今日も彼女の意味不明な訓練が始まった。やることすること滅茶苦茶なのに
何かと惹かれるのは何故だろう。

「・・・・・・これ」
いつも通り真央は無表情で話しかける。今日はなにやらどろっとした液体を
持っている。・・・これを飲めと?この紫色とピンクのマーブルなこいつを。

「・・・こくっ」
まあいつものことだ。彼女を信じて(表だけ)、その液体を飲むことにした。
「こく・・こく・・・ん!?・・んお!・・ぐおおおおお!!」
いきなり修二は頭が割れんほどに熱くなり、血走った目で周りを睨みながら
咆哮をあげた。だんだん唸り声のような声を上げたと思ったら
いきなり真央を睨み付け、タックルをかました。
「ぐ・・ぐるぁああああああああ!!」
と、とっさに身を翻し、真央は戦闘体制をとった。

「・・・変身」
彼女が小声で言った瞬間、パッと閃光が拡がると同時に、そこには
ヒーローの一人、ブラックがそこに立っていた。
なんと今日は彼女自身の戦闘訓練を行うつもりだったのだ。
主人公は犬の様に唸りながら真央に近づく。そして、両者が飛んだ瞬間、
戦闘が始まった。

彼女が与えた薬は本能を異常に高める薬で、理性が外れる代わりに並外れた
戦闘力を発揮するのだ。実はそうやって修二を少しでも野球以外の筋肉を
使い、パワーアップさせるつもりだった。
 確かに真央の素早さには勝てず、修二の攻撃はひらりひらりとかわされる。
だが時が経つにつれて、彼女は致命的なミスを二つ見落としていたことに気づく。

「・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」
「グルルル・・!」
あれからどれほど時間が経ったのか・・、短期決着型である彼女の華奢な体は
もうスタミナが切れ始めているのに、相手は疲労など
微塵も感じさせず、むしろ今から本気を出すかのように余裕しゃくしゃく
だった。徐々に真央の動きは鈍っているというのに
修二は彼女の行動パターンを読み始め、少しずつ追い詰めていく。

「・・・・・いけない・・・」
必殺技を使えば彼の体は壊れてしまう。だがこのままでは自分の身が危ない。
真央は逃げることをあきらめ、修二が迫ってきたと同時に
背を屈めて地面すれすれに飛び、そのまま峰打ちを喰らわした。
ガツッ!!!


「うっ・・あああっ!!」
こっちが攻撃したはずなのに自分の体が飛ばされていく。理性のない彼は、
一時的に上昇した反射神経で真央の攻撃を避け、ラリアットをかました。
考えない分神経伝達が強化されることまではさすがの彼女も考えていなかった。
ドサッ・・・

「・・・損傷、分析ちゅ・・っぐ・・・」
無表情の彼女が珍しく苦しそうな表情を見せる。木にもたれかかり、
攻撃を食らった胸を押さえ、損傷がないか下の方を見ると、暗い影が覆い
被さる様に近づく。
動けない彼女を見下す彼の目はまさしく獣のような目だった。
「うぅ・・・う・・・ぐるる・」

「・・・・・・・!まさか・・」
本能が強化されるということは、雄として当然持つ本能も強化されてしまう
副作用を彼女は見落としていた。そして胸を押さえてこちらを不安そうな目で
見る彼女はなんと言っても襲うには絶好の格好であった。
彼の手はヘルメットと胸を掴み強引に剥がそうとしていく。

「・・・!!あぁっ・・」
びりっばりばりっ・・!
ヘルメットが剥がされ、彼女の汗に濡れた顔が出てくる。先ほどの攻撃で
耐久力の下がったスーツも、彼の手によって引き裂かれ、小ぶりで形の
整った乳房が露にされた。
そしてそのまま彼は手負いの子猫を容赦なく、襲い始めた


「!ああっ・・あ・・あああ!!」
普段あまり声を上げない真央がか細い悲鳴を上げる。無理もない。
誰にも触れたことのない胸を乱暴に揉まれ、吸われ、噛まれる。
むにゅっぎにっぐにっ・・ちゅくっちゅるっぐぎゅ!

「ひぎ・・あ・・!うう・・・!」
押し倒されて自分より重い彼にのしかかられたその体を起こすことなど
不可能で、体をくねらすことしかできない。だが獣と化した彼に
とってその脆弱な抵抗が嗜虐心を煽り、なおさら体を密着させて彼女の体を
押さえつける。
「ぐるっ・・がぁあああ!」

「・・・ぁっ・・ひっぱったら・・・!」
はだけたスーツの裂け目を口に咥え、一気に下半身までスーツを剥いで
いく。
ミシミシッ・・バリリリッ・ビリッ!

