モン=ビルマ系文字とその派生文字を取り上げます。
http://www.bloggang.com/viewblog.php?id=khurtai&da... (タイ語:文章は画像形式)
シャン・パーリ文字と同じくパーリ語表記用の拡張シャン文字。
ミャンマー・シャン州で、2000年代中頃から公式に使用されているもの。
そり舌音字母に対し、T行の字母の左側に黒い点が付加されているなど、簡易化がなされている。
現行シャン文字と一部異なる字母もある。
タイ・パーリ文字フォントダウンロードHPがあったが、現在は閉鎖されている。
創作字母はビルマ文字を圧縮して生み出された。
タイ・ナ文字のようにアルファベット風の並びで字母を綴る。
ビルマ文字由来の字母の大半は現行キリスト教ポー・カレン文字に採用され、声調記号 INFLEXIONS も現行字母に受け継がれている。
- 各種文字の字母は【拡張ビルマ文字辞典】へ(※要ビルマ文字ユニコードフォント)。
中世のモン文字。サンスクリット借用語用の字母(“SHA”や“VOCALIC R”等)が追加されている。
現代モン文字と異なり“II”の母音記号がビルマ文字と同型。
現代モン文字と異なり“II”の母音記号がビルマ文字と同型。
タイやミャンマーで使用されるシャン語の現行文字。
英語句読点をもとにした声調符号があり、ギリシャ文字或いはIPA由来の《ε》が母音記号として追加されている。
英語句読点をもとにした声調符号があり、ギリシャ文字或いはIPA由来の《ε》が母音記号として追加されている。
- 数字はビルマ数字とシャン数字の2種類。
- 外来語用に有声音用の変形が存在する。
パーリ語借用語を表記するために拡張されたシャン文字。タイで使用されているもの。
シャン文字を一部改良して拡張字母を作成。
シャン文字を一部改良して拡張字母を作成。
- シーポ・ファ HSIPAW FA《ၻ》 (現代シャン文字では[d]音を表記)やシーポ・ラ HSIPAW RA 《ၿ》(現代シャン文字では[b]音を表記)などの特徴的な字母が多い。
- N3080でUCS登録申請が行われたが、現代シャン語で外来語表記用に使用されるものを除いて未採用。
http://www.bloggang.com/viewblog.php?id=khurtai&da... (タイ語:文章は画像形式)
シャン・パーリ文字と同じくパーリ語表記用の拡張シャン文字。
ミャンマー・シャン州で、2000年代中頃から公式に使用されているもの。
そり舌音字母に対し、T行の字母の左側に黒い点が付加されているなど、簡易化がなされている。
現行シャン文字と一部異なる字母もある。
タイ・パーリ文字フォントダウンロードHPがあったが、現在は閉鎖されている。
- シャン文字PHAの旧字体が、BHAの字母として再利用されている。
- N3906に、シャン・パーリ文字としてUCSへの登録が申請されているが、ユニコードにおけるビルマ文字に調和するよう、字母の丸みがさや状のものに変化している。
1850年代に、D.L.ブレイトン D.L.Brayton が後述の旧ポー・カレン文字を改良し、ビルマ文字と調和した字形にしたもの。
ビルマ文字から派生した。字形が一部変更になったり、発音が異なる子音字母もある。
母音記号と介子音記号がビルマ文字と一部異なる。声調記号は5種。
ビルマ文字から派生した。字形が一部変更になったり、発音が異なる子音字母もある。
母音記号と介子音記号がビルマ文字と一部異なる。声調記号は5種。
- ビルマ文字DDHA《ဎ》が[x]音(/gh/ と転写)に変更され、ビルマ文字Eが子音[ɦ/ʔ]音なっている。
- 子音字SA《ၥ》[θ]がビルマ数字1《၁》と同型字。
モン文字から派生したカレン文字。母音記号はビルマ文字にほぼ忠実。
声調記号はビルマ文字のものに、中央部に置かれるリング記号がある。
声調記号はビルマ文字のものに、中央部に置かれるリング記号がある。
- 介子音記号“MEDIAL HA”を付加した独立字母が多い。
- NNAの字形がビルマ文字NNAの異体字になっているが、ユニコードでは別字としてユニコード5.1に追加。
- モン文字BBAが追加されている。
キリスト教徒が使用するスゴー・カレン文字。カレン文字の中で最も有名。
独自の声調記号が使用されているが、これらのASAT抜きのものがユニコード5.1に採用されている。
