【拡張仮名文字 > 発音仮名】カテゴリです。
ここでは半濁点で表現される発音用拡張仮名文字を取り上げます。
ここでは半濁点で表現される発音用拡張仮名文字を取り上げます。
- 関連:【濁点付き発音仮名】
http://j.tokkyoj.com/data/G06F/3096883.shtml
アメリカ英語のER[ɚ]音を表す。
星野起美さんが考案したカタカナ表記工夫文字で見られる。この方式は日本国内で実用新案登録第3096883号として特許登録されている。
アメリカ英語のER[ɚ]音を表す。
星野起美さんが考案したカタカナ表記工夫文字で見られる。この方式は日本国内で実用新案登録第3096883号として特許登録されている。
琉球語宮古方言の仮名文字表記に見られ、典拠である『世界文字辞典』(三省堂)で字形が確認できる。
日本語東北方言で見られるイ又はウ音[ɨ]又は中国語の〈-I〉/ɿ/[z̩ ウー]の発音を示す。
日本語東北方言で見られるイ又はウ音[ɨ]又は中国語の〈-I〉/ɿ/[z̩ ウー]の発音を示す。
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1126364/6
〈ウ゚マ〉[m̩ma]「馬」など鼻音要素が含まれ母音に近くなっている音節主音を示す。1944年の『文部省制定発音符号』に見られる。
近年は英語の[f]音を示すために島岡丘博士による“島岡メソッド”と呼ばれる英語発音表記法で導入され、[v]音を示す《ヴ》と対になっている。
〈ウ゚マ〉[m̩ma]「馬」など鼻音要素が含まれ母音に近くなっている音節主音を示す。1944年の『文部省制定発音符号』に見られる。
近年は英語の[f]音を示すために島岡丘博士による“島岡メソッド”と呼ばれる英語発音表記法で導入され、[v]音を示す《ヴ》と対になっている。
鼻濁音表記用。英語のNG[ŋ]音を示す特殊文字。
アクセント辞典などで見られるため、JIS X 0213で登録されているが、ユニコードではカ行各字母と合成用半濁点による合成で示す。
アクセント辞典などで見られるため、JIS X 0213で登録されているが、ユニコードではカ行各字母と合成用半濁点による合成で示す。
- 琉球語多良間方言では半濁点付き《キ》が鼻濁音表記ではなく、特殊な発音表記で使用される。
英語TH[θ]音及びドイツ語Z[ts]音を示す特殊仮名文字。ユニコードの合成文字のネームシーケンスではアイヌ語ラテン文字の《C》が採用されていて、この字母はスラブ=バルト諸語及びウラル諸語のラテン文字における[ts]音やスペイン語におけるE及びIの前の[θ]音も示している。
アイヌ語の〈CE〉[ʧe~tse]音表記の半濁点付き《セ》(日本語表記では〈チェ〉)のみが JIS X 0213に対応。
ちなみに江戸時代から小説などで[ts]音を示すためにひらがなでの表記が使用されていて、吉川弘文館『世界の文字の図典』で英語THに対応する字母として、ひらがなの《さ゚》の字形が見られる。
アイヌ語の〈CE〉[ʧe~tse]音表記の半濁点付き《セ》(日本語表記では〈チェ〉)のみが JIS X 0213に対応。
ちなみに江戸時代から小説などで[ts]音を示すためにひらがなでの表記が使用されていて、吉川弘文館『世界の文字の図典』で英語THに対応する字母として、ひらがなの《さ゚》の字形が見られる。
- 琉球語宮古方言では半濁点付き《ス》が特殊な発音表記で使用される。
英語L[l]音を示す特殊仮名文字。現在の発音ガナではひらがなの《ら》行で[l]音を示す方式が主流になっている。
- 琉球語多良間方言では半濁点付き《リ》が特殊な発音表記で使用される。
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