Wiki KiKi KIRINJI

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1. 「SOUTHERN NIGHTS」Glen Campbell
2. 「YOU AND ME」キリンジ
3. 「Breakout」N.E.R.D.
4. 「愛のCoda」キリンジ

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• 「YOU AND ME」リリース
• どういう番組にするか考える
• 久米宏
• 滑舌ポテンシャル

泰行「i-Radioをお聴きのみなさんこんにちは。キリンジの堀込泰行です」
高樹「堀込高樹です」
泰行「今回からキリンジの番組『キキキリンジ』が始まります」
高樹「そうです」
泰行「レギュラープログラムということで、よろしくお願いします。以前、マンスリーDJスペシャルをやったとき、たくさんメールをいただき、ありがとうございました」
高樹「ありがとうございました」
泰行「ぜひレギュラーで聴きたいというメールをたくさんいただいてですね、じゃあやってみようかみたいな感じで話が進んだんですけども」
高樹「そうです。我々の知らないところでレギュラーが決まっていました。ありがとうございます」
泰行「久々ですね。もうね、かつてのキャリアは」
高樹「ないも同然ですから。また一から新人同様に」
泰行「3年ぐらいやったんだけどね」
高樹「そうそう。このキキキリンジっていうタイトルも今日打ち合わせの前に決めました。駄洒落じゃないかっていうね、異論反論はあると思うんですけど、まあいいんですよ」
泰行「前ホリゴメラジオっていうのやってたからね。それもかなり適当な名前だったもんね」
高樹「だったらキキキリンジの方がね」
泰行「うん」
高樹「言えてませんけど」
泰行「工夫の跡が見られるよね」
高樹「駄洒落とはいえね」
泰行「そうですね、うん」

♪SOUTHERN NIGHTS

泰行「さて、2004年5月からスタートすることになったi-Radio、キリンジのキキキリンジですけれども、これから2週間ごとに我々キリンジが登場するわけですが、第1回目の今回は、ちょうどニューシングル『YOU AND ME』もリリースということで『YOU AND ME』を聴きながら、この番組キキキリンジをどんな番組にしていこうかみたいなことを話し合おうかな、なんて思ってますけれども」
高樹「そうです。先にしとけっていう感じもあるんですけど。でもそういうのが良いと思うんですね、リスナーのみんなと作り上げていく」
泰行「あ、なるほどね」
高樹「と言うと都合が良すぎますけど」
泰行「行き当たりばったりってことだからね」
高樹「みなさんから“こんなことしろ、あんなことしろ”って言われたら、“あ、それはちょっと。あ、それならできます”って感じで番組を進めていきますんで」
泰行「結局自分たちがこう、頑張んないでできることチョイスしていく感じで…」
高樹「そうです。いや、そんなことないですよ。これからラジオで食ってくくらいの勢いで」
泰行「名調子にみたくなる」
高樹「名調子になるように」
泰行「小沢昭一みたくね」
高樹「そう」


泰行「どんな番組にしていくかっていう、なんかあります？」
高樹「いや、それは面白い番組が良い。あいつらしゃべりもイケてるんだっていうね」
泰行「おなるほどね」
高樹「評判を得るためのマイルストーンとなるんじゃないですか？　この番組が」
泰行「お茶をば」
高樹「飲みますか」
泰行「ぷるぷる震えてますが。初回の放送で。そんな緊張してないけどね」
高樹「そんな緊張してないですね」
泰行「久米宏が最終回に」
高樹「ビールを飲んでましたね」
泰行「ビールを飲んで、その手がね、カタカタ震えてた。その粋な演出なんだけど、あの久米宏が最後、感極まってビールをつぐ手が震えてて、カタカタカタってなっちゃったね。で、グッと飲み干すんだけどそこが感動的だった」
高樹「感動しました？」
泰行「感動したっていう意見がすごい多かったよ、世の中で。筑紫哲也もニュース23で」
高樹「なら俺も飲むぞって？」
泰行「違う。ニュースステーションを生放送してたの。小っちゃい枠を設けて。ライバルっていうか尊敬する久米さんの最終回を中継しますみたいな感じで」
高樹「そうなんだ」
泰行「なんかこう、良いですね」
高樹「本当。かつて久米宏はあれですよ、一緒に番組をやってた横山やすしが番組中に酒を飲むっつって怒って降板させたんですよ」
泰行「なんだっけ」
高樹「今回は最終回は自分は飲むっていうね」
泰行「まあそれはほら、最後の…クダ巻くわけじゃないから。あの番組なんて、なんて番組か忘れちゃったけどすごいクダ巻いてたやつでしょ？」
高樹「テレビなんとか。4チャンネル。8時から」
泰行「家族で見てましたね、確か。結構面白かった。まあ、まあ、こんな感じかな？　ダラダラと」
高樹「そうですね」
泰行「思いつきつつね、たまに面白い話になると思うんだよね」
高樹「そうですよね」


♪YOU AND ME
泰行「お送りした曲はキリンジの新曲、YOU AND MEですけれども」
高樹「キャッチーですね」
泰行「良いですね、なかなかね。久々にこういうのが出来て嬉しかったですね。シンプルでこう、まっすぐな感じのが出来たのは良かったなあと思ってます。エンディングも結構大ハッスルしてるんでね」
高樹「長いね」
泰行「良いでしょ」
高樹「良いけどね。なかなか最後までかかんないんじゃない？」
泰行「いや、そういう問題じゃない。そういうのであんまり尺とか考えたくない。まあ、CD買ってくれた方は何回も聴いてください」


泰行「キリンジのキキキリンジ。キリンジがお送りしています。何回キリンって言うかね」
高樹「ホントですよね。考えればよかったですね」
泰行「キいやいやいや、考えてなったんだからね」
高樹「そうそう」
泰行「キまあ慣れるでしょ」


→6月23日に『SINGLES BEST Archives』発売、7月にもシングル発売
高樹「働きますね」
泰行「かつての。こんな年があったね」
高樹「ねえ、思い出したくない。あんな年は二度と嫌です」

高樹「（『SINGLES BEST Archives』のオマケのDVDで）鋼の馬で我々の危うい演技も観れますからね。観て欲しくないんですけど。まあでも観れますんで」
泰行「はい。ね」


♪愛のCoda
高樹「“キキキリンジ”っつうのはなかなか、はっきり発音しないと“キイキリンジ”に聞こえたりしますよね」
泰行「自分が言ったんじゃん」
高樹「言ったんですけどね」
泰行「滑舌の自分のポテンシャルを考えずに」
高樹「ポテンシャル。滑舌ポテンシャルを」
泰行「考えないところで。イマジネーション優先」
高樹「そう。字面とね。うん。まあでも、大丈夫ですよ」
泰行「頑張りましょう」
高樹「そうですね。また頑張りましょうって」
泰行「今後とも」
高樹「今後ともよろしくお願いします」
泰行「頑張っていきましょう」