独自の声調記号が使用されているが、これらのASAT抜きのものがユニコード5.1に採用されている。
仏教徒が使用するスゴー・カレン文字。ほとんどビルマ文字と同じだが、モン文字から介子音記号“MEDIAL LA”が借用されている。
カヤー語を表記するカレン文字の一種。カヤー文字の母音記号に似た母音記号が追加されている。
また、WIN Myanmar Systemsの特殊文字フォントにはスラッシュ付きの字母もあるのだが、UCSに登録申請されていない。
また、WIN Myanmar Systemsの特殊文字フォントにはスラッシュ付きの字母もあるのだが、UCSに登録申請されていない。
http://palaungland.org/archives/151
ビルマ文字から派生したルーマイ・パラウン語の文字。
子音字はビルマ文字全ての他に、独自のFA字母(呼称は“ウヴァ WVA”)が追加されている。
シャン文字と同じく英語句読点由来の声調記号が使用され、パオ文字でも使用されている逆向きセミコロンもある。
ビルマ文字から派生したルーマイ・パラウン語の文字。
子音字はビルマ文字全ての他に、独自のFA字母(呼称は“ウヴァ WVA”)が追加されている。
シャン文字と同じく英語句読点由来の声調記号が使用され、パオ文字でも使用されている逆向きセミコロンもある。
http://members.tripod.com/~howtotypemyanmar/7.htm
ミャンマーのチン語表記用に改良されたビルマ文字。声調記号はキリスト教ポー・カレン文字に似ている。
“WIN Myanmar Systems”の特殊文字フォントがある。
ミャンマーのチン語表記用に改良されたビルマ文字。声調記号はキリスト教ポー・カレン文字に似ている。
“WIN Myanmar Systems”の特殊文字フォントがある。
- ビルマ文字の母音記号IIの代わりに、丸の中央に点があるものが使われる。
http://www.unicode.org/L2/L2014/14108r-khamti_disu...
パケー語の字形はモン=ビルマ系文字の基本形のテールなどに一画目を示す黒丸を付加したもので、ユニコードではビルマ文字と統合された。
ビルマ文字拡張-Cとして本来の現代ノラー文字の字形でビルマ文字と別字として追加する提案が出されている。
パケー語の字形はモン=ビルマ系文字の基本形のテールなどに一画目を示す黒丸を付加したもので、ユニコードではビルマ文字と統合された。
ビルマ文字拡張-Cとして本来の現代ノラー文字の字形でビルマ文字と別字として追加する提案が出されている。
http://www.evertype.com/standards/tai/khamti.pdf
北インド・アッサム州でのシャン文字の派生。字母が大幅に異なるものが多い。
北インド・アッサム州でのシャン文字の派生。字母が大幅に異なるものが多い。
21世紀頃にカムティー語の新正書法として採用された。アッサム州と近隣タイ諸語共通の現代ノラー文字のように字形の先端には小さな黒い丸が付いているのが特徴。
数字は他のビルマ系文字と異なり、算用数字が使用されることが多い。
ユニコード5.2ではビルマ文字に統合される形で追加された。
数字は他のビルマ系文字と異なり、算用数字が使用されることが多い。
ユニコード5.2ではビルマ文字に統合される形で追加された。
http://sealang.net/assam/
http://www.chikyukotobamura.org/muse/wr_seasia_14....
インド・アッサム州で使用されているタイ系少数民族言語の文字。活字体は行書体風の書体が特徴。
ビルマ文字およびシャン文字由来の字母に黒い丸が付加されているのが特徴。
本来はとカムヤン語 Khamyang /ノラー語の文字で、現在はパケー語 Phake、アイトン語 Aiton で使用される。
ユニコード5.2.0ではビルマ文字に統合される形で追加され、ビルマ文字に合わせて特徴である黒丸の無い字形となっている。
Padaukフォントの旧バージョンではPUA領域にノラー文字用の外字が登録されていた。
http://www.chikyukotobamura.org/muse/wr_seasia_14....
