「ご主人様、コーヒーのおかわりはいかがですか?」
「お前…もう6杯目だぞ?いい加減にしろ。」
ブギウギ商店街の喫茶店、俺は今此処でコーヒーを飲んでいる。
今の状況を説明すると、准がコーヒーのおかわりを持ってきてくれてるのだが―
「あら?まだ飲むと思ってたんですが、違いました?」
「流石に何杯も飲んでれば誰でも飽きるわ!」
この腹黒メイドがマトモに持ってきてくれるわけが無く、まるで嫌がらせのように何杯も持ってきてくれている。
「全く…これで最後にするぞ。この後野球の練習をしなくちゃならないからな。」
「へえ、ご主人様でも野球をするんだ。」
「当たり前だ!俺は野球をする為に……っと」
俺はまだ飲んでいないコーヒーを残して立ち上がる。
「あら、どうしました?ご主人様。」
「トイレだよ。トイレ。」
早足で手洗いに向かおうとしたら足を滑らせてしまい、准に向かって転倒してしまった。
「う、うわっ!」
「きゃっ!」
准を押し倒すようにして俺は倒れた。
視界がブラックアウトし、周囲を見渡そうと起き上がろうとしたら、ふにゃ、と右手に柔らかい感触が伝わる。
確認してみると、俺の右手が准の胸を鷲掴みするように触れていた。


「………ご主人様。」
「じ、准!ゴメン!これは決してわざとじゃなくて…」
俺は胸から手を離し、重なっていた准から離れるとその場で謝る。
「…私の胸を触った代償は、大きいですよ?」
「い、いや、悪かったって、ごふぅっ!?」
気がつくと、准の拳が俺の腹にめり込んでいた。
そして次の瞬間、激痛と共に再び視界がブラックアウトした。

二度目のブラックアウトから目が覚めると、最初に見知らぬ家の天井が視界に入った。
一体何が起こったのか確認しようとしたら、体が動かせなかった。
「!?」
よく見てみると、服を全部脱がされていて、身体が拘束具でベッドに固定されている。
なんとか脱け出そうと必死にもがいていると、奥の部屋から准がやってきた。…全裸で。
「准…何のつもりだ。」
「あら?忘れましたんですか?先程の恥ずべき行為を。」
准は笑顔で言葉を返してくるが、絶大なプレッシャーを感じる。
「だから、謝るって言ってるだろ?許してくれよ。」
「私の胸を触ったからには、タダではすませません。」
准を俺の謝罪をまるで却下するのように言葉を返すと、俺の近くに近寄って座りこむ。
「じゃあ…どうすれば許してくれるんだ?」

「それはですね…」
准は乳房の先端を俺の足に押しつけると、体を上下に動かし始めた。最初は柔らかい感触が伝わったが、徐々に硬くなっていく。
「お、おい!何のつもりだ!?」
「んん…私の…あぁん…恋人になったら…はぁ…許して…あげる…」
准は甘い吐息を漏らしてながら足に乳房の先端を擦りつけつつ、言葉を返した。
「な、何バカな事を言ってるんだ!」
「ふざけてなんて…んあぁ…ないよぉ……あぅ…」
准は快楽を味わいながら甘えるように俺を見つめてくる。
こっちが返事に詰まってる間に准は絶頂を迎え、その場で果ててしまった。
「はぁ…はぁ…小波さん…私の事を…好きになってくれる?」
「い、いや…突然言われても…」
先程までとは全然違うギャップに俺は警戒していた。
絶対、何か企んでると。
「じゃあ…好きになってくれるまで…やり続けてあげるね。」
准は俺が寝かされているベッドに上がると、愛液が垂れている秘部を顔に押しつけてきた。
「んぐぅっ!」
「小波さん…舐めて。」
准は徐々に俺に迫っていき、下半身で顔を埋めていく。
このままでは窒素してしまうので、俺はやむおえず彼女の股を舐め上げた。
「ひゃあん!」
准は悶絶し、小さく震える。

彼女は物足りないのか押しつける力を強くし、擦り上げてきた。
「…ねえ、今度はかき混ぜてよ。」
「っぐ…」
歯向かえば息ができなくなるので、言われるままに舌を准の胎内に挿し込み、ぬちゅ、ぬちゅ、と動かす。
「んん…あぁ…そこ…いいよ…はあん…」
乳房を揺らしながら喘ぐ准。
徐々に乱れていく彼女の姿に俺の理性もどんどん氷のように解けてゆく。
「はあん…ああぁっ!」
暫く舌を動かしていると、大量の愛液が顔にかかると同時に准が絶頂を迎えて後ろに倒れこむ。
「どう…小波さぁん…好きに……なってくれた…?」
「あぁ…准。俺はもうお前にメロメロさ。」俺の理性は氷のように溶けきっていて、准の虜になっていた。
「じゃあ…トドメ…いくね…。」
准はフルサイズになっているペニスに秘部を当てると、重力に従い一気に根本まで埋没させる。
「んんっ…」
准は一瞬辛そうな顔をするがすぐに笑顔に変え、乳房を俺の口に押しつけた。
「私…動くから…小波さん、私のを…舐めてね。」
「ああ。」
准が腰を動かすのを始めると同時に、俺は乳房の先端部分を口に含む。
「やぁ…ふあ…あぁん……いいよ…これ…」

准は上下からの快楽に翻弄され、喘ぎ声を高くしていくと同時に腰を動かすスピードを上げて絶頂へとただひたすらに向かっていく一方、対する俺はただ必死に乳房をしゃぶりながら射精を待つという、ナイスガイとして情けない事をしていた。
数分の間乳房をしゃぶっていたら下半身を痺れが襲ってきた。どうやら射精が近いらしい。
「准…出すぞ…!」
「う…うん…いつでも…」
頭が真っ白になると同時に愉悦が一気に爆発し、准に夥しい量の精がどぴゅ、どぴゅと放出される。
「ふああああぁぁぁん!」
准は悲鳴のような高い声をあげ、腰をやみくもに叩きつけた。
射精が終わると、准は仰向けで下半身を痙攣させながら話しかけてきた。
「どう?小波さん…私の事…大好きになってくれた?」
「ああ、准。大好きだ。」
まるで准の思うがようになるように俺は幸せそうに答えた。…まるで犬のように。

その後、准の喫茶店の手伝いに毎日付き合わされる事になり、この時始めて彼女の陰謀に気付いたのであった。

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