ドリーはコナミたちの仲間から抜け宿敵ジオットの居場所を探していた。
コナミたちがジオットを撃破したと聞いたがイゾーによれば
コナミたちが倒したのは影であり本物ではなかったらしい。
コナミはジオットの城にドリーを連れて行けばドリーが冷静さを失い
任務に支障が出ると考えたので連れてはいかなかったのだが
そのことをドリーは自分が足を引っ張ってると解釈し、
これ以上迷惑はかけられないと思い、遠くの地に行くと嘘をついて
仲間を抜け一人ジオットの潜伏場所を探していたのである。
「ふう・・。イゾーここで間違えないんですね?」
「うむ・・・。だがお前一人でホントに大丈夫なのか?身体能力をワシを召喚して
上げたとしても精神攻撃を使ってくるバンパイアには効かんぞ。」
「でも私が冷静さを欠かなければいいんでしょう。大丈夫です・・・。」
「ふむ・・・。そうか・・・。」
こうしてドリーは地獄の迷宮の中に入っていった。
イゾーの力を使いどのワープに入ればジオットにすぐ会えるか
イゾーに聞こうとしたところを声が遮る。
「いやー、どうぞどうぞ。いらっしゃい麗しいおじょうさん。
でもこんなところに一人で来るとはねぇ・・・。」
「あなたがジオットですね?探す手間が省けました・・・。イゾーいきますよ!」
「ん・・・どこかで会ったこと会ったっけ?ええっと・・・」
ジオットが考えてることなどお構いなしに剣を振り下ろす。・・・が
「ちょっと邪魔しないでよ。思い出してるんだから・・・」
剣は避けられ腹に蹴りを入れられた。だが蹴り程度なら身体能力を底上げした
ドリーにとっては大したダメージではなくすぐに立ち上がり
「とぼけるな!5年前のことだ!」
「5年前・・・。ああ〜人間ドミノか。それであなたの夫さんかなんかを
僕が殺したって言うのかい?普通は逆じゃない?僕ならあなたをゾンビとかにして
その夫さんを生かすけどなぁ。ん・・・今わかったよ完璧に。
息子さんをバンパイアにしてあげたんだ。それで復讐するためにその夫さんが
自分を生贄にして、そこのイゾーっていう悪魔とあなたが契約したんでしょ。
どう、僕の推理当たった?」
「・・・。」
「返事が返ってこないで涙を浮かべるってことは正解だね。ウソはいけないよ?
お嬢さん。」
ジオットの挑発口調とその事件のことを思い出したドリーは完全に冷静さを

失っていた。「うわぁー!」
怒りに任せてジオットに向かって一直線していくドリーだったが
ピタリと動きが固まった。
「そんなボロボロの精神力でバンパイアの支配力に抵抗できるとでも?」
「ああ・・体が動かない・・」
「安心しなよ。コレクションにはしない。そのままの姿で君を服従させるよ。」
「それは・・・どういう・・・。ん・・・はあん!」
いきなり胸を揉んできたジオットに抵抗しようともしたが体が動かない
「う〜ん、やっぱりいい胸してるねぇ。揉み心地は最高だよ。
それにしても嫌がると思ったんだけどそんな喘ぎ声出すなんてねぇ。
憎い相手にやられてるのに。」
「あっ・・はあん・・・。くっ!やめなさい」
「うん、やめてあげるよ。別に僕は人間に興味はないしね。
お〜い、イズベルガ!おいでお客さんだよ。」
「お呼びですか。ジオット様」
ローブをかぶった女口調のジオットの部下が出てきてドリーの腕をつかむ
「美しいお嬢さんだこと。このイズベルガがしっかりもてなして
あげるわ。」
そう言っていまだに体が動かないドリーをイズベルガは自分が出てきた部屋に
連れて行った。

「あなたはいったい何をする気なんです?」
「あなたの精神を破壊するのよ」
「それはどういう・・・?」
最後まで言葉を言う前にドリーの周りの風景が変わっていた。
「ここはいったい・・・。ベッドの上?そしてなんで裸なのです?!
そもそもジオットの部下の部屋に居たはずでは?!」
ドリーは混乱しながらも一つのことを思い出そうとしていた。
「そういえばイズベルガとは有名な魔女だったような・・・。
ということはこれは魔法の一つですかね。イゾーどうなんですか!
イゾー?」
返事が返ってこない。
「私だけが別の世界に連れて行かれたみたいですね・・・。
それにしてもこのベッドといいどこか懐かしい感じがする部屋ですね・・・。」
しかし懐かしい感じはしたがそのことは思い出そうともせずに
この部屋から出ようとベッドから降りようとした時にドアが開く
その相手は・・・
「えっ?あなた!?」
ドリーの殺された夫だった
「どうしたんだよ、ドリー。死んだ人を見るような目をして。」
「いえ、だってあなたは死んだはずでは・・・まさか魔法?」
「何言ってるんだよ。今日は珍しくそっちから誘ってきたり
おかしいんじゃないのか?」
「誘う・・・?何をです?」
「いや、この場所と俺とお前の格好を見ればわかるだろ・・・?」
そう言われて答えはすぐに導き出されたが突然のことにどう反応していいか
ドリーはわからなかった。