インド・アッサム州で使用されているタイ系少数民族言語の文字。活字体は行書体風の書体が特徴。
ビルマ文字およびシャン文字由来の字母に黒い丸が付加されているのが特徴。
本来はとカムヤン語 Khamyang /ノラー語の文字で、現在はパケー語 Phake、アイトン語 Aiton で使用される。
ユニコード5.2.0ではビルマ文字に統合される形で追加され、ビルマ文字に合わせて特徴である黒丸の無い字形となっている。
Padaukフォントの旧バージョンではPUA領域にノラー文字用の外字が登録されていた。
タイ北部で使用される北部ラオ語・北部タイ語を表記するための文字。
ビルマ文字とクメール文字をミックスさせたような文字システムである。
高音グループと低音グループの系統に分かれている。
『講座言語(5) 世界の文字』(大修館書店)ではクメール文字系に分類される。
ビルマ文字とクメール文字をミックスさせたような文字システムである。
高音グループと低音グループの系統に分かれている。
『講座言語(5) 世界の文字』(大修館書店)ではクメール文字系に分類される。
- 数字が2種類存在する。
http://www.seasite.niu.edu/tai/TaiLue/index.htm
中国・雲南省のタイ・ルー語の文字で、ラーンナー・タイ文字の一種。
1950年代の現行タイ・ロ文字の制定と同時に廃字になるが、1986年から併用されるようになった。
中国・雲南省のタイ・ルー語の文字で、ラーンナー・タイ文字の一種。
1950年代の現行タイ・ロ文字の制定と同時に廃字になるが、1986年から併用されるようになった。
現代中国のタイ・ルー語を表記する文字。
子音の字形はシンプル化され、母音記号は全て左右に配置されている。
ほぼアルファベット式になっているが、/e/ や /o/ の音は本来のインド系らしく左側に置かれる。
子音の字形はシンプル化され、母音記号は全て左右に配置されている。
ほぼアルファベット式になっているが、/e/ や /o/ の音は本来のインド系らしく左側に置かれる。
- 数字はビルマ数字とラオ数字の中間。数字の《1》はラーンナー・タイ数字の字形とビルマ数字の字形の2種類。
- 句読点は中国語準拠で、読点やデセンダ部分に下げた感嘆符・疑問符などがある。
- 介子音記号に /-v-/ があり、ユニコードでは最初から付加されている字形になっている。
http://www.foundertype.com/product_ssmz_3.htm (タイ・ナ文字商用フォントのHP)
中国雲南省の徳宏タイ語の文字。
モン=ビルマ系の派生文字でありながら、1950年代ごろに完全なアルファベット式になった(※ア行の母音は QA[ʔ]に付加される)。
アルファベット式になってから追加された声調記号はダイアクリティカルマーク式から、のちに字母式に変更になり、1988年にダイアクリティカル式が再び使用されることになったが、翌1989年に印刷やコンピューター使用等の便宜上、字母式に再び戻った。
声調字母式のものは新タイ・ナ文字、ダイアクリティカルマーク式のものは現行タイ・ナ文字と呼称。
中国雲南省の徳宏タイ語の文字。
モン=ビルマ系の派生文字でありながら、1950年代ごろに完全なアルファベット式になった(※ア行の母音は QA[ʔ]に付加される)。
アルファベット式になってから追加された声調記号はダイアクリティカルマーク式から、のちに字母式に変更になり、1988年にダイアクリティカル式が再び使用されることになったが、翌1989年に印刷やコンピューター使用等の便宜上、字母式に再び戻った。
声調字母式のものは新タイ・ナ文字、ダイアクリティカルマーク式のものは現行タイ・ナ文字と呼称。
- 数字はモン・ビルマ数字から派生したタイ・ナ数字で、微妙な異体があるが特に“8”がかなり異なる。ミャンマーではシャン数字(ユニコード5.1で採用)が使われたりすることもあるが、算用数字で代用されることがある。
- 旧タイ・ナ文字はSAとHAの字母が2種類存在していた。
- 現行タイ・ナ文字は、仏教関係用語用のリガチャが存在するが、ユニコードに採用されていない。
