世界の特殊文字ウィキ - リガチャ【ST】
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ここでは、ラテン小文字リガチャST LATIN SMALL LIGATURE ST を取り上げます。

LATIN SMALL LIGATURE ST - リガチャST小文字【st】

小文字
文字部首S部
ユニコード(小)U+FB06
文字参照(小)st
仮名転写スト[st]

由来

  • ラテン小文字《s》の上部セリフから伸びてきた曲線と《t》の上部がつながったもの。

解説

かつてフランス語などのヨーロッパ諸言語で使用されていたリガチャ。
中世の頃、ヨーロッパの諸言語で《s》は、《S》の語尾形専用小文字として使用されていたため、語頭・語中形の長いS?《ſ》を使用した長いSとTのリガチャ《ſt》が多用されていた。
ユニコードでは、アルファベット表示形にカテゴライズされている。
なお、この字母と似た方法で生み出されたリガチャは〈ct〉があるが、ユニコード未登録である。

使用言語・文字

言語

  • †フランス[st]

関連項目

親字

印刷用リガチャ

参考HP

【LATIN SMALL LIGATURE ST - fileformat.info】
http://www.fileformat.info/info/unicode/char/fb06/...
【LATIN SMALL LIGATURE ST - decodeunicode.org】
http://www.decodeunicode.org/en/u+fb06/properties
【Typographic ligature - Wikipedia】
http://en.wikipedia.org/wiki/Typographic_ligature
【18th Century Ligatures and Fonts】
http://www.orbitals.com/self/ligature/ligature.htm