ラテン文字などの拡張補助文字や人工文字、ユニコード絵文字など特殊文字に関するウィキです。

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拡張ラテン文字辞典】カテゴリです。
基本ラテン文字N n】を取り上げます。
文字名称エヌ, エン / EN
大文字(半)N、(全)N
小文字(半)n、(全)n
ラテン語名エン / EN
IPANo.116 有声歯茎鼻音
NATO式呼称ノヴェンバー / NOVEMBER
セム系文字原義
源流フェニキア文字ヌン / NUN《𐤍》
源流ギリシャ文字ニュー / NU《Ν ν》
源流古イタリア文字エン / EN《𐌍》
ユニコード(半角)(大)U+004E、(小)U+006E
ユニコード(全角)(大)U+FF2E、(小)U+FF4E
文字参照(半角)(大)N、(小)n
文字参照(全角)(大)N、(小)n
画数(大)3画あるいは2画、(小)2画
仮名転写ン/ヌ[n]、(鼻音化の)ン[˜]、(撥音の)ン[ɴ]
ローマ数字数価(中世ヨーロッパ)90
モールス信号-・[ツートン]
点字DOTS-1345《⠝》(U+281D)
スモールキャップɴ (U+0274)
上付き文字ᴺ (U+1D3A)、ⁿ (U+207F)
下付き文字ユニコード未登録
イタリックN n 《𝑁 𝑛》(U+1D441 , U+1D45B)
ドイツ文字エヌ / ENN《𝔑 𝔫》(U+1D511 , U+1D52B)
フレイザーナ / NA《ꓠ》(U+A4E0)
異体字-

解説

英語ラテン文字第14字母(ラテン語ラテン文字第13字母)。
ルーツであるギリシャ文字ニュー《Ν ν》とは大文字が同型である。現代ではHに字形が酷似した《Н н》がキリル文字の兄弟字である。
同じ鼻子音系の《M》とは兄弟的な関係があるようで、『ランダムハウス英和大辞典』や『日本大百科全書』(ともに小学館)によると、小文字は《m》の半分から作られたことになっている。

発音

基本発音は[n]音であり、ほぼ全ての言語の正書法での単体表記のときは発音が変わらず、フランス語やポルトガル語などでは語末で鼻母音を示し、日本語の撥音《ん》の転写では[ɴ]音或いは音節主音[n̩]を表す。
語中の後の子音により[ŋ]や[ɲ]、[ɴ]といった派生音に変化する。

筆記体

筆記体大文字は大文字《N》を使ったタイプ(ドイツ・ラテン式)を小文字《n》を大文字に合わせたタイプ(アメリカ式)に大別される。

点字

DOTS-1345《⠝》が基本字形。世界各国の諸言語のラテン翻字は一部を除き、これに沿っている。

派生文字

  • カナダ音節文字の一種であるブラックフット文字ではN行《ᖸ ᖹ ᖺ ᖻ》が、大文字Nに由来すると思われる。
  • デセレット文字ではEN《𐐤》とENG《𐐥》といった2種の派生字がある。
  • ウォレアイ文字NIはラテン大文字Nを逆さにした《И》で、派生字にNGI(左上と右下にセリフを加筆した字形)がある。
  • フォックス=ホチャック文字では、ラテン小文字《n》を改造した字母が本来と同じく[n]音を表す。
    • ホチャック文字では、母音の後に書くことで鼻音化を示す。

特殊用法

スモールキャピタル

  • スモールキャピタル【N】?を参照。

フレイザー文字

ラテン文字の基本発音と同じ。単独では[na]という音節を示す。

ノシロ文字

大文字のみ使用するノシロ語では、語末の鼻音を表記するために小文字《n》を使用する。仮名文字の撥音《ん/ン》の用法と同じである。

備考

  • 大文字の画数は資料によっては、2画と3画に分かれることがある。

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記号説明

  • [ ]…IPA発音表記及びフリガナ/意味
  • 【 】…特殊文字見出し
  • 《 》…特殊文字
  • 〈 〉…連字
  • 『 』…作品名
  • 〓…ユニコード未登録の字母
  • †…廃字, 携帯電話絵文字の代替テキスト
    • ‡…特殊な字母, 代用表記, 異体字


【略称】
  • IPA…国際音声記号
  • キルシェン…キルシェンバウム音声記号
  • i.t.a.…イニシャル・ティーチング・アルファベット
  • 大…大文字/小…小文字
  • 半…半角形/全…全角形

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