世界の特殊文字ウィキ - 記述用特殊記号
句読点や括弧類など記述関連に使用される、或いは提案された特殊記号を取り上げます。

句読点類

左右逆の疑問符 - REVERSED QUESTION MARK【⸮】

ラテン文字用のもので、ユニコードではアラビア文字のもの《؟》と区別されている。
問いかけの疑問符
  • 考案者: アイザック・ピットマン, アレクサンダー・ジョン・エリス
エリス文字では左右逆にした疑問符を問いかけの印として左側に置き、文末には通常、ピリオドを置く。
皮肉符/反語符/アイロニーマーク - IRONY MARK
http://www.pointdironie.com/
https://twitter.com/LeagueOfLexicon/status/1441416...
  • 考案者: エルヴェ・バザン
皮肉の表現や反語表現を表すときに、通常の疑問符と同じ区切りとして置かれる。
但し、通常の“左右逆の疑問符”と字形が区別されるケースがある。

感嘆修辞疑問符/インタロバング - INTERROBANG【‽】

《!?》或いは《?!》と同じ。

逆感嘆修辞疑問符/ニャボレットニ - INVERTED INTERROBANG【⸘】

スペイン語圏で感嘆或いは強調と疑問を同時に示すとき、インタロバングが区切りとなる文の最初に付く。

疑問符・感嘆符を改造した特殊記号

疑問符や感嘆符を改造して、表現を示す区切り記号として作成したもの。

ハート状感嘆符 - HEAVY HEART EXCLAMATION MARK ORNAMENT【❣】

カラー絵文字❣️
テキスト絵文字❣︎
装飾記号のひとつ。カラー絵文字対応。
愛情表現を示すハートマーク《♥》と感嘆符を組み合わせた特殊記号。
愛情を強調した表現に使用される。

笑い記号/スマイルポイント - SMILE POINT

  • 作成者: アレクサンダー・ジョン・エリス
19世紀中頃の英語の新字“フォノタイプ”作成の際に考案されたもの。
疑問符の上部がダイアクリティカルマークの一種である“COMBINING SNAKE BELOW”に似た形状のものに変化されている。
笑いの表現を表す。

スナーク - SNARK【⹔】

http://www.typophile.com/node/28817
皮肉符と同じ用法であるが、日本語の長音記号の変形《〜》に似た用法もある。
チルド記号とピリオドを組み合わせたような形状。
ユニコード14.0に採用された中世ヨーロッパ疑問符と統合される可能性がある。