【英語の人工文字】のサブページです。
20世紀40年代までの英語綴り字改革の拡張ラテン文字をまとめます。
※ピットマン文字/エリス文字 Phonotypic Alphabet の系統は【ピットマン文字系〜フォノタイプ〜】へ。
ゴート文字由来の《ʘ》[wh]やギリシャ文字由来の《ɵ》[θ]、ETH大文字のスモールキャピタル《ᴆ》[ð]など。
《ɦ》を連字用に用いたり、ドットアバブで母音の長音を示す。
ローマン体の《g》[ɡ]とブロック体の《ɡ》[ʤ]を区別し、さらに《G》[ʧ]に別の小文字を与えて、それらの小文字を変化させた大文字を作成している。
20世紀40年代までの英語綴り字改革の拡張ラテン文字をまとめます。
※ピットマン文字/エリス文字 Phonotypic Alphabet の系統は【ピットマン文字系〜フォノタイプ〜】へ。
- 作成者: エイブラハム・タッカー (作成年: 1773)
- 出典:『Vocal Sounds』(1773)
http://www.personal.leeds.ac.uk/~engafg/spencelg.h...
ラテン大文字を半分だけにしたり、リガチャを多数作成した。小文字はスモールキャピタルになっている。
- 作成者: トーマス・スペンス (作成年: 1775)
ラテン大文字を半分だけにしたり、リガチャを多数作成した。小文字はスモールキャピタルになっている。
http://www.omniglot.com/writing/franklin.htm
拡張ラテン文字6字が追加される。
大文字表記は無く、大文字が使用される場合でも語頭は必ず小文字である。
- 作成者: ベンジャミン・フランクリン (作成年: 1768〜1779)
拡張ラテン文字6字が追加される。
大文字表記は無く、大文字が使用される場合でも語頭は必ず小文字である。
- 作成者: ウィリアム・ソーントン (作成年: 1793)
ゴート文字由来の《ʘ》[wh]やギリシャ文字由来の《ɵ》[θ]、ETH大文字のスモールキャピタル《ᴆ》[ð]など。
- 作成者: ジョセフ・G・チェンバース (作成年: 1812)
- 出典:『Elements of orthography, or, An attempt to form a complete system of letters』(1812)
《ɦ》を連字用に用いたり、ドットアバブで母音の長音を示す。
http://www.archive.org/details/pantographyoruni00a...
《Ɔ ɔ》が[ʌ, ɝ]の音を示すなど、一部本来のラテン字母と離れた音の字母がある。
- 作成者: ベナジャー・ジェイ・アントリム (作成年: 1843)
- 出典『Pantography』(1843)
《Ɔ ɔ》が[ʌ, ɝ]の音を示すなど、一部本来のラテン字母と離れた音の字母がある。
- コプト文字《Ϭ ϭ》由来の字母は[ʧ]音、ギリシャ文字《Θ》と同じ字母は[ð]音。
- 筆記体は活字体は単独の字母のものでも、英語で連字として書かれるものは《Ƶ ƶ》[ʒ]を除いて連字で書かれる。
http://www.archive.org/details/newprojectforref00r...
- 作成者: エゼキエル・リッチ (作成年: 1844)
- 出典:『New project for reforming the English alphabet and orthography』(1844)
- 追加されたラテン文字は、ɐ[ɑː], ɑ[eɪ], ɒ[ɛɚ], ə[ʌ], ɥ[ɔ/ɒ], ı[aɪ], ᴉ[ð], ȷ[ɡ], TURNED DOTLESS J[uː], ʀ[θ], ᴚ[æ], ʌ[oʊ], ʎ[ʒ], 3[ŋ], TURNED THREE[ɛ], 4[ɪ], 7[ɪ]。
- 《q》は[ʃ]音を示す。
- 作成者: Bartłomiej Beniowski (作成年: 1845)
- 出典:『Anti-absurd or phrenotypic alphabet and orthography for the English language』(1845)
- 追加されたラテン文字は、ɐ[iː], ɔ[ɔː], ə[oʊ], ᵷ[aʊ], ɥ[ʌ], TURNED L[ʒ], ʇ[θ (※〈ʇh〉として)], ʌ[æ], ʎ[ɑː]。
- 連字表示(xの代わりにks, gz)も存在し、簡略拡張字母も設定されている。例: ch = TURNED J[ʧ], gz = ʞ, iu = ɯ[ju], ks = x, sh = ɟ[ʃ], th = ʇ[ð], ʇh = ɹ[θ]。
- 作成者: キーズ・A・ベイリー (作成年: 1848)
- 出典『A Practical Exposition of Phonography, Or, Writing by Sound』
ローマン体の《g》[ɡ]とブロック体の《ɡ》[ʤ]を区別し、さらに《G》[ʧ]に別の小文字を与えて、それらの小文字を変化させた大文字を作成している。
- 小文字がそのまま大文字になっているのは《æ》[e, ɛ]や《r》[r]などがあり、大文字が本来のラテン文字と異なるものは《b, Ƃ》や《d, Ƌ》などがある。
http://www.archive.org/details/englishphonetica00v...
