Service>PPPoE Serverから設定を始めます。まずは「Configration」タブから。
デフォルトはOffになってます。Enableにしてください。
PPPoEの接続を受けるインターフェースを選びます。ひとつだけしか選択できないようです。
PPPoE接続に利用するサブネットの、サブネットマスクを設定します。同時接続を何セッション受けるかに依存します。通常は24で十分でしょう。
PPPoE接続を最大何セッション接続できるかを設定します。最大は254です。
PPPoEサーバのIPアドレスです。pfSenseに割り当てられ、PPPoEクライアントからのゲートウェイになるアドレスです。Remote address rangeの範囲になっている必要があります。
PPPoE接続に利用するサブネットのネットワークアドレスです。
Subnet netmask・Server address・Remote address rangeがひとつのサブネットマスクに納まるように注意してください。
Saveしたら、Userタブに移動します。PPPoE認証用のアカウントを設定していきます。
最初はユーザはいないので、「+」をクリックしてユーザを追加します。
ユーザを追加します。
PPPoE認証用のユーザアカウントです。
PPPoE認証用のパスワードです。確認のために同じパスワードを二回入力してください。
PPPoEクライアントに払いだされるアドレスです。空欄の場合、設定したサブネットから適当なアドレスが払い出されます。
終わったらSaveしてください。この段階で、PPPoEクライアントからは接続できるようになります。しかし、まだ通信はできません。Firewallのルールで通信が許可されていないからです。FirewallのRuleで通信を許可してあげることでPPPoEクライアントが通信できるようになります。
「Firewall」→「Rule」を選んでください。
PPPoEを有効にすると、「PPPoE VPN」というタブが増えています。ここでPPPoEクライアントの通信を許可してあげます。
とりあえず全通信を許可してみたところ。必要な通信だけ許可するようにしてください。