「英語ができると診断士試験って有利だよね」という話が勉強会で出たことがある。
たしかに経営法務における国際取引の英文問題に限らず、多くの科目で英単語がヒントになって解答が見えることが時々ある。たとえば情報システム。
プログラムを一行ずつ読み込んでいくのが【 A 】であり、まとめて実行プログラムに変換するのが【 B 】である。
⇒解答 A:インタプリタ B:コンパイラ
基本レベルの問題だが、仮に用語を知らなくても、interpret = 解釈するという英語が分かれば「ああ、解釈ってことは少しずつ読み込むんだな」と推測できる。また、pile = 山、束、集まりという単語が分かれば「ああ、まとめて処理するんだな」と推測できる。
さらにcompileのcomは接頭辞で「一緒に」という意味があるので(他の例:combine = 結合する)、ここからも同様に正解が推測しうる(別に英語学部卒というわけでもないので、間違ってたらゴメンなさい)。
海外展開する企業のコンサルを将来しようと考えている方や、試験勉強と一緒に英語の勉強もされている方は、このように関連付けて覚えていくことで両方の学習をシナジーをもって行えるかもしれません。たぶん。
もっとも、それを狙ってワナを張っている引っ掛け問題もまれにあるので、容易に飛びついてもいけなかったりするのだけど…。以下、昔だまされた練習問題↓
「SQL文でユーザーの権限を取り消す命令は"Remove"である」
⇒×:「Remove=取り除くだから○だ!」と思わせておいて、正しくは"Revoke"。
('A`) マジですかい…。
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