最終更新: r32_takacyan 2006年09月02日(土) 00:26:30履歴
【コラム】再利用された銭湯建築
現在、都心でも地方でも銭湯の廃業が続いています。
銭湯は利用者の減少という理由のほかに施設の老朽化や経営者の高齢化が廃業の原因となっており、古く立派な建築の銭湯でも例外ではありません。
しかも廃業後はわりにすぐに取り壊される運命が多く、久しぶりに行ってみると駐車場だった、などの事例も多いことです。
江戸東京たてもの園の子宝湯のように移築保存された例もありますが、これは特殊な例で大半の銭湯は廃業→即解体の運命がまっています。
一例・銭湯解体
しかし僅かながら銭湯の建物の全体、若しくは一部を利用して他の用途施設として生き延びている建物もあります。
銭湯の天井の高い建物を利用して大型の飲食店となっている芦名湯
さすがは元銭湯、広くて開放感があります。
東京の下町、谷中でアートギャラリーとして活用されている元・柏湯
外観は破風屋根、二段の高い屋根にコンクリート製の煙突と古い関東型銭湯建築をそのままに残し、近くには古い酒屋が保存されていたりする地域の景観に溶け込んだ良い施設となっています。
他にも都内では表参道のとんかつ屋さん「まい泉」の一部が元銭湯の建屋を改修して使用されているようです。
広島の尾道にはアーケード商店街の中ほどにあった「大和湯」が喫茶店として営業されており、入口のファッサードは大和湯の屋号とともにそのまま使われています。
京都にも銭湯を利用して造られたカフェがあるそうです。
再利用されている銭湯建築、末永く生き残ってほしいものですね。
現在、都心でも地方でも銭湯の廃業が続いています。
銭湯は利用者の減少という理由のほかに施設の老朽化や経営者の高齢化が廃業の原因となっており、古く立派な建築の銭湯でも例外ではありません。
しかも廃業後はわりにすぐに取り壊される運命が多く、久しぶりに行ってみると駐車場だった、などの事例も多いことです。
江戸東京たてもの園の子宝湯のように移築保存された例もありますが、これは特殊な例で大半の銭湯は廃業→即解体の運命がまっています。
一例・銭湯解体
しかし僅かながら銭湯の建物の全体、若しくは一部を利用して他の用途施設として生き延びている建物もあります。
銭湯の天井の高い建物を利用して大型の飲食店となっている芦名湯
さすがは元銭湯、広くて開放感があります。
東京の下町、谷中でアートギャラリーとして活用されている元・柏湯
外観は破風屋根、二段の高い屋根にコンクリート製の煙突と古い関東型銭湯建築をそのままに残し、近くには古い酒屋が保存されていたりする地域の景観に溶け込んだ良い施設となっています。
他にも都内では表参道のとんかつ屋さん「まい泉」の一部が元銭湯の建屋を改修して使用されているようです。
広島の尾道にはアーケード商店街の中ほどにあった「大和湯」が喫茶店として営業されており、入口のファッサードは大和湯の屋号とともにそのまま使われています。
京都にも銭湯を利用して造られたカフェがあるそうです。
再利用されている銭湯建築、末永く生き残ってほしいものですね。
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