Psycholopedia - 内的作業モデル

内的作業モデル Internal Working Model; IWM

  • 内的作業モデル(internal working model; IWM)とは、個人が現実に行動を引き起こす以前に、自分の置かれた状況や潜在的に起こしうる行動について、保持している内在化?された表象モデルを基盤にして、一時的に構成する力動的な表象構造である。
  • 内的ワーキング・モデルともいう。

愛着の内的作業モデル

  • 愛着の内的作業モデルとは、自分は愛され手助けしてもらえる価値ある存在なのかという自己に関する主観的確信と、他者や外的世界は自分の求めに応じてくれるのかという他者に関する主観的確信からなる表象モデルのこと。
  • ボウルビィ?(Bowlby,J.)は、この内的作業モデルを通して、自分は信頼される人物であり、他者は自分のことを支えてくれるという確信を持ち、さまざまな危機を乗り越えられるものと考えた。