アメリカ大陸の少数民族文字 - 世界の特殊文字ウィキ

アメリカ大陸の少数民族文字を取り上げます。

ラテン改造文字系

ホチャック文字/フォックス文字 - Hotcak Syllabary

http://www.omniglot.com/writing/hotcak.htm
http://hotcakencyclopedia.com/ho.Pronunciation.1.h...
ラテン文字の筆記体を改造した文字。大文字と小文字の別はなく、混在している。
しかも、由来となった字母の発音が一致しない文字が多い。

疑似ラテン系

カウダー文字/ミクマック文字 - Kauder Script / Micmac Script

http://www.christusrex.org/www1/pater/JPN-micmac.h...
http://en.wikipedia.org/wiki/Mi'kmaq_hieroglyphic_...
19世紀に作成されたミクマック語表記用の象形文字で、字形がラテン文字や錬金術記号の影響を受けたものになっている。

オセージ文字 - Osage Script

http://www.osagetribe.com/
オセージ語表記用に作成された文字。アルファベット系統と思われる。
チェロキー文字にインスパイアされたような字形。
OSAGE NATIONのHPで表記例が見られ、LanguageGeekのフリーフォントの私用領域にも外字で収録されている。

速記改造系

カムループス・ワワ速記文字/チヌーク・ピパ文字 - Kamloops Wawa Script / Chinook Pipa Alphabet

http://www.cayoosh.net/hiyu/kamloops.html
http://www.geocities.com/vanisaac/Chinook41.html
速記文字を使用したチヌーク・ジャーゴンで使用されていた文字。
発音表記も細かい。
ユニコード追加提案では速記文字連結用の制御文字や、ゼロ幅非接合子 ZERO WIDTH NON-JOINER 及びゼロ幅接合子 ZERO WIDTH JOINER を使用して表記する案がある。
する

その他

カクトヴィック数字 - Kaktovik Numerals

http://www.ankn.uaf.edu/SOP/SOPv2i1.html
イヌピアック語 Inupiaq language で使用される数字。ラテン文字と併用される。
1～19と0の20種類がある二十進法の数字である。
4は《w》に似た字形で、1はその左側。画数が増えていくたびに数価が増えていく。
5や10、15は上付き風で、1～4に付加され、それが数となる。
0はループ状である。

アファカ文字/ンジュカ文字 - Afaka Script / Ndjuka Script

http://en.wikipedia.org/wiki/Afaka_script
http://www.omniglot.com/writing/ndjuka.htm
・作成者: アファカ・アツミ (作成年: 1908)
スリナムの英語系クレオールのンジュカ語表記用の音節文字。
ラテン文字やチェロキー文字に似た字母やアフリカの各表音文字の影響を受けたような字母が見られる。