ラテン文字などの拡張補助文字や人工文字、ユニコード絵文字など特殊文字に関するウィキです。

拡張ラテン文字辞典】カテゴリです。
基本ラテン文字T t】を取り上げます。
文字名称ティー / TEE
大文字(半)T、(全)T
小文字(半)t、(全)t
ラテン語名テー / TE
IPANo.103 無声両唇破裂音
NATO式呼称タンゴ / TANGO
セム系文字原義
源流フェニキア文字タウ / TAW, TAU《𐤔》
源流ギリシャ文字タウ / 《Τ τ》
源流古イタリア文字テー / TE《𐌕》
ユニコード(半角)(大)U+0054、(小)U+0074
ユニコード(全角)(大)U+FF34、(小)U+FF54
文字参照(半角)(大)T、(小)t
文字参照(全角)(大)T、(小)t
画数(大)2画、(小)2画
仮名転写トゥ[t]、(有気音の)トゥ[tʰ]、(日本語日本式の)ツ[ts]
ローマ数字数価(中世ヨーロッパ)160
モールス信号-[ツー]
点字DOTS-2345《⠞》(U+281E)
スモールキャップᴛ (U+1D1B)
上付き文字ᵀ (U+1D40)、ᵗ (U+1D57)
下付き文字ユニコード未登録
イタリックT t 《𝑇 𝑡》(U+1D447 , U+1D461)
ドイツ文字テー / TE《𝔗 𝔱》(U+1D517 , U+1D531)
フレイザータ / TA《ꓔ》(U+A4D4)
異体字-

解説

英語ラテン文字第20字母(ラテン語ラテン文字第19字母)。
源流であるギリシャ文字タウ《Τ τ》や、キリル文字テー《Т т》と大文字が同型であるが、キリル文字筆記体の大文字はかなり異なる。

発音

基本的な発音はトゥ[t]音でほぼ万国共通であるが、中国語ピンインおよび少数民族言語では有気音[tʰ]となる。
日本語の日本式ローマ字では、I及びYの前に付くと英語CHのチ[ʧ]音、Uの前に付くとツ[ts]音となる。

字形

ブロック体小文字は、日本式では小文字の下部がテール状ではなく直立になっている。
筆記体
筆記体大文字は、ドイツ・ラテン式は活字体にほぼ忠実で、イタリア-スペイン式やコロンビア式ではひらがなの《て》に似た形状、ペルー式はコロンビア式にストロークを付加したもの、独特な形状のフランス式がある。
筆記体小文字はドイツ学校式とチェコ式は活字体と似ていないジュッターリン式字形(縦長のラムダ状字形にベルト記号を付けたもの)になっている。
小文字の書き順は縦線→横線の順である。

点字

DOTS-2345《⠞》が基本字形。世界各国の諸言語のラテン翻字は一部を除き、これに沿っている。

派生文字

  • ルーン文字TIWAZ TIR TYR T《ᛏ》。
  • チェロキー文字では大文字の字形のみを借用したI《Ꭲ》と、小文字からの派生字HNA《Ꮏ》がある。
  • カナダ音節文字の一種であるブラックフット文字では、ラテン文字Tの左側を抜いた字形による連想で、本来M行の字母《ᒣ ᒥ ᒧ ᒪ》を[t]音に当てている。
  • ポラード文字では、ラテン大文字《T》から字形を借用した字母D[t, d]が使われる。
  • ウォレアイ文字の字母TIはラテン大文字《T》の字形を借用しているが、上半分が変化している。
  • フォックス=ホチャック文字では、ラテン小文字《t》の筆記体を改造した字母がそのまま[t]音を表すが、そのリガチャ《tt》が[ʤ]音となる。

特殊用法

声調

  • 彝語のラテン文字表記では音節の語尾に置かれると声調として用いられる。

スモールキャピタル

  • スモールキャピタル【T】?を参照。

フレイザー文字

ラテン文字の基本発音と同じ。単独では[ta]という音節を示す。
逆さにした字母THAは有気音を示す (ターンド【T】参照)。

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記号説明

  • [ ]…IPA発音表記及びフリガナ/意味
  • 【 】…特殊文字見出し
  • 《 》…特殊文字
  • 〈 〉…連字
  • 『 』…作品名
  • 〓…ユニコード未登録の字母
  • †…廃字, 携帯電話絵文字の代替テキスト
    • ‡…特殊な字母, 代用表記, 異体字


【略称】
  • IPA…国際音声記号
  • キルシェン…キルシェンバウム音声記号
  • i.t.a.…イニシャル・ティーチング・アルファベット
  • 大…大文字/小…小文字
  • 半…半角形/全…全角形

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