【拡張ラテン文字辞典】カテゴリです。
拡張ラテン文字となった別系統の字母を取り上げます。
原則的にギリシャ文字・キリル文字などラテン文字と調和できる文字は、ABC順のページに含めております。
拡張ラテン文字となった別系統の字母を取り上げます。
原則的にギリシャ文字・キリル文字などラテン文字と調和できる文字は、ABC順のページに含めております。
【使用言語・文字】
http://www.ori.uni-heidelberg.de/sem/seeger/englis... (ラテン化したAINの大文字・小文字が含まれる転写用フォントのHP)
【備考】
- アラビア方言学[ʕ]、音声記号[ʕ]、セム語学[ʕ]、ソビエト言語学[ʕ]
http://www.ori.uni-heidelberg.de/sem/seeger/englis... (ラテン化したAINの大文字・小文字が含まれる転写用フォントのHP)
【備考】
- 拡張ラテン文字 EZH REVERSED《Ƹ ƹ》およびベルベル諸語ラテン文字《Ɛ ɛ》の由来となっている。
- アラビア文字ほぼそのままの形として、発音記号として使用する例が多い。
- 『Phonetic Symbol Guide』(1996)ではラテン化AINのタイムズ体の字形が確認できる(但し、和訳版『世界音声記号辞典』では通常のアラビア文字の字形になっている)。
- 上記URLのセム諸語転写用ラテン文字フリーフォント・Galil, Nebe等では、ラテン化した“AIN”を大文字・小文字として取り入れている。
【使用言語・文字】
19世紀のドイツ語圏におけるサンスクリット語のラテン文字翻字では、デーヴァナーガリー文字を借用した翻字が見られる。
このアヴァグラハという連声による母音省略記号も、そのままの字形でラテン文字のサイズに合わせた拡張ラテン文字として採用されている。
- サンスクリット翻字(19世紀ドイツ式)
- 『Kurze Sanskrit-Grammatik zum Gebrauch für Anfänger』(1855年/著者: テオドール・ベンファイ Theodor Benfey)
19世紀のドイツ語圏におけるサンスクリット語のラテン文字翻字では、デーヴァナーガリー文字を借用した翻字が見られる。
このアヴァグラハという連声による母音省略記号も、そのままの字形でラテン文字のサイズに合わせた拡張ラテン文字として採用されている。
【使用言語・文字】
19世紀のドイツ語圏におけるデーヴァナーガリー文字由来のサンスクリット語のラテン文字翻字のひとつ。
チャンドラビンドゥはラテン文字では合成可能ダイアクリティカルマークとしてユニコードに採用されているが、チャンドラビンドゥをラテン小文字のサイズに合わせた拡張ラテン文字も19世紀のサンスクリット語学書に見られた。
この名称はチャンドラビンドゥの別名であるアヌナーシカ ANUNASIKA と呼ばれる。
デーヴァナーガリー文字チャンドラビンドゥ・ヴィラーマ CANDRABINDU VIRAMA の翻字に使用される。
- サンスクリット翻字(19世紀ドイツ式)
- 『Kurze Sanskrit-Grammatik zum Gebrauch für Anfänger』(1855年/著者: テオドール・ベンファイ Theodor Benfey)
19世紀のドイツ語圏におけるデーヴァナーガリー文字由来のサンスクリット語のラテン文字翻字のひとつ。
チャンドラビンドゥはラテン文字では合成可能ダイアクリティカルマークとしてユニコードに採用されているが、チャンドラビンドゥをラテン小文字のサイズに合わせた拡張ラテン文字も19世紀のサンスクリット語学書に見られた。
この名称はチャンドラビンドゥの別名であるアヌナーシカ ANUNASIKA と呼ばれる。
デーヴァナーガリー文字チャンドラビンドゥ・ヴィラーマ CANDRABINDU VIRAMA の翻字に使用される。
【使用言語・文字】
http://www.prabhupada.name/
http://d.hatena.ne.jp/naotoj/20080902/1220424829
【解説】
2008年ごろから、インドの聖者A.C.バクティヴェーダンタ・スワミ・プラブパーダ師(1896〜1977)の信奉者が、ラテン文字《K》の字母を“死”に関する不吉な印象を与える字母として、デーヴァナーガリーの子音字《KA》に変更する提案及びラテン化した“KA”の字母をユニコードに追加する提案を行なっている。
- プラブパーダ式表記[k]
http://www.prabhupada.name/
http://d.hatena.ne.jp/naotoj/20080902/1220424829
【解説】
2008年ごろから、インドの聖者A.C.バクティヴェーダンタ・スワミ・プラブパーダ師(1896〜1977)の信奉者が、ラテン文字《K》の字母を“死”に関する不吉な印象を与える字母として、デーヴァナーガリーの子音字《KA》に変更する提案及びラテン化した“KA”の字母をユニコードに追加する提案を行なっている。
【使用言語・文字】
- シャン転写[第6声調]
- シャン文字の第6声調記号がタイ文字Aの母音記号と同型のため、上記HPでラテン文字転写に使用されている。
【出典】
『日本語と蒙古語』では、モンゴル文字A《ᠠ》或いは E《ᠡ》の語中形を、ゼロ音価を表す子音発音記号として蒙古語ラテン文字表記に追加したもの。
- 『日本語と蒙古語』(1920年/著者: 大薮鉦太郎/発売元: 満洲日日新聞社)
『日本語と蒙古語』では、モンゴル文字A《ᠠ》或いは E《ᠡ》の語中形を、ゼロ音価を表す子音発音記号として蒙古語ラテン文字表記に追加したもの。
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