 突き出された股間にはブロンドの美人秘書が顔を埋めていた。
 彼女は会長の前にひざまずきナニを愛しそうに咥え込んでピチャピチャ卑猥な音をたてていた。
「ルッカ君……これは一体なんのマネだね?」
「会長……きょうが何の日かご存知ありませんか?」
「……ウウン?」
「女性が心から尊敬する男性の(ピーッ)を頂戴する日でございます」
「そうだった…か?」
「私が手に入れた情報に間違いなどございません」
「その情報はどこから……?」
「我が社がスポンサーを務めるシンセツ高校からでございます」
「そうか……しかし、ううん」
「……会長、奉仕を再開してもよろしいでしょうか?」
 怪訝な顔をしながらも会長は一応頷く。
 お許しがでるや美人秘書は一物をおいしそうに舐めはじめた。
 会長のナニから僅かな時間も口をはなしたくないらしい。
 心から尊敬する男性――まあ、社交辞令だとしても
そう言われて気分が悪くなるはずもない。
 下手にプライドの高いルッカ女史が
頬を上気させ、碧い瞳を潤ませ、男のナニを口に含んで必死で奉仕しているのだから
さきほどのセリフの信憑性は相当高いだろう。
「チャパッ…ンチュ…ズチュ…ンン…んハァ…」
 真紅のルージュを引いた美人秘書の唇にゴルトマン会長の一物がヌポヌポ出入りする光景は
どこぞのエッチなDVDのよう。
 ルッカ女史の美貌も陶酔に緩んでいてアソコを舐めることが心底嬉しそうだ。
 上司に強要されてイヤイヤしゃぶっている風な色は欠片も見当たらない。
 というよりも彼女は自らすすんで
フェラチオ奉仕をやっているのだから当然といえば当然。
(ふっふっふ……ああ、なんという幸福感……
 なんという充足感……
 私は一生アナタ様についていきます……)
 内心で忠誠の言葉をつぶやいたルッカ女史は
咥えている一物をちゅぅうっと頬がへこむほど強く吸い上げた。

「お加減はいかがですか、会長」
「くむぅ、たまらんっ。実に見事なフェラチオだ」
「…んちゅ…ああ、…そんな…れろっ…なんと勿体ないお言葉っ…」
「フム…ルッカ君、ワシのものはどうかね?」
「会長のおペニスはこの上ない美味でございます。
 この味を知ってしまった私はもう……
 他の男のものなど汚物以下にしか思えないでしょう……」
「ククク……そうかそうか」
 なかなか殊勝なことを言ってくれる部下である。
 目尻をさげ潤んだ碧い瞳での上目遣いが色っぽい。
 視線を落とせばタイトスカートからのぞくムチムチの太もも。
 あと少し脚を開けば中身が見えてしまいそうだ。
 秘書のしどけないビジュアルは枯れ切ったはずの老人にさらなる昂りを与えた。
「いかん…もう限界じゃ…むくぅっ」
 会長の口から歓喜の呻きがもれる。
 同時に鈴口から大量の(ぴー)が撃ち出された。
 生臭い(ぴー)が秘書の美貌をねっとりと覆う。
(ああ、私としたことが……なんという失態)
 ルッカは慌てて顔もメガネもベトベトのまま亀頭に唇を被せた。
(ああっ、会長の(ぴー)メン…
 支配者にふさわしい濃厚な味わい…)
 秘書はうっとりと微笑み、
吐き出された(ぴー)をゴックン――一滴漏らさず飲み下した。
「はぁああ〜っっっ…
 んんん〜〜っっ…
 有難うございます、会長」
 頬を赤く染め、微笑するルッカ女史。口端から流れ落ちる液汁を上品にぬぐいとった
 他の者の前では高慢ちきな彼女も
主の前ではフニャフニャととろけた表情をしている。
 恥ずかしそうに俯き、
くねくねと妖艶に体をゆらすその仕草はまるで恋する乙女のようだ。
 艶かしい姿態を見せつけられ、いい年した会長も本格的に欲情した。
 年を重ね、長らく忘れていた感覚だ。
「ルッカ君……覚悟はいいかね」
「はい…会長の仰せのままに(はぁと」
 その日は夜を徹して情事が行われたのだった。
 会長もまだまだ現役なのだ。
タグ

管理人/副管理人のみ編集できます