世界の特殊文字ウィキ - スモールキャピタル【A】
拡張ラテン文字辞典 - 拡張ラテンA】カテゴリです。
ここでは、ラテン文字スモールキャピタルA LATIN LETTER SMALL CAPITAL A を取り上げます。

LATIN LETTER SMALL CAPITAL A - スモールキャピタルA【ᴀ】

文字名称スモールキャピタル・エー / SMALL CAPITAL A
スモールキャップ
ユニコードU+1D00
文字参照ᴀ
仮名転写(無声音の)ア[ḁ]

由来

ラテン文字活字のスモールキャピタルのA《A》。

解説

本来は活字による効果用に使われてきたスモールキャップのひとつ。ウラル音声学や中国語学などでさまざまな音声記号として使用される。
アメリカの音声学者はこれを取り入れていることが多いが、表記される発音が異なる。
ウラル音声記号では、無声化した[a]を示す表現として使用される。
ユニコードではUCSのウラル音声記号の追加申請が通った後のバージョン4.0で追加された。

音声記号以外

1930年代のカフカス諸語のヤナリフ表記では、大文字が《A》のものにスモールキャップを当てているものがあった。

使用言語・文字

言語

  • †アディゲ[a]

特殊文字

  • †IPA、アメリカ音声学、アメリカ先住民語学[ḁ]、ウラル音声学[ḁ]、音声記号(トレーガー式)[æ̈, ʌ̱]、CanIPA[ä]、中国語学、†ブリッジズ[ɔ, ɒ, ɑ]、bRitic[æ, a]

備考

  • アディゲ語の1930年代ラテン文字の大文字は《A》。

関連項目

親字

派生字

参考HP

ラテン文字

【LATIN LETTER SMALL CAPITAL A - fileformat.info】
http://www.fileformat.info/info/unicode/char/1d00/...
【N2419 - Uralic Phonetic Alphabet characters for the UCS】
http://std.dkuug.dk/JTC1/SC2/WG2/docs/n2419.pdf