中小企業診断士試験の1次試験対策ノウハウを蓄積しているwikiです。ブログ「中小企業診断士ペパチェの議」の中から、好評を頂いたエントリーを主に抽出しています。ご参考にどうぞ(2次試験バージョンはまた後ほど作ります)。


心理学やコーチングなどを勉強していると「オートクライン(autocrine)」という言葉を目にする。これは「自分の考えを言葉にすることで理解する事ができる」というコンセプトである。

「教えることは最大の学びである」という言葉もある。たしかに、受験指導校の先生なんかもよく「この流れを他人に説明できるくらいになるまで理解くださーい」などと言ったりする。人に説明できるということはすなわち、曖昧にではなく確実に理解しているということを意味する。

TAC模試のWeb説明会でも、「見る」「書く」そして「しゃべる」を駆使して記憶せよと、ミヨシ先生がおっしゃっていた。関係ないが、自分はお調子者キャラなので、あのように落ち着いた雰囲気で、説得力のある話ができる人は尊敬してしまう。いつもハイテンションなエンドウ先生も好きだけど。

話は戻る。

というわけで、自分はオートクラインを意識し、たとえば「販売管理」の内容をパワーポイントにまとめて、小売業の知り合いを集めて勉強会を(半ば強引に)開いたりした。また、そのような機会がなくても「この論点、もし自分がミヨシ先生だったらどう解説するか?エンドウ先生だったらどういう角度から解説するか?」などというように妄想、いや想像して口に出してみる。最初は時間がかかるが、慣れてくれば短時間でイメージできるようになる。なかなか愉快で楽しく学習できるし、これで結構効果はあった気がする。

ちなみに、販売管理の勉強会はなかなか好評である。中小小売業では、販売のベテランの人でも「マグネット」や「ファサード」と言った言葉を知らなかったりすることが多い。もちろん知識があるから優秀だということには必ずしもならないが、経験とカンをベースに仕事をしてきた彼らに、改めて販売管理の体系だった知識・理論を提供することでプラスの化学反応が生まれてくれたらよいなと思う。

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