- 句読点は中国語準拠で、句点とコンマの他に字形サイズに合わせた疑問符・感嘆符が使用される。
- ビルマ文字/シャン文字に合わせた字形のフォント〈徳宏タイ文 圓体〉もある。
http://www.taicentre.org/language/symbols.htm
タイ及びミャンマーのタイ・マオ民族の文字で、タイ・ナ文字にない字母やダイアクリティカルマークを追加したもの。
上記HPでは英語やシャン語、タイ語、ラオ語の翻字もされている。
タイ及びミャンマーのタイ・マオ民族の文字で、タイ・ナ文字にない字母やダイアクリティカルマークを追加したもの。
上記HPでは英語やシャン語、タイ語、ラオ語の翻字もされている。
- タイ・ナ字母に下点(インド系文字におけるヌクタ NUKTA 記号)を付加して子音を有声音に変化させたり、母音を短母音に変化させる。
- TSHAの上にマクロン記号を付加してSHA[ʃ]を示し、TAの上にサーカムフレックスを付加して英語のTH[θ]を示す。
- 追加タイ・ナ字母は、CHA[ʧʰ] (ビルマ文字CHAの変形), RA[r] (タイ文字RO RUA《ร》の字形を借用したもの或いはその変形), 母音記号A(二重母音を示すため、母音字の右側に付加)。
- タイ・ナ文字の母音字AIが子音字NYA[ɲ]として使用される。
http://www.seasite.niu.edu/tai/TaiDehong/
アルファベット化する前の本来のタイ・ナ文字。通常のインド系文字と同じく子音字の上下左右に母音記号が付加される。
子音字はシャン文字やビルマ文字を変化させたもので、ビルマ文字のものとほぼ同じ介子音記号がある。
基本書体は行書体である。
アルファベット化する前の本来のタイ・ナ文字。通常のインド系文字と同じく子音字の上下左右に母音記号が付加される。
子音字はシャン文字やビルマ文字を変化させたもので、ビルマ文字のものとほぼ同じ介子音記号がある。
基本書体は行書体である。
中国・雲南省で使用されていたビルマ系文字。
中世のビルマ文字を変化させたもので、毛筆に適した字形になっている。
中世のビルマ文字を変化させたもので、毛筆に適した字形になっている。
- NAはチベット文字のものに似た字形。
http://www.omniglot.com/writing/ahom.htm
インドのタイ系言語の文字。
シャン文字から派生したが、独自の書体になっている。
ユニコードでは別カテゴリとしてバージョン7.0のドラフトに採用された。
インドのタイ系言語の文字。
シャン文字から派生したが、独自の書体になっている。
ユニコードでは別カテゴリとしてバージョン7.0のドラフトに採用された。
バングラデシュ・チッタゴンのチャクマ人の文字。
シャン文字由来が多い。
ビルマ文字と字形が大幅に異なり、書体も独自のものになっている。
ユニコードでは別カテゴリとしてバージョン6.1に採用された。
シャン文字由来が多い。
ビルマ文字と字形が大幅に異なり、書体も独自のものになっている。
ユニコードでは別カテゴリとしてバージョン6.1に採用された。
- 作成者: ジョナサン・ウェード Jonathan Wade
- 出典:『A PRIMER OF THE PGHO, OR SHO KAREN LANGUAGE』(D.L.ブレイトン著, 1845年)
創作字母はビルマ文字を圧縮して生み出された。
タイ・ナ文字のようにアルファベット風の並びで字母を綴る。
ビルマ文字由来の字母の大半は現行キリスト教ポー・カレン文字に採用され、声調記号 INFLEXIONS も現行字母に受け継がれている。
- ビルマ文字由来の字母は、KHA《ခ》[kʰ], GA《ဂ》[ɣ], GHA《ဎ》[x], NGA《င》[ŋ], CA《င》[c/s], DA《ဓ》[d], PA《ပ》[p], PHA《ဖ》[pʰ], MA《မ》[m], RA《ရ》[r], WA《ဝ》[w], THA《ၥ》[θ], A《ဒ》[ʔ]。
- ラテン文字由来の字母は NYA《s》[ɲ], NA《n》[n], BA《b》[b], LA《l》[l], HA《q》[h]の5種。
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