中小企業診断士 1次試験攻略wiki - 目次から暗記する
例によって誰にでも当てはまるものではないかも知れませんが、自分の1次学習ノウハウを書いてみます。

自分が経営法務や運営管理、中小政策などで取り組んでいたのは「テキストの目次を暗記する」ということでした。

ぶ厚いテキストを最初から暗記していくと、途中で「迷子」になります。個々の知識は暗記できていったとしても「あれ、自分って今、どんなテーマをやってるんだっけ?」とか、「そもそもこの法律にはどんな意義があるんだっけ?」といったように、「全体の中での位置付け」を見失いやすくなります。うまく説明するのが難しいのですが、そうなると、たとえその瞬間は暗記できたとしても、長期的に体系だった記憶として定着させることは難しくなります。

ですので、自分は(一見遠回りに見えますが)まず目次を見て、テキストの大分類を覚えてから中分類、小分類、細かい知識…という順番で押さえていきました(マインドマップで言えば、中心から少しずつ渦を描きながら、幹を離れて枝葉に到達する感じでしょうか)。こうすることで、全体感を失わずに学習していくことができたと思っています。
仮に覚えたことを忘れてしまっても、全体の中の位置付けが分かっているため、再度の理解がしやすくなります。また、診断士になってからはテキストのすべてを覚えているわけにはいかなくなりますが、全体の構成を知っておくことで「どのあたりを見れば参考になる知識が載っているか」が思い出しやすくなります。

本日はTAC模試ですね。「複数科目を続けて受験する」という本番型のスタイルが今日初めてになるという方も多いと思います。科目間の休憩のすごし方など、メンタル面での気づきも得られると思います。そういった収穫をぜひたくさん持ち帰って、本番の作戦立案に役立ててくださいね。ご健闘をお祈りしています!



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