リンス、コンディショナー、トリートメントの違い

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この3者に成分的な違いはありません。
各メーカーでは「トリートメント>コンディショナー>リンス」と言ったランクになっていることが多いです。
これは保湿成分等の質、濃度などでランク付けされています。
リンスとトリートメントの働きが違っていたのは昔の話です。

昔のリンスはアシッド(酸)リンスなどと呼ばれていて、シャンプー(石けん)のアルカリを中和する目的で使われていました、強い緩衝(中和)作用がリンスの特徴だったのです。
昔のシャンプー(石けん)はアルカリが強いほど洗浄力が上がる故アルカリが強かったので、リンスは必需品でした。

現在では弱アルカリ、弱酸性でもほどよい洗浄力が得られるようになり、またほぼ毎日シャンプーするようになってきたので、それほど洗浄力が強くなくても良い環境になってきたため、アルカリを中和する必要が少なくなってきたのです。

既に市場で認知されていたリンスなので無くなることはなく、内容成分を変化させることで存続して来たのです。
緩衝作用重視>ほどよい緩衝作用と保湿、柔軟効果へと変化しましたが、これがトリートメントと成分的にほぼかぶってしまうので、メーカーとしても保湿剤の質、濃度、宣伝でランク付けをし現在に至っています。

昔はリンスをしてトリートメントをする事は効果的であり、理想のケアでした、二つの効果が異なっていたからです。
現在では二つの効果はほぼ同じなのでどちらか一つをすれば事足りてしまいます。
2005年07月10日(日) 10:50:50 Modified by phoenix_knight




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