女塚浴場
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r32_takacyan 2007年11月29日(木) 13:55:02履歴
東京都の大田区西蒲田の銭湯、女塚浴場です。女塚浴場は残念ながら平成19年11月30日をもって営業終了します。
蒲田駅を西口に出て右手の道を行くとすぐに工学院通りというアーチの掛かった通りになります。
その通りをまっすぐ進むみ、途中の左手に辰巳湯を見ながらさらに行くと呑川に出ますので橋の手前を川に沿って左に行くと女塚浴場に到着、徒歩12分程度でした。
同湯は黒瓦の破風屋根ののった入口のある昔ながらの銭湯です。
暖簾をくぐると広めの下足スペースとなっていて、突き当りが傘入れに、右手が女湯、左手が男湯の下足箱と入口になっています。
下足箱はおしどり鍵、札が磨耗して丸みを帯びています。
引き戸を開けて番台のご主人に料金を支払います。
脱衣場は大型の東京銭湯にて広々としており、高い天井は折り上げのある格子天井、無駄な物はなにも置かれていない木製の床も磨き上げられており、とても気持ち良い空間となっています。
ロッカーは外壁側と島ロッカー1基、男女境壁側は鏡貼りで浴室側にテレビが載り、その前にドリンクの冷蔵庫とテーブル、椅子が置かれて休憩スペースになっています。
入口側のに庭のスペースがありますが池に水ははいっていませんでした。
その前には木の立派なベンチが置かれています。
さて浴室。
こちらも関東型伝統的銭湯にて2段型の高い天井となっています。
奥壁には男女浴室にまたがって入り江の風景のペンキ絵が描かれており、女湯側には富士山があります。
その位置関係から西伊豆、松崎か戸田付近のような感じですが男湯側には何も記載が無くてわかりませんでした。
その下側は3つに分かれた浴槽となっていて、左から黒湯の天然温泉浴槽、座ジェット2基付きの浅浴槽、バイブラのある深浴槽となっていました。
湯温はだいたい44〜45℃と少し熱めとなにっています。
男女境壁の上部には水鳥が17羽描かれたモザイクタイル絵となっています。
ちゃんと書き分けられた水鳥の図柄がちょっと珍しいです。
カランは両壁側と島カラン1基、配列は男女境壁側から9.8.8.7となっていて、広い浴室にてカラン列の間も広々としています。
相客も10人前後と流行っている銭湯です。
同湯は施設の老朽化と経営者の体力の限界ということで平成19年11月末日で営業を終了するということです。
エントランス内にその旨を告知するお知らせが貼られておりました。
住所・東京都大田区西蒲田1-8-22 営業は15:00〜23:00
お休みは月曜日
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＊銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。
平成19年11月28日取材撮影
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