【拡張ラテン文字辞典 > B】カテゴリです。
ここではラテン文字【B】から派生した文字や記号を取り上げます。
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【使用言語・文字】
- IPA、アヴェスタ転写[β]、アメリカ音声学[β]、アメリカ先住民語学[β]、ウラル音声学[β]、†エウェ[β]、OR-E[b]、チュートニスタ、‡ドイツ[s]、ハングル翻字(言語学大辞典式)[pʼ]、リュキア翻字、ローミック
- ギリシャ文字ベータ小文字。
- 1979年までIPAではエスツェット SHARP S 《ß》を伸縮させた字形が使用。それ以降のIPAでは、ラテン文字に合わせたセリフ付き書体に変更されるが、ユニコードではギリシャ文字ベータの字形(基本字形は下部のセリフなし)と統合されたが、N4297でガボンの少数民族言語用の拡張文字として再申請が行われている。
- アフリカの一部言語(エウェ語の旧正書法別表記など)にはエスツェットに似た大文字が存在する。その字形は『世界の文字の図典』(吉川弘文館)を参照。
- N1742でギリシャ文字とは別の本来のIPA字形による小文字も申請されたことがあるが、ユニコード/UCSに未採用。
- 文字コードによってはドイツ語のエスツェット《ß》の代替字形として使用され、また、エスツェット自体がこの字形の代替字形として使用される場合がある。
【使用言語・文字】
- †アゼルバイジャン[ɯ]、†アブハズ[ə]、†アリュート(ヤナリフ)、†アルタイ、印欧語学[ĭ]、†イングリア、†ウディ[ə]、†ウドムルト、†カザフ(ヤナリフ)[ɯ]、†カバルダ[ə]、†カラカルパク[ɯ]、†カラチャイ・バルカル、†カルムイク[ɪ]、†キルギス、†キルディン・サーミ、†クムク[ɨ]、†クリムチャク、†クルド(ヤナリフ)、†コミ、†ショール、スラヴ言語学[ĭ]、†セリクプ、†タタール[ə]、†タバサラン[ə]、†チュクチ、†トゥヴァ、†ドゥンガン[ɨː]、†ネネツ、†ノガイ[ɨ]、†ハカス、汎チュルク[ɯ, ɨ, ə]、†ハンティ、†マンシ、†モルドビン、†ヤクート[ɯ]、†ユピック[ə]、†リス
- 汎チュルク字母のものはキリル文字ウィー《Ы》のЬ部分。
【使用言語・文字】
- †アディゲ[tѣ]、†シュグナン[θ]、†バシキール[θ]、汎チュルク[θ]
- 汎チュルク字母のものはラテン文字小文字D WITH STROKE《đ》を左右逆にしたもの。
→拡張ラテン【D】を参照。
→拡張ラテン【S】を参照。
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