最終更新: r32_takacyan 2007年07月16日(月) 02:07:50履歴
東京都小平市の銭湯、小平浴場です。
同湯は玉川上水の北側、一橋学園の西側の公団住宅群の側道沿いにあります。
通りを挟んで向かいは小平第四小学校です。
通り沿いは同湯の女湯側側面で入口は通りから路地に入った側にあります。
通りから見える建物は古い木造の伝統的関東型銭湯建築で年代を感じさせます。
入口は黒瓦ののった千鳥破風になっており、営業中も暖簾は掛けられていませんでした。
入ると正面は大きな傘箱、左右に下足箱があり、右側が男湯です。
番台の女将に入浴料金を支払い脱衣場へ。
脱衣場は昔のみのレトロな空間が広がっています。
天井は縁に折り上げのある格子天井になっていて、昔ながらの天井扇が3基並んでいます。
暑い日にて真ん中を除く左右のみ稼働していました。
ロッカーは壁側に置きロッカーと島ロッカー2基。
脱衣場の高窓の木製の窓枠には松葉の模様、浴場との境扉の上のガラス戸にも稲妻風の意匠があります。
浴室との境の大黒柱には立派な柱時計が掛かっていますが残念ながらかなり前に止まってしまったようで、煤けていて今では動いていません。
入口側には庭のスペースがあり、コンクリートで造られたひょうたん型の池があります。
脱衣場の庭側には縁台が置かれています。
さて浴室。
高い天井は湯気抜きのある二段になった伝統的東京型銭湯です。
奥壁には富士山のペンキ絵、西伊豆 14.11.25の記載があります。
その下は質屋や車買取り、居酒屋の村さ来の看板がかかっており、多摩地区ではよく見かける「多摩クリスタル」の看板もありました。
さらにその下は白鳥の泳ぐ池のモザイクタイル絵。
奥壁側の浴槽は深浅2槽で右手が浅浴槽、座ジェットが4基付いています。
深浴槽には温度計が付いていますが色がとんでしまって数値は読めません。
概ね44℃くらいといったところでした。
カランは両壁側と島カラン2基、5.4.4.4.4.5の配列でシャワーは男女境壁側のみに付いています。
島カランは左側に鏡が付いていて、右側にも付いていた跡がありました。
浴槽のタイルは古い物が多く、かなり部分補修されていますが、男女境壁の上縁にバラの化粧タイルやカラン上の台の小口タイルの組み合わせなど凝ったデザインにタイルが貼られている箇所も多い感じです。
相客は常時5人くらいでした。
上がりは庭に面した縁台で夕涼み、レトロな脱衣場を満喫しました。
今では古びてしまっていますが、脱衣場や浴室など各所の凝った意匠などが多く、同湯の竣工時はかなり見事な建物だった事でしょう。
住所・東京都小平市津田町3-4-22 営業は15:45〜23:00
お休みは月曜日
*銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。
撮影平成19年7月13日
同湯は玉川上水の北側、一橋学園の西側の公団住宅群の側道沿いにあります。
通りを挟んで向かいは小平第四小学校です。
通り沿いは同湯の女湯側側面で入口は通りから路地に入った側にあります。
通りから見える建物は古い木造の伝統的関東型銭湯建築で年代を感じさせます。
入口は黒瓦ののった千鳥破風になっており、営業中も暖簾は掛けられていませんでした。
入ると正面は大きな傘箱、左右に下足箱があり、右側が男湯です。
番台の女将に入浴料金を支払い脱衣場へ。
脱衣場は昔のみのレトロな空間が広がっています。
天井は縁に折り上げのある格子天井になっていて、昔ながらの天井扇が3基並んでいます。
暑い日にて真ん中を除く左右のみ稼働していました。
ロッカーは壁側に置きロッカーと島ロッカー2基。
脱衣場の高窓の木製の窓枠には松葉の模様、浴場との境扉の上のガラス戸にも稲妻風の意匠があります。
浴室との境の大黒柱には立派な柱時計が掛かっていますが残念ながらかなり前に止まってしまったようで、煤けていて今では動いていません。
入口側には庭のスペースがあり、コンクリートで造られたひょうたん型の池があります。
脱衣場の庭側には縁台が置かれています。
さて浴室。
高い天井は湯気抜きのある二段になった伝統的東京型銭湯です。
奥壁には富士山のペンキ絵、西伊豆 14.11.25の記載があります。
その下は質屋や車買取り、居酒屋の村さ来の看板がかかっており、多摩地区ではよく見かける「多摩クリスタル」の看板もありました。
さらにその下は白鳥の泳ぐ池のモザイクタイル絵。
奥壁側の浴槽は深浅2槽で右手が浅浴槽、座ジェットが4基付いています。
深浴槽には温度計が付いていますが色がとんでしまって数値は読めません。
概ね44℃くらいといったところでした。
カランは両壁側と島カラン2基、5.4.4.4.4.5の配列でシャワーは男女境壁側のみに付いています。
島カランは左側に鏡が付いていて、右側にも付いていた跡がありました。
浴槽のタイルは古い物が多く、かなり部分補修されていますが、男女境壁の上縁にバラの化粧タイルやカラン上の台の小口タイルの組み合わせなど凝ったデザインにタイルが貼られている箇所も多い感じです。
相客は常時5人くらいでした。
上がりは庭に面した縁台で夕涼み、レトロな脱衣場を満喫しました。
今では古びてしまっていますが、脱衣場や浴室など各所の凝った意匠などが多く、同湯の竣工時はかなり見事な建物だった事でしょう。
住所・東京都小平市津田町3-4-22 営業は15:45〜23:00
お休みは月曜日
ライブドア地図 | 小平浴場 |
*銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。
撮影平成19年7月13日
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