- 作成者: Vernon Harcourt
- 追加された特殊子音文字は、Ɵ, θ[θ, ð], ŋ[ŋ], ʃ[ʃ]。
- Cは[ʧ]音, Qは[ʒ]音を示す。
http://query.nytimes.com/gst/abstract.html?res=950...
1878年8/12号の『ニューヨークタイムズ』で発表されたアメリカ英語の拡張ラテン文字。
《ɥ》[ju], 《ɯ》[ʊ]が追加されている。
1878年8/12号の『ニューヨークタイムズ』で発表されたアメリカ英語の拡張ラテン文字。
《ɥ》[ju], 《ɯ》[ʊ]が追加されている。
http://www.archive.org/details/relativeefficien00w...
音標文字やリガチャ、ダイアクリティカル付き字母からなる。
- 出典:『Relative efficiency of phonetic alphabets; an experimental investigation of the comparative merits of the Webster key alphabet and the proposed key alphabet submitted to the National Education Association』
音標文字やリガチャ、ダイアクリティカル付き字母からなる。
http://www.archive.org/details/universalalphabe00l...
基本ラテン文字を変化させた筆記体から新字を生み出しているのが中心で、ダイアクリティカルマーク付き字母も多い。
セリフが矢印形になっていたり、リガチャになっているものもある。
例えば、TH[θ]音は《Ћ ћ》, NG[ŋ]音は《Ŋ, ŋ》など。
- 作成者: チャールズ・T・リュジー (作成年: 1918)
- 出典:『The universal alphabet』
基本ラテン文字を変化させた筆記体から新字を生み出しているのが中心で、ダイアクリティカルマーク付き字母も多い。
セリフが矢印形になっていたり、リガチャになっているものもある。
例えば、TH[θ]音は《Ћ ћ》, NG[ŋ]音は《Ŋ, ŋ》など。
http://www.archive.org/details/tractonpresentst00b...
http://www.spellingsociety.org/news/n/n5pt2.php
中世ヨーロッパ風の書体になっていて、有名な字形は著書のエッセイに使用された斜体。
1913年に発表された字形(アンシャル風書体)と1920年代の字形(中世風の斜体)では一部異なっている。
母音字は一つの音に対して、元となった英語の字母から派生した複数の字母が存在する。
アンシャル風書体は大文字が存在するが、アルファベット発音解説では小文字のみである。
1920年代後期は小文字のみで、頭文字はスモールキャピタルになっている。
子音字は〈-h〉とのリガチャや[ʃ]音になる〈ti, si, ci〉などのリガチャが多い。
http://www.spellingsociety.org/news/n/n5pt2.php
- 作成者: ロバート・ブリッジズ (作成年: 1913)
- 出典:『A tract on the present state of English pronunciation』(1913)
- 『Collected Essays, Papers, Etc.』(1927〜36)
中世ヨーロッパ風の書体になっていて、有名な字形は著書のエッセイに使用された斜体。
1913年に発表された字形(アンシャル風書体)と1920年代の字形(中世風の斜体)では一部異なっている。
母音字は一つの音に対して、元となった英語の字母から派生した複数の字母が存在する。
アンシャル風書体は大文字が存在するが、アルファベット発音解説では小文字のみである。
1920年代後期は小文字のみで、頭文字はスモールキャピタルになっている。
子音字は〈-h〉とのリガチャや[ʃ]音になる〈ti, si, ci〉などのリガチャが多い。
- 《a》[æ]と《ɑ》[ɑː]、《g》[ʤ](初期字形はゲール文字の《ᵹ》)と筆記体の《ɡ》[ɡ]は別字扱いになっている。
- 《s》の派生字は、アップターン記号付きがシュ[ʃ]音, ディセンダー記号付きがズ[z]音, アップターンとディセンダーが付いた字母はジュ[ʒ]音を表す。
- 〈-ed〉などは《-'d》といったアポストロフィによる省略が多用される。
1928年にイギリスの綴り字改革協会 Spelling Reform Associationが作成した改造ラテン文字。
フランクリン文字のように小文字だけで、フランクリン文字に似た字母にリガチャ、“the”を表す特殊字母などがある。
フランクリン文字のように小文字だけで、フランクリン文字に似た字母にリガチャ、“the”を表す特殊字母などがある。
http://arnoldzwicky.org/2012/05/10/the-frugal-typo...
用途は新聞の記事や漫画のフキダシなどに使われることを想定していた。
- 作成者: ロバート・メイソン Robert Mason (作成年: 1929)
用途は新聞の記事や漫画のフキダシなどに使われることを想定していた。
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