「(魔法の一種なのでしょうか・・・。いきなりことが進みすぎてわけが
わかりません・・)・・・!」
突然の口付けに驚くドリー。彼はさらに舌を絡めてこようとしたが
ドリーは彼を突き飛ばした。
「はぁ・・・はぁ・・・。」
「おいドリー何するんだよ。何回もやってきたじゃないか。」
「そうやって私の心を弄ぶのはやめなさいジオット!魔法だなんてことは
とっくにわかってるんですよ!」
「ジオットって誰だよ。それに魔法って・・・。俺は今キスして
お前に触れたように実体があるじゃないか。
長年ハンターをやってきた俺でも実体を作り出せる魔法使いなんて
聞いたこともないぞ。ホントに大丈夫か?」
確かにそうだとは思うドリーだがそれならさっきまでの自分は
「そういえば、お前最近夢をよく見るとか言ってたな。それじゃないか?
そうだきっとそうだよ。」
「(夢を見てた・・・?いえ、そんなあんな長く続く悪夢など・・・。
でももしこれが現実だとしたら・・・)」
ドリーは目に涙を浮かべていた。
そんなドリーに対して
「よっぽど辛い夢を見てたんだな・・・。それじゃそんな夢を忘れるくらい
激しくやろうか。」
「(ああ・・・この優しさ・・・。やっぱりこれが現実なのかしら)・・・はい!」
「よしじゃ、さっきの続きからだな。んっ・・・。」
舌を絡めあいながらの濃厚なキス
「ぷはぁ・・相変わらず上手いのね」
互いの唇を離す。ドリーはすでに頬を赤らめ興奮していた
「じゃあ胸からな。」
そう言われて彼に寝かされる。
「んっ・・・はぁん・・・。」
「相変わらず柔らかい胸だな。揉む強さはどうだ?」
「んっ・・・。もっと強くお願い・・・」
「わかった。」
そう言って彼は乳首を口に含み片方を吸い、もう片方を先ほどの力よりも
強く揉みはじめた

「んっ・・はぁ・・んんっ」
「おいしいぞ、ドリー」
「んっ・・はああああん!」
十分にドリーの胸を堪能した彼は口と手を離す
「そろそろいくぞ・・」
「ええ。いいわよ」
言われるとおりに濡れている穴へものをあてがい、少しづつ入れていき
そのままゆっくりと腰を動かし始める
「んっ・・んん・・あああん!もっと!もっと!気持ちよくしてぇ!」
彼はいわれるままに腰を動かすスピードを上げていく
「あっ・・あああん!んっ・・んっ・・」
ドリーの息が荒くなっていくと同時に彼のものも限界を迎えていた
「ああん!そっ、そのまま。そのまま出してぇ!」
「うっ・・・出る・・・あああああ!」
「あなた・・・あああああ!」

行為を終えたドリーはしばらくの間眠った。

「ん〜。よく寝たわ・・・。・・・!」
ドリーが目を覚ますとそこにはジオットの姿が
「いや〜ようやく目が覚めたみたいだねぇ。おはよう。
昨日はすごかったなぁ。君があんなに淫乱な子だったなんてさ。
驚いたよねぇ。ねぇイズベルガ。」
「ええ、ジオット様との行為中はすごかったですわ・・・。フフフ・・。
憎く恨んでた相手とやってることなんてお構いなしに
「そのまま出してぇ!」ですもの・・・。ホントに淫乱な子だこと。」
「そんな・・・まさかさっきのは・・・」
「ン?そうだよ君は憎んでたこの僕としてたの。より魔術にかかりやすいようにね。
イーベルって子知ってる?僕を倒しにきた魔物ハンターの仲間の一人なんだけど
魔物と人間のハーフなんだって。それで手っ取り早く君とやったてワケ。
あんなに簡単に魔法の空間を信じるなんて思わなかったけどネ。」
「そんな・・・」
バタリと一気に絶望に叩き落されたドリー。
精神は崩壊しジオットの忠実な部下になるのもそう時間はかからなかった

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