i-Radioキリンジの「KiKi KIRINJI」を記録するために作りました。

vol.201

公開日:2012/01/11

song list
  1. 「星座を睫毛に引っかけて」キリンジ
  2. 「If I Loved You」Chad & Jeremy
  3. 「Moovin' Down The Line」Raphael Saadiq
  4. 「鼻紙」キリンジ

主な内容・話題
  • オープニング:あけましておめでとうございます
  • 書き初め
  • 頭髪問題
  • 厄年
  • 了解しました
  • 寝付きが悪い
  • 40代のファッション
コメントなど
高樹「2012年ですわ」
泰行「未来だね」
高樹「未来ですわ」
泰行「子どもの時だったら」
高樹「すごいね」
泰行「まあ、そういう電話を使ってるしね」
高樹「え、どういうこと? どういう電話?」
泰行「スマートフォンとかさあ」
高樹「あー、そうね」


高樹「書き初めさせられてるじゃないですか、毎年。これ何だろうね、抱負を言えと強制されるのってさあ、疑問ではあるんだよね」

泰行「去年は僕は何だっけな。“一日一歩”じゃなくって、なんかそんなような」
高樹「それどういうことですか」
泰行ま、ちょっとずつ丁寧に」
高樹「“丁寧に生きよう”みたいな?」
泰行「そうそうそう。と思ったんだけど全然だったなあ」
高樹「まあ、そうね」
泰行「気がつけば」
高樹「俺は人間ドックと厄払いをするっていうね」
泰行「あー」
高樹「だったんですけど、終わってしまいましたよ。厄払いせずに。人間ドックも行かなかったし」
泰行「はいはい。厄払い良いかもね」
高樹「今年厄でしょ?」
泰行「40って厄んですかね」
高樹「数えで40だからまだ厄じゃないの? わかんないけど。前厄ってやつじゃない?」
泰行「あー、やばい。ちょっと気をつけよう」
高樹「俺、なったもんね、円形脱毛症に」
泰行「ああそっか」
高樹「まあ、それで済んでよかったって思うけど」
泰行「厄年で? 40んときに?」
高樹「42、1? わかんない。いまガンガン発生してるかもしれないけど」
泰行「ああ、怖い怖い怖い」

高樹「円形脱毛症になって思ったのはさあ、その、頭髪のこといろいろ考えるじゃん」
泰行「うんうん」
高樹「それで美容院に行くとさあ、そこがすごいきれいだってほめられる」
泰行「ツルツルで?」
高樹「ツルツルで。頭皮がきれいだってほめられる」
泰行「ああ、なるほどね。脱毛してるところが?」
高樹「してるところに限らず他のところも」
泰行「気にかけるからね」
高樹「かなあ。わかんないけど。あと白髪がないですねって言われる」
泰行「あー」
高樹「一瞬嬉しいような気がしたけど、ちょっと思ったのが、このまま(白髪が)ないまま行くじゃん」
泰行「そういうおじいさんいる」
高樹「それで、なくて50いくつになるとするでしょ? で黒々してたらさあ、ヅラ疑惑が出るんじゃないかって。“ヅラじゃないの? あいつ”」
泰行「富田さんそうだと思う」
高樹「富田さんヅラ疑惑?」
泰行「あ、真っ黒なまま」
高樹「真っ黒だね」
泰行「富田さんのお父さんがおじいさんだけど髪真っ黒だっつってた」
高樹「本当」

高樹「僕、堀込高樹の今年の抱負は“揚げ物が上手にできるようになる”です」

高樹「箸で切れるとんかつってあるじゃないですか。将来的にはそこまで行きたい」

泰行「僕はですね、“友人の誘いをむげに断らない”ってことにしました」
高樹「むげに断ってるんですか」
泰行「んとね、家で飲んじゃって、で、今日俺、休肝日にしないとダメだなって思ったときに友達から誘いが来て、メールで。そういうときちょっと断っちゃったりして。家で飲む習慣をやめればそういうとき行けるのになと思って。それが何回かあったんで。去年は」

