【拡張文字編】カテゴリです。
特殊な仮名文字を取り上げます。
2001年に考案し、岡村さんの著書『奄美方言―カナ文字での書き方―』(南方新社, 2007)で詳細がまとめられている。
カタカナの左肩に付加する軟音符《‘》と硬音符《’》が追加されている。
昭和20〜30年代の英語発音の書籍用に作成された。
『図解英語小発音学』(小川芳男著/有精堂, 1955)に活字体の字形が掲載されている。
近年は『ローマ字学』(稲葉茂勝著/今人舎, 2019)で、英語の《A》の発音表記に使用された。
特殊な仮名文字を取り上げます。
- 完全に改造した仮名文字は【日本語の人工文字】を参照。
http://www.wwq.jp/q/
http://en.wikipedia.org/wiki/Okinawan_writing_syst...
『月刊言語』(大修館書店)の琉球語関連連載でも使用されたことがある。
http://en.wikipedia.org/wiki/Okinawan_writing_syst...
- 作成者: 船津好明
『月刊言語』(大修館書店)の琉球語関連連載でも使用されたことがある。
- 《を》にテールを付加して[wu]音を表記。
- 《い/え》に濁点を付加して /j/(仮名文字ではヤ行)音を表記。
- ひらがなの下部に小文字を合成して特殊字母を作成。
- {て+ぃ}の合成で[ti]音。
- ウヮ[ʔɰ]行音では、{う+わ} の合成字母と、《う》の上部を《ゐ》と《ゑ》の上に付加した字母からなる。
- 《ん》字に点を付加して[ʼn]を表示。
http://www.epix.co.jp/kesen.html
東北弁の一種・ケセン語を表すために作成された表記法。
- 作成者: 山浦玄嗣
東北弁の一種・ケセン語を表すために作成された表記法。
- 《す》の横棒を消去して、新字母を作成。
- ラ行に半濁点が付加される字母。
- ひらがなとカタカナ小文字の組み合わせが使用される。
- 上昇/下降/高音を表記する記号がある。
- 作成者: 岡村隆博 (作成年: 2001)
2001年に考案し、岡村さんの著書『奄美方言―カナ文字での書き方―』(南方新社, 2007)で詳細がまとめられている。
カタカナの左肩に付加する軟音符《‘》と硬音符《’》が追加されている。
- 《ヰ》と《ヱ》を小文字にして、それぞれ中舌母音[ï]と[ë]を示す。
- 無声音を示すために《テ》の下に《。》を付加する。
- 【拡張ひらがな〜変体仮名編〜】を参照。
- 【拡張カタカナ】を参照。
http://sokki.syuriken.jp/t21/
http://dac.gijodai.ac.jp/gifu-cm/h14/sakuhin/kou/8...
カタカナが短音、ひらがなが長音あるいは拗音([-j-]音)を示す。
中根正雄氏が考案し、孫の中根康雄氏らが改良し、現在のバージョンは『絶妙な速メモ〈速記〉の技術』(2005年・明日香出版社)に詳しく掲載されている。
http://dac.gijodai.ac.jp/gifu-cm/h14/sakuhin/kou/8...
- 作成者: 中根正雄, 中根康雄 (作成年: 1958)
カタカナが短音、ひらがなが長音あるいは拗音([-j-]音)を示す。
中根正雄氏が考案し、孫の中根康雄氏らが改良し、現在のバージョンは『絶妙な速メモ〈速記〉の技術』(2005年・明日香出版社)に詳しく掲載されている。
- ひらがなのア段が[-ja], イ段が[-juː], ウ段が[-uː], エ段が[-jou], オ段が[-ou]音になっている。
- 拗音単音を表記する下付ブリーブをひらがなに付加して、イ段のものを[-ju], エ段のものを[-jo]と表す。
- 撥音[-n]は上付、促音(重子音)は下付の仮名文字で表記。
- 郵便は《〒》と簡略記号を使用したり、電話は《℡》と表記したりする。
- ツキイチクンと呼ばれる漢字音特殊表記法を示すために、スラッシュ《/》や点《・》など速記符号が使われる。
- 改良版では簡易な漢字やラテン文字の頭文字による略語との交ぜ書きも行われる。
http://plaza.rakuten.co.jp/wawiwuwewo/diary/?ctgy=...
ひらがな・カタカナの字形を変化させて、音声記号として使用するもの。
YIやYEなど廃字となった字形も採用されている。
濁点・半濁点だけでなくダイアクリティカルマークも含まれている
ひらがな・カタカナの字形を変化させて、音声記号として使用するもの。
YIやYEなど廃字となった字形も採用されている。
濁点・半濁点だけでなくダイアクリティカルマークも含まれている
- 作成者: 岩崎民平
昭和20〜30年代の英語発音の書籍用に作成された。
『図解英語小発音学』(小川芳男著/有精堂, 1955)に活字体の字形が掲載されている。
近年は『ローマ字学』(稲葉茂勝著/今人舎, 2019)で、英語の《A》の発音表記に使用された。
http://staff.aist.go.jp/t-tsujino/doc/aikitu/web/w...
