花丸高校野球部の小波は高校生活3年目でようやく悲願の甲子園優勝を果たし、最後の最後まで立ちはだかったヒーローと対決し全てに決着をつけた。それから常日頃とプロのスカウトが小波に接触を行って、チームメイトも本人もプロ入りはほぼ確定だ、と思っていた。

小波には1年前の10月から付き合ってる彼女がいた。
その娘は倉見春香と言って、去年の2月に小波が春香の受験票を探してあげたのが出会いだった。
その後春香は花丸高校に入学、小波と再会。以降は楽しく遊びに行ったり友達としてつきあっていたが、その年の10月の文化祭の帰り、お互いに気持ちを確かめ合った。いや、むしろ小波が誘導的に…なのか?
そして2人はいつしか学校の屋上で一緒にお昼ご飯を食べるのが日課になっていた。

そして現在は9月の上旬。そんなある日のいつも通りのお昼に春香が。

「先輩」
「ん。なに、春香ちゃん?」
「明日は先輩の家で勉強しましょう!」


と、いきなり振ってきた春香ちゃん。確かに明日は休日だが…

「と、突然だね春香ちゃん。どうしたのさ。」
「ほら、定期テストがあるじゃないですか!勉強は計画的に、ですよ!どうせ先輩も暇でしょう?」
暇ってひどいな…

「えー定期テストったってまだ先だしいいんじゃ…」
せっかく勉強しなくて済むと思っていた矢先に。さすがに表情が堅くなる。
「ダメです!勉強はしといて損はないですよ!あ、プチトマトあげますね」
モグモグ
「ほりゃほうばけど…」
ゴックン
「俺あんま勉強のモチベーションないんだけど」
「一緒に居られるんですよ!?私を清涼剤だと思えば!」
それは無理があるな。しかも休日に一緒というのはそんな珍しいことでもない。
「…まあいいか。一緒に勉強てのも」
高校ならではの青春だ、と言いかけたがなんとなく言うのが躊躇われた。
「やった!じゃあ明日先輩の家にお邪魔しますね!」
どうにも怪しいな…と思うだけ無駄だ。


翌日、正午が過ぎた頃に春香がやってきた。その際母親に軽く茶化されたが無視した。親父がいなくて本当によかった。

「えへへ、久しぶりの先輩の部屋〜♪」
以前に一度春香は自分の部屋に来たことがある。
その時はとある何かを目当てに部屋を物色されたが、お目当ての物は見つからなかったようだ。
何をそんなにワクワクしてるのやら…

「よし、早速だけど始める?」
「了解です!」

2人共鞄から勉強道具を取り出し、スタート。

何だかんだで一時間が経過。母親は30分前に出かけて行った。
小波はもう既に勉強に飽きが来ていた。
途中ちょくちょく春香が部屋をキョロキョロ見回していたが、何だったのだろう。
さしずめ現状把握といったところか。
と、ここで軽い尿意が。

「あ、ごめん春香ちゃん、俺ちょっくらトイレに」
「それはどうぞどうぞ行ってらっしゃい!なんなら30分ぐらい戻ってこなくても!私は一向に!」
「…」
あまりにも露骨すぎるぞこの娘は…だが!俺の秘宝が簡単に見つかるわけがなかろう!
春香ちゃんには悪いが、ここは俺有利な読み合いにさせてもらう。

スッキリして部屋に戻ると春香ちゃんは勉強(をあたかもしてたような状態を)していた。タンスを見ると微かに物色した痕跡が。全くこの娘は。
「あ、先輩お帰りなさい」
つまらないのーと言いたげな顔でこちらを見る。
やれやれ。ついこんな言葉が。
「そんな簡単に見つかる所に置くわけないでしょうに…」
「な、先輩やっぱり隠してるんですね!こうなったら実力公使です!」
「ちょ、ちょっと春香ちゃん!」
春香が立ち上がり、近くにあったベッドに目をつけ、いじくりまわす。

「ここかな〜♪どこかな〜♪」
「…まぁしばらく眺めてるか。」
勉強にも飽きたし。

しかもおいおい、もう勉強会関係ないし…やっぱりと思ったがこれが目的か。
「うーん、先輩やっぱり隠すのうまいですね。」
「そりゃどうも…」
いつぞやに言われた気がするぞ。

春香があれを探し始めて10分が経過。小波は茶でもいれてやろう、と台所にひっこんでいた。
(裏をかいて勉強道具が入ってる鞄に紛れ込ませたんだ、見つかるわけが…)

