世界の特殊文字ウィキ - ダイアクリティカル付き外国語改良綴字
特殊音声記号】及び【非ユニコード系特殊表記法】カテゴリです。
ヨーロッパ諸国語のラテン文字アルファベットにダイアクリティカルマークなどの特殊記号を使用する特殊文字を取り上げます。
英語のものは【ダイアクリティカル付き英語改良綴字】へ。

フランス語

特殊文字を使用するものは【フランス語の人工文字】参照。

アルフォニック - Alfonic

http://airoe.org/spip.php?article138
http://fr.wikipedia.org/wiki/Alfonic
・作成者: アンドレ・マルティネ André Martinet (作成年: 1970)
フランス語の正書法改革案のひとつ。《Œ œ》を正式な字母として扱っている。
発音の区別をサーカムフレックスやグレーブ《è》、鼻音に対してはダイエレシス(フランス語ではトレマ)又はチルドを付加する方式。
・Wで[u], Xで[œ]音をそれぞれ示す。

イタリア語

イタリア語辞書の有声音表記法

『小学館伊和中辞典』(小学館)や『エクスプレス・イタリア語』(白水社)などのイタリア語各種辞書・語学書では、ドットビローを使用してS[s]とZ[ts]の有気音の区別をはっきりとさせている(《Ṣ ṣ》[z]と《Ẓ ẓ》[dz])。
いわゆる日本語仮名文字の濁点の役割である。
なお、『新伊和辞典』(白水社・1984年)では[z]音をESH《ʃ》、[dz]音をEZH《ʒ》と独自の拡張文字で有声の区別をしているが、大文字は通常のSとZのままである。