「う・・・ぁ・・・・」
ついに恥丘の部分までスーツを裂かれ、そのまま彼女の纏うスーツを
手を使って皮をむく様に肩、太股、脇腹を晒し、その隙間を舐められ
指で愛撫されていく真央。
「あ・・は・・・・ここは・・・ぅうぅ・・」
彼が責めることによってスーツの綻びは大きくなり、見る見るうちに
半裸上体にされていく。そして同じようにスーツの被害面積が広がるほど
舐められたり触られたりする事に不思議な抵抗できない快楽を味わってしまう。
苦痛を上げていた悲鳴は喘ぎ声に変わっていき、目がぼんやりしていく・・・。

「・・ぁん・・ここは・・・・・!」
魔の手はついに秘所に広がり、スーツ越しに彼女のクレバスを舐めていく。
ちゅくっちゅるっちゅる・・・
「!!・・!!・ぁあ!」
今までにない強力な衝撃が真央を襲う。彼の腕で両足を閉じられないように開かれ、
鼻で、クリトリスを刺激しながら口で吸い上げていく。
「!!・・ふぅっ・・あ・・くぁ!」
阻止しようと彼の頭をやっとの思いで掴んでもそれは責めの手を
激しくさせるだけだった。
こうしている間に濡れ始めたスーツを口で引っ張り、
太股が露になるまで引き裂いた。
「あぁっ・・・ふ・・ん・・んん!・・」
ダイレクトで秘所に舌を絡められていく真央。あふれた液は
どんどん吸い取られ、その感覚が彼女の何かをはじけさせようとしていく。
ぐちゅぅ、ぐちゅっ、ぬちゅっぐちゅ・・・・!
「あ・・・・だめっ・・!」
ジュルルルッジュズズズズッ!
「ひっ・・・・くぅうう!!・・」
大きい声がでぬよう歯を食いしばりながら遂に果てる真央。
「・・・ああ・・・これは・・いったい・・あぁ・・・」
未だに何が起こったかわからない様子で、敗北したヒーローは
その白い肌を男に晒されていた。

彼女がイく姿をじっと見ていた修二はベルトを取り、下着をずらし、
怒張した棒を彼女の秘所に近づけた。わかってはいても真央は逃げること
もできなかった。
「あ・・・あ・・・それは・・・だめ・・・!」
ぐちゅつ・・つぷぷぷ・・ぶつっ。
「!!!!いぎっ・・・くぅ!」
快楽とは打って変わってくる痛みに歯を食いしばって耐える真央。
修二はそのまま奥深くまで激しく突いていく。
「あう・・ぎ・・ぐぅ・はぁ・・・あ・く・・・!」
敗北感と支配されていく感覚が頭の中をめぐり、消えていく。
ヒーローが負けてボロボロになり、
化け物に犯されるようなその姿は、なんともいえない淫靡さがあった。
ズグッズグッズプッズプッ!
「はっ・・はっ・・くぁ・・うんっ・・あ・・」
彼女もだんだん痛みがなくなり、されるがままになる感覚に
嵌っていく。

修二自身は真央の事をとても不思議だが、ほうっておけないかわいい妹の
ように思っていた。なにせ背丈がやや小さめで、ちょこんと隣にいる
その姿がなんとなく頼られているような気がしたからだ。だが、その
彼女が今こうして薬によって情け容赦なく犯されていることを彼は
認識できているのだろうか。真央はどう思っているのだろうか・・。
修二は正上位を堪能した後、彼女の体をうつ伏せに変え真央の両手を掴み、
バックから激しく突き始めた。
ズジュッズクッズプッズプッズプッ!
「あっああっ・くあっはぁう!」

両腕掴まれているため、しがみつく事もできず、喘ぎ続ける真央。
もはや腕と足と背中以外はスーツは殆ど破れて残っておらず、その
姿もまた責めるには絶好の状態だった。
パンッパンッパンッズチュッズプッヌプッ!
「あはぁっやあっ!うぁあっあああ!」
雌猫が性行為をする際と似た体系で、暴力と快楽の責めに屈していく真央。
修二は何度も彼女の上体を地面に軽く叩きつけたり擦ったりする。
その度小さな胸が枯葉や地面に擦れ、それもまた彼女に刺激を与える。
彼女の顔や体に泥や土がつき、白い肌はどんどん汚れていく。
「ぐぁああ!ぐるるる!」
「ひぅっくぁ!あひっ・・んぁあっああんっ!」
激しい責めに懸命に鳴き続ける真央。だががっしりと掴まれた両腕は
むなしく空中で揺れ、小さな体に彼の大きな体がのしかかり、
何度もイかされながらも、決して止めようともしない激しい責め。
そしてついに自分の中で彼の棒が何かぴくぴくと動いているのを感じ取った。
「はぁっ・・はぁああ・・あああっ!!うぁああぁあぁ!!」
ドプッドププドビュウ!!
遂に大声を上げてイッてしまった真央。それと同時にどろっとした液が、
彼女の奥の奥まで侵入し、頭も中も真っ白に染め上げた。
そのまま二人とも電池切れのおもちゃのようにぷつっと動かなくなり、
地面に倒れていった。

 ・・・・・・・・・

ふと周りを見たらもう夕暮れだ。ぼんやり見ていた自分の格好が
大変なことになっていた。急いで服装を正すと真央を探す。と、
「・・真央っ?!」
体操座りで両手で頬杖をし、いつも通りの真っ黒な服格でそのまま
ボーっと俺を見ている。ただ顔だけがちょっと土がついている。
「・・・・・・・負けた。」
負けた?俺と彼女が戦ったのか?だめだ、今までの記憶はさっぱり抜けている。
「・・・・・・・でも・・ちょっとすごかった・・。」
ぷいと顔を横に向ける真央。心なしか彼女の顔が赤く見えたような気がした。
「・・・・・・・・また、やる・・・」
そういってぱっと姿を消していった。・・また、やる?
頭にその言葉を巡らしただけでもう下半身は何故かたぎっていた。

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