一方春香は…

「…先輩、安易だなぁ、こんな所に…」

小波がお茶を運んで部屋に戻ると、そこは阿鼻叫喚の地獄絵図が。
机にでかでかと広げられた小波の相棒。主に夜の。
「な、な、なんだってぇえぇええ!?」

あっさり見つかっていた。
うっかりお盆に乗せたお茶を落としそうになる。

「いやー先輩ホントに持ってたんですねーちょっとビックリです。」
「あー、うん、そう…」
なんか妙な敗北感。
何故か焦りとかそういったものは生まれなかった。
「…で、それをどうするの?」
観念した様子で尋ねる。
「うーん…そうですねぇ…この本の命は私が握ってるわけですかねぇ?」
「そうなのかもしれない。」
軽いノリで返す。
「それじゃ、これを返して欲しいのなら私の言うことを一つ聞いてもらいましょうか!」
「…あんま無茶なこと言わないでね。」

春香はガクっと拍子抜けしている様子だ。反論でも予想してたのだろうか。
「あれ、先輩噛みついてきませんね…」
やっぱり、腑に落ちなさそうだ。
「まぁ、見つかっちゃったものはしょうがないし。」
この前ケーキ屋に行きたいとか言ってたし、ちょうどいい機会かな…と小波は自分の予算を思い出そうとする。
が、次の春香の発言に度肝を抜かされた。
「それじゃ、その…ですね………キス…してくれませんか?」
へ?あれ?いくら持ってたっけ?あれ?関係ない?キス?
「……先輩?」
「あ、うんうんキスねはいはい、ってそんなんでいいの?俺も得した気分になっちゃうよ?」
「いいんです!そういう気分なんですよ!」…時々この娘が考えてることがわからなくなる。
まぁこういうのも彼女らしいと言えば彼女らしい。

「OK、それじゃ目瞑って…」
「はい…」
お互いの顔が近づく。
「ん…」
トロンとした表情の春香の唇を塞ぐ。この表情に小波の感情も高ぶりだす。
短い、軽いキス。だが小波が欲情するには充分だった。
「うん…先輩、ありがとうございます…はぁ」
いつも元気な春香ちゃんなのだがこんなしんみりな感じの春香ちゃんは珍しい。
初々しい様子に小波の顔もニヤケる。

と、春香が頬を赤くして
「あ、あの、先輩!」
「ん?」
「あ、そのですね…続き、しませんか!」
いつものテンションに戻った。
ハッキリ言うと俺も期待してたし、幸い両親はいない。
しかしここで小波は悪魔になる。

「あれ、でもお願いは一つだけだったよね。キス、もうしちゃったよ?」
ここは襲いたい衝動を抑えて、意地悪く攻める。
「あ、確かにそうでした…ちょっと!先輩!そこは流れで私を押し倒してアッハンウッフンするべきでしょう!」
春香は小波の肩をぶんぶん前後に振りながら言う。
全く、なんて日本語を使うんだこの娘は。そんな言葉を使うのは水商売で働く外人だけでいい。

「でもそんなこと言っても約束は約束だしー?」
「ひどいです!悪魔です!先輩は人の皮を被った悪魔です!先輩の血は何色ですか!もういいです!」
後ろを向いて拗ねてしまった。春香の目には若干涙が溜まっていた。
小波は春香の背中を見ながらニヤニヤ。ニヤニヤ。放っとけばこの男はずっとニヤけてるだろう。

「冗談だよ、春香ちゃん。」
後ろから軽く抱きしめる。
「ふぇ……?」
涙声で言う春香。
あぁかわいいなぁと思いながら春香を抱きかかえてベッドに優しく降ろす。

「あ…先輩…」
「春香ちゃん…」
見つめ合う2人。
小波はそのまま春香にキスをする。
「ん……ちゅ……」
小波は春香の口内に舌を入れる。
それに対して春香も自らの舌で動きに応える。
「(すげぇ……気持ちいい……)」
小波は春香の舌を、歯を、口内全部を侵そうとする。お互いに相手のことしか、求めることしか考えられなくなる。

「ぷは……」
唇を離す。
「先輩、凄いです…」
彼女もご満悦のようだ。
「服、自分で脱ぐ?」
「あ、で、できればお願いします…」
ふむ?なんだか塩らしい春香ちゃん。そういう気分なのだろうか?
そして小波は下着も含め、全て脱がす。
彼女の生まれたままの姿を目の前にして、小波も欲望を抑えられなくなる。

