「おーい!小波ー!」
「せんぱーい!」
「遅いぞ!人を呼び出しておいて遅れるとはどーいうこった!」
「すいません!昼御飯にラーメンとチャーハンを迷いまして…」
「もういい。それより、用はなんだ?」
「実はですね…」
僕は事情を打ち明ける。
途端、先輩の顔が真っ赤になった。
昨日のこと。保健のテストの成績が下から1番ということで、
居残り勉強をしたのだが、
どうも女性の体のつくりというものがわからない。
そんなこんなで、
女性の体がわからない

晴川先輩に手伝ってもらおう!

ということで。
今、先輩を僕の家に連れてきた。
水木はコーチで忙しく、あそこにはいないので、
まさしく2人きりというわけだ。
「さっきも言いましたけど、お手伝いしてもらおうと思うんですよ。
 女性のからだなら女性である晴川先輩が詳しいかと思いまして…」
「だったら学校でもいいだろう。なんでここなんだ?」
「えっ?
 先輩はみんなの前で性行為ができるんですか?」
「はぁっ!?」
先輩の顔が完熟トマトのように赤くなる。
無理があったかな…

ところが、先輩の答えは意外にも、
「しっ、仕方ないな…」
というものだった。
「へ?本当にいいんですか?
 嫌なら無理にしなくても…」
「だぁー、もう!誘った本人がそんなこと言ってどうすんだよ!
 それに、お前となら…別に…」
それに、までしか聞こえなかった。
「それなら、やってみましょう!」
僕はそう答えた。

「まずは…なにをするんだ?」
「キス…ですね。」
そう答えてから、先輩に口づけをする。
「んっ!?」
驚いたみたいだったけれど、決して拒むことはせず、
優しく受け止めてくれた。
「ん…んん…っ」
唇どうしのキスのあとは、やっぱりディープキス。
少しずつ、ゆっくりと舌を入れていく。
ぴちゃぴちゃという水音が部屋に響き続ける。
やがて口を離すと、先輩は少しトロンとした顔になっていた。

「では、次は服を脱ぎましょう。
 なんなら手伝いましょうか?」
「いや、いい。自分で脱ぐから…」
そう言うと、先輩は制服を脱ぎすてようとした。
「ちょっと待って!」
「うぇっ?いや、脱げって…」
「着たままするのもいいかもと思いまして。
 手間もかからないし、一石二鳥でしょう?」
とりあえずは納得してもらえたらしく、先輩はパンツのみを下げた。
それを見て、僕もパンツのボタンとズボンのファスナーを下げる。
…いよいよだ。

僕は、自分のモノを先輩の秘所にあてがう。
先輩の秘所はもう既にビチャビチャだった。
「うう…
 恥ずかしいから一気に来てくれ…」
「いいんですか?痛いですよ?」
「上等!耐えてみせるさ!」
先輩の元気な声を聞いて、僕もその気になった。
先を少し入れてから、一気に入れる。
「んあぁぁぁっ!!!」
やはり相当痛かったらしく、先輩は顔をしかめた。
「大丈夫ですか!?」
「くっ…大丈夫だ。動いてくれ…」
とりあえず僕は、無田君に教えてもらった方法を試すことにした。
ブラウスのボタンをはずし、ブラをずらす。
そして露わになる先輩の小さめで形のいい胸。
それをもみしだくといい、と言っていた。
やってみると効果はてきめんで、先輩は少しずつ気持ちよさそうな顔になっていった。
もう大丈夫だろう。
そう思った僕は、腰の動きを速める。
「んっ!ふぁっ!やぁっ!こっ…こなみぃっ、
 はっ、激し…ひゃっ!んあっ!」
「先輩の、中が、気持ちよすぎるん、ですっ!」
もう止まらない。どんどん奥を突く。
先輩はいつしか体重をこちらにかけていた。どうやら力が入らないらしい。
そうこうしているうちに、僕も限界が近付いていた。
「せんぱいっ!ぼくっ、もう限界、ですっ!」
「中にっ、出してくれっ、こなみぃっ!」
「でもっ!」
「いいから!」
そう言うと先輩は僕を離さないようにがっちりとしがみついてきた。
「もう駄目っ…うあぁぁぁっ!」
「んっ…ううっ…」
耐え切れず、中に出してしまった。

どうしよう。子供が出来てしまう。
先輩の今後が…
「小波!」
「はいっ!?」
そこには、笑顔の先輩がいた。
「責任、取ってくれるよな!」
「はい!なんでもしますっ!だから命だけは…」
「じゃあ、今から言うことをしてくれ。」
なんだ?毎日お金払えとか?
「結婚しよう」
「は…ええぇぇっ!」
「なんだ、いやなのか?」
「い、いえっ!いやじゃないです!
 でも、ぼくでいいんですか!?」
「何言ってるんだ。
 お前だからだよ!」
「は…はいっ!」

その後、僕たちが結ばれたのは言うまでもない話。

管理人/副管理人のみ編集できます