辻野匠さんが“日本式ローマ字翻字の推薦”での古文翻字用の字母として提案している。
〈衣〉の字から上部を取って新カタカナ《亠》を作り出し、[je]音に当てている。
辻野匠さんが“日本式ローマ字翻字の推薦”での古文翻字用の字母として提案している。
〈衣〉の字から上部を取って新カタカナ《亠》を作り出し、[je]音に当てている。
https://sc.benesse-gtec.com/tajiri/consult/answer0...
http://yeemar.seesaa.net/article/11728890.html
島根県の中学校教師・田尻悟郎氏が考案した発音用のカタカナ。
2004年11月3日放送のNHK教育(現・NHK Eテレ)『わくわく授業―わたしの教え方―』で紹介された。
前述の岩崎民平氏考案のAE字母(英語の短音《a》を示す[æ]音)、拡張カタカナYE字母(英語の短音《i》を示す[ɪ]音)の他、田尻氏創作の[ɔ, ɒ]音用字母が使用される。他にも語末の子音はカタカナにラテン小文字が交ぜ書きされる。
ベネッセの本人サイトではフォニックス仮名の改良版が質問ページに記載され、発音の指示のために《舌》や《皿》の太字や白抜き書体―手書きの場合は丸囲み漢字―が使用される。
http://yeemar.seesaa.net/article/11728890.html
島根県の中学校教師・田尻悟郎氏が考案した発音用のカタカナ。
2004年11月3日放送のNHK教育(現・NHK Eテレ)『わくわく授業―わたしの教え方―』で紹介された。
前述の岩崎民平氏考案のAE字母(英語の短音《a》を示す[æ]音)、拡張カタカナYE字母(英語の短音《i》を示す[ɪ]音)の他、田尻氏創作の[ɔ, ɒ]音用字母が使用される。他にも語末の子音はカタカナにラテン小文字が交ぜ書きされる。
ベネッセの本人サイトではフォニックス仮名の改良版が質問ページに記載され、発音の指示のために《舌》や《皿》の太字や白抜き書体―手書きの場合は丸囲み漢字―が使用される。
http://www.tackns.net/word/new/index.html
日本語の発音をわかりやすくする為に創作された新仮名文字。
ひらがなの〈てぃ〉[ti]と〈とぅ〉[tu]表記を新字母《γ》と《λ》に変更し、〈チ〉[ʧi]と〈ツ〉[tsu]を別のCA行として独立させたり、P音専用の仮名文字を作成して半濁点《゜》を廃止する案や、《わ》を廃字にして〈うぁ〉と連字表記に変更する案がある。
カタカナと紛らわしい漢字の字形はカタカナの字形に統一する提案もある。
日本語の発音をわかりやすくする為に創作された新仮名文字。
ひらがなの〈てぃ〉[ti]と〈とぅ〉[tu]表記を新字母《γ》と《λ》に変更し、〈チ〉[ʧi]と〈ツ〉[tsu]を別のCA行として独立させたり、P音専用の仮名文字を作成して半濁点《゜》を廃止する案や、《わ》を廃字にして〈うぁ〉と連字表記に変更する案がある。
カタカナと紛らわしい漢字の字形はカタカナの字形に統一する提案もある。
- 創作ひらがなのPI字は、変体仮名YEに《ね》などにあるカールが付加されている。
https://twitter.com/ncmr460/status/104957575519206...
〈ン〉と〈ヌ〉の合成で〈-NNE〉[-n]音や〈ル〉と〈フ〉の合成で《R》[ʁ]音を示すなど合成が中心となっている。
〈ウ〉と〈オ〉の合成から〈EU〉[ø, œ]や〈OU〉[u]の2種が生み出されている。
- 作成者: ナカムラ
〈ン〉と〈ヌ〉の合成で〈-NNE〉[-n]音や〈ル〉と〈フ〉の合成で《R》[ʁ]音を示すなど合成が中心となっている。
〈ウ〉と〈オ〉の合成から〈EU〉[ø, œ]や〈OU〉[u]の2種が生み出されている。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007228388
http://opac.lib.yamanashi.ac.jp/metadb/up/honkan/1...
原則としてIPAの母音の発音に近いカタカナが当てられている(例:《オ》[ɔ])。
仮名文字の発音に存在しないものはIPAで表記し、IPAの小文字を大文字化したもの(例:《Ʌ》[ˈʌ])で強勢を示す。
音節末は《ッ》や《ン》と上付きラテン文字の組み合わせで示すものが多く、《ッᵖ》[-p̚],《ッᵗ》[-t̚],《ッᵏ》[-k̚],《ッᵇ》[-b],《ッᵈ》[-d],《ッᵍ》[-ɡ],《ッᵗᶴ》[-ʧ],《ンⁿ》[-n],《ンᵑ》[-ŋ],《nᵏˡ》[-nkl̩]などの表記がある。
http://opac.lib.yamanashi.ac.jp/metadb/up/honkan/1...
- 作成者: 山田雄一郎, 長瀬慶來
原則としてIPAの母音の発音に近いカタカナが当てられている(例:《オ》[ɔ])。
仮名文字の発音に存在しないものはIPAで表記し、IPAの小文字を大文字化したもの(例:《Ʌ》[ˈʌ])で強勢を示す。
音節末は《ッ》や《ン》と上付きラテン文字の組み合わせで示すものが多く、《ッᵖ》[-p̚],《ッᵗ》[-t̚],《ッᵏ》[-k̚],《ッᵇ》[-b],《ッᵈ》[-d],《ッᵍ》[-ɡ],《ッᵗᶴ》[-ʧ],《ンⁿ》[-n],《ンᵑ》[-ŋ],《nᵏˡ》[-nkl̩]などの表記がある。
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