執筆途中。新しいものが上に来る。

ここでは主に中級者向けに、見落とされがちなルール・よくある質問について解説。
より詳しい説明はMTG wikiを参照。



よくある質問

呪文を「唱える」、打ち消す

呪文とは、土地以外の全てのカード。
呪文は、唱えた(=スタックに乗せ、コストを支払う)後、(打ち消されなければ)解決されてスタックから消える。
  • よって「〜を唱えた時」で誘発する効果は、元の呪文の解決前に、元の呪文のに置かれる形でスタックに乗る。よって解決は元の呪文より先である!
    • 例1:続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードを一番下に無作為の順番で置く)を持つ呪文は、まず続唱をしてから、本来の効果を発揮する。
    • 例2:象牙の杯(いずれかのプレイヤーが白の呪文を唱えるたび、あなたは(1)を支払ってもよい。そうした場合、あなたは1点のライフを得る。)の効果で(1)を払う場合は、その呪文の解決前に1点のライフを得る。
  • これらの「唱えた時」に誘発される効果は、もはや元の呪文を打ち消されても、そのままスタックに残っている。続唱はするし、1点回復する。
    • 「呪文の打ち消し」とは、それをスタックから墓地に移動させることであり、「唱えた」事実を消すことではない。(よって打ち消された呪文のコストは帰ってこない。)
  • 「唱える」一連の行動自体はスタックに乗らない。よって爆片破 ( (1)(赤)インスタント 爆片破を唱えるための追加コストとして、アーティファクトを1つ生け贄に捧げる。 クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。爆片破はそれに5点のダメージを与える。」を唱えるに対応して、そのアーティファクトを壊す、なんて事はできない。
    • 対応して呪文をスタックに載せられるのは、もはや爆片破のコストが支払われた後だからである。


召喚酔い

  • 定義「あなたのクリーチャーは、あなたの最新のターンの開始時から継続してコントロールされていないと、攻撃に参加できず、コストにタップ・シンボルが必要な起動型能力をプレイできない。」
    • ブロックは酔っていてもできる。
    • コストにタップシンボルが書いてなければ、酔っていても使える。
    • わかりにくいが、例えば「1/1 エルフ あなたのコントロールするアンタップ状態のエルフをタップする:マナプールに緑マナを1つ加える」みたいな能力は、タップが必要ではあるがタップシンボルが含まれていないので、普通に使える。自身もタップできる。
    • シャドウムーアにあるアンタップシンボルも、召喚酔いに影響される。


「対象」について

呪文や能力の本文中に「対象(target)」が使われていた場合、その効果は以下の複雑なルールを持つ。

覚えておきたいこと
  • 唱えた時(=スタックに乗せる時)と解決時(=スタックから消える時)の両方の時点で、対象が適正かどうか・存在しているかどうかをチェックする。
    • それの全ての対象が不適正だった場合、その効果は打ち消される。
  • エンチャント─オーラは唱えた時に適正にエンチャントできるものを「対象にとる」。よって被覆持ちには付けられない。装備品をつける時も同様。
  • 地震・紅蓮地獄などの全体火力や、神の怒りなどの全体除去は、本文中に「対象」がないので、対象をとっていない。被覆持ちを除去できる数少ない手段である。
  • 生贄に捧げる行動も、「対象」にとっていないので、被覆持ちも捧げられる。
  • その他、「〜〜を選ぶ。」などで書かれた効果も、対象にとっていない。(この表記はごくわずかである。)

プロテクション

以下の5ルールから成る。暗記必須。→プロテクション(MTG wiki)
  • その色のクリーチャーからブロックされない
  • その色の発生源(カード・呪文・効果など)からのダメージを0に軽減
  • その色に対する被覆を持つ。(呪文や能力の対象にならない)
  • その色からエンチャントされない
    • 大抵は、エンチャントを付ける行動は「対象」を取るので被覆能力と被っている。
    • このルールが活きるのは、途中からプロテクションを持った場合に、既存のエンチャントが外され墓地に行く場合。
  • その色の装備品を装備できない
色以外に対するプロテクションも存在する。


戦闘ステップ

メインフェイズ1にて、両者が優先権を放棄したとき、戦闘フェイズに入る。
戦闘フェイズは以下に分かれる。
(1)戦闘開始ステップ
インスタント呪文や能力(以下インスタントと略)が使える。
次ステップの開始時に攻撃クリーチャーが指定されるので、通常ここでタッパー(相手をタップする能力)は起動する。
(2)攻撃クリーチャー指定ステップ
ステップの開始時に、攻撃クリーチャーを指定してタップ。この行動はスタックに乗らない。
(プレインズウォーカーを攻撃したい場合は、ここで各自攻撃先を指定。)
その後、インスタントができる。通常ここでブロッカー排除を行う。
(3)ブロッククリーチャー指定ステップ
ステップの開始時に、ブロッククリーチャーと防御先を指定。この行動はスタックに乗らない。
その後、インスタントができる。

ダメージが割り振られる前なので、サイズの増強や軽減はこのタイミングに行う。再生もこのタイミング。
このタイミングでブロッカー排除しても、「ブロックされた」とみなされ、ダメージは通らない。(ただし、トランプルがある場合は全て通る。)
(4)戦闘ダメージステップ
ステップの開始時にダメージに割り振りを決め、同時にダメージを与え合う。この行動はスタックに乗らない。
2010年のルール変更で、ダメージはスタックに乗らず、一気に与えられるようになった。モグファナは最早微妙。
戦闘終了後、インスタントができる。
複数ブロックについては、攻撃側が「ダメージ割り振り順」(攻撃を加える優先順位)を決めた後、致死ダメージを与えるようにダメージを与える。 を参照。
トランプルは全てのブロッカーに致死ダメージを与えた後に貫通する。

致死ダメージ
  • 原則タフネスと同様の値で、「実際に殺せるか」は無関係。プロテクションを持たれていたり、軽減効果を持っていても致死ダメージ量は変化しない。
    • 例:5/5トランプルの白クリーチャーが、白騎士(2/2 プロテクション白)にブロックされた。白騎士は生き残り、5から致死ダメージの2を引いた3がプレイヤーに通る。
  • 接死持ちは1ダメージで「致死ダメージ」とみなされる。
(5)戦闘終了ステップ
インスタントができる。

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