高樹「俺、メールの返信かな」
泰行「あー、悪いよね」
高樹「忘れちゃう。読んで、後で書こうと思うともう」
泰行「あれすぐ返さないとどんどん返しづらくなるからね。どんどん丁寧な返しをしないといけなくなっちゃう」
高樹「質問だったり報告だったら“了解しました”で済むんだけど、世間話的な“今日は富士山がよく見えます”みたいなのだと」
泰行「あるね」
高樹「“よかったね”みたいな感じになりがちだよね」
泰行「ある。なんか、いまだったらツイッターでやってるんだろうけど、ちょっと前だとメールでそういうこと言ってくる人も多かったね、“新宿ぶらぶらしてます”とか」
高樹「それどうしたら良いんだろう。もうそういうときはね、“了解しました”みたいな感じで」
泰行「それはちょっと」
高樹「携帯のメールってボタンを長押しすると、“了解しました”“どうもありがとう”って例文が出てくるじゃない。その例文の後に、なんかこう、ニコニコしてる顔とかあるじゃん。ああいうの付けると、画面が派手になって、言葉は淡泊なんだけどなんか伝わる感じ。それで逃げてますね」
泰行「ああ、本当。そういうのは使ってるんだ。全然使ってないのかと思った」


泰行「今年はどんな年になりますかね」
高樹「キリンジとしてはアルバムを出すんですけど」
泰行「うんうん」
高樹「まあそれはあたりまえか」
泰行「そうね」

高樹「こないだ10周年やった気がするんだよね」
泰行「そうだね」
高樹「それで15周年記念のイベントとかやったら早すぎだろって話だよね」
泰行「うーん」

高樹「俺、朝起きてすぐやるのが良いみたいな話、前したじゃない。それを心がけてたら、いっとき3時とかに起きるようになっちゃって」
泰行「早いねー」
高樹「起きてもダメだね、早すぎて。ボーッとし過ぎて。これは駄目だと思って」
泰行「よく普通に目が覚めるね」
高樹「いや、起きなきゃって思うと起きられる。寝なきゃって思うと寝れるしね」
泰行「ああ、本当。いいねえ。コントロールできるのいいわ」
高樹「相変わらず寝付きが悪いんですか?」
泰行「悪いね」
高樹「セロトニン、分泌してる?」
泰行「セロトニン、分泌量少ないんじゃない? っていうか、すぐ興奮しやすいっていうか」
高樹「夕日の中を走ってる? あるってる?」
泰行「いっときやってたね。それを徹底しないのがいけないのかもしれない。意志が弱いんだよね。眠いと寝ちゃうの。昼間」
高樹「昼間!?」
泰行「わかってても。で、案の定サイクルがずれてって」
高樹「お酒じゃないですか? お酒を控えると良いんじゃない? お酒って一時的に眠くなるけど覚醒効果あるから」
泰行「そうだね、そうなんだよ。寝酒を飲んでて楽しくなっちゃう時があるね。YouTubeとか見て。懐メロばっか観ちゃったりして」

高樹「あ、今年は40じゃないですか」
泰行「大台ですよもう。名村さんの歳だから」
高樹「名村さんって誰ですか?」
泰行「あの、かつての、ワーナー時代の」
高樹「ディレクターね。え? あんとき名村さん40だったの?」
泰行「40だった。で、僕24ぐらいで。その年になっちゃってると」
高樹「そうなんだ。はー」
泰行「うん。やばいよ」
高樹「なんか考えたほうが良いんじゃない? 40になったら」
泰行「そうだね、着るものもあんまりだらしなくはできないだろうなと。ちょっと良いものっていうか、安物買いの銭失いみたくなっちゃうと」
高樹「ホリエモンみたいにTシャツだけど2万円ぐらいするやつ着るとかそういうこと?」
泰行「いやいや、そういうんじゃなくてさ。セーターもちょっと高くても長く切れそうなのを買うとかした方が良いのかなとかね」
高樹「セーターは確かに出るね、良いのと悪いので。着てくと」
泰行「そうか。ピーコートとかもちゃんと、がっしりしたやつ。ちょっといいお値段のを買って長く着るとかした方が良いのかなと」
高樹「靴じゃないですか? 靴」
泰行「靴ね」
高樹「ほっとくとコンバースとかはいちゃうじゃん。どうしても」
泰行「また周りの友達がさ」
高樹「みんなコンバースだからな」
泰行「なんだろうね。学生時代のままみんな大人になって顔がだんだん老けてってる人に囲まれてるじゃないですか」
高樹「顔が老けてる…」
泰行「ミュージシャンだったり編集のね、DJだったりとかで。そうするとなかなかね」
高樹「靴ですね。靴良いの買うと大人になった感じするよ。スニーカーでもさ洋服屋が別注で作ってるソールがフルっぽいヤツとかゴムが違うじゃん。そういうの履けば? 履けばって何を俺は勧めてるんだ」
泰行「まあ、いろいろ気にすることが増えるんだろうなと思う。それかすごく徹底的に無頓着になってしまうか。まあ一応人前にでるんだから。やってる音楽の性質上、あんまり無頓着だと。案配が難しくなってくんだろうね。ちょっと世間話になっちゃいました」
高樹「がんばってください」
泰行「はい」

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