「あ、先輩!あん……そこ……気持ちいいで、す……ぁあ」
小波は春香の胸を弄る。
女を悦ばす手つき。
時々ピンクの突起をクリクリ。
「ひゃ、せんぱい、ダメ……です、あぁ!ひゃあぁ!」

しばらくいじくりまわした後、小波は春香の秘所に手を伸ばす。
「もうずぶ濡れだね…春香ちゃんはエッチだなぁ」
シーツもずぶ濡れに。凄い量の愛液を垂れ流している。
「せ、先輩がいじるから……」
「まぁね。」
「私ばっかり、不公平です。先輩も気持ちよくなりましょう!」

「うぉ!?」
そういって春香は小波のズボンとパンツを脱がす。
「うわぁ……先輩のすごく大きくなってます……」
ビクンビクンと脈うつ小波のペニスを春香は目の前にして顔をよりいっそう赤らめる。
小波のモノは痛々しい程に膨張している。

「それじゃ失礼して、ちゅ……んむ……」
「うぁっ」
情けない声を漏らす小波。
春香の唾液と舌で蹂躙される小波のペニス。
「んむ……はぁ……どうです、か?先輩。くむぅ……ちゅぷ……」
「あぁ…すごくいいよ…春香ちゃん…」
春香ちゃんの頭に片手を添える。
いつもは目を瞑りながら、時々上目づかいにこちらを見上げる様は視覚的にヤバい。
射精感が一気に高まる。

「くっ…出るよ、春香ちゃん!」
「ふむぅ!?」
モノから一気に放出される精液。
思わず春香の頭を両手で抑える。
彼女は驚いた様子でこちらを見上げる。
「くっ…ふぅ…」
射精が止まって両手を離す。
「あ……先輩の、精液……」
ティッシュ使う?と尋ねようとしたがどうも飲み込もうとしてるようなのでおとなしく眺める。

「大丈夫?春香ちゃん。」
「はい……先輩のすごくおいしかったです……」

バキン、と小波は頭の中で理性が全て崩壊した。あんなこと言われたら、そりゃ。

「春香ちゃん!!」
「え、先輩、ひゃあ!」
「もうガマンできないよ…あんなこと言うから。」
「今日は、その…大丈夫な日ですから…そのままどうぞ!」

うぉおぉおおぉ!!なんてかわいいんだ春香ちゃん!

小波はペニスを春香の秘所にあてがう。
先だけを上下に動かす。

「あ…先輩じらさないで…」
「挿れるよ…」

ズプ、ズプっと入っていく小波のペニス。
春香の膣内はものすごく気持ちいい。
油断してると暴発しそうだ。半分まで挿れたところで止めてみる。
「ああぁあ…はあぁあん…気持ちいいですよぉせんぱぁい…」

その言葉を聞いて一気に根元まで突き挿れる!
「ああぁあああん!せん、せんぱぁい!」
「動かすよ、春香ちゃん!」

返事を聞かずに腰を動かし始める小波。既に獣となった小波は出すまで止まらないだろう。

「はあ…はあ…いいよ!春香ちゃん!」
「あ、だめ!あぁ!ああああ!」
ジュプ、ジュプと水音と腰がぶつかり合う音が響く。

途中で態勢を変え、春香の尻をこっちに向けさせる。そして後ろからひたすら彼女を攻め立てる!

「どうだ、春香、ちゃん、気持ちいい、だろ!」
「すご、すごい、ひゃあぁ!せんぱい!あ、あ、もうらめ!あああぁあああん!」
パンパンという卑猥な音と甘い嬌声が部屋中に鳴り響く。


そろそろ小波に限界が訪れる。ラストスパートと言わんばかりに腰を叩きつける。
「いくよ!中に出すよ春香ちゃん!」
「はぃ、いっぱい、中に出してぇ!せんぱい!」
ブルリと震えて一気に精を放つ小波。
「あああぁああああ!」
片や絶叫を上げてその場に倒れ込む春香。
ドクッドクッと膣内に流れ込む精液。2人とも果てたようだ。


「はぁ、さっきは凄かったなぁ…」
「バカなこと言ってないで、さあ勉強!勉強!」
自分から誘ったくせに。やれやれ。
「もう、勉強なんてする気起きないよ。春香ちゃんのせいでね。」
「人のせいにしないでください!」
こうして、2人の午後はすぎさっていくのだった。



春香帰宅後、小波は重大なことに気づいた。
「な、ない!まさか春香ちゃん!」

見事に持ってかれていた。

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