孫の湯
最終更新：
r32_takacyan 2007年05月28日(月) 19:07:53履歴
東京都国分寺市の銭湯、孫の湯です。西武国分寺線の恋ヶ窪駅を出て駅前の道を東に。
恋ヶ窪交差点を右に曲がり、すぐに次の東恋ヶ窪五丁目の信号を左に入ります。
あとは道なりにしばらく行くと道沿いの右側に「孫の湯」があります。
同湯は黒瓦の破風屋根がのった入口のある昔ながらの関東型寺社風銭湯建築です。
前に車が数台止められるスペースがあり、その横に焼鳥屋と蕎麦屋が、反対側に八百屋と自転車屋が営業する小さい銭湯前商店街になっています。
しかし日曜だからか時間の関係か、他店が閉店しているためになんとなくさびしい感じがします。
屋号入りのオリジナル暖簾が掛かる入口を中に入ると広い下足スペースになっています。
男湯のすりガラス下の引き戸を開けて中に入ります。
番台は低めで雲流型の装飾付きになっています。
脱衣場は高い折り上げのある格子天井になっていて結構レトロ感があります。
ロッカーは入口側壁に造り付けになっていて、フロアの真ん中には小さいテーブルと椅子のみで広々としています。
さて浴室。
同湯の浴室は特徴的です。
天井は二段の関東型で普通ですが浴槽は男女境壁側にあり、奥壁側は巨石と溶岩を配した岩風呂風の装飾になっています。
さらに男女境壁も溶岩と巨石で構築されていてかなり立派な岩風呂の趣があります。
奥壁の男女境側の岩の上には庭園や寺で見るような本格的な大きさの石の五重塔があります。
地震の時は大丈夫なんでしょうか!?
浴槽は奥壁側三分の一が深い浴槽でバイブラ、手前が浅い浴槽で座ジェットが２基付いています。
カランは外壁側と島カランで配列が7.6.6＋1、プラス１は奥壁側の島カランの狭い面にも１基カランが付いています。
さらに浴槽と脱衣場壁の間にもスペースがあり、カランが２基ほどあります。
シャワーは外壁側と浴槽脇のみに付いています。
その他、外壁側の脱衣場寄りに立ちシャワーブースが１基。
日曜日の７時頃に利用しましたが相客は1〜2名のみで空いています。
広くてのんびり出来る良い銭湯なのですが、辺りは風呂付きの新しい住宅ばかりだからか利用者が少ないのが気に掛かります。
住所・東京都国分寺市東恋ケ窪２−２４−１ 営業は16:00〜21:00
お休みは水曜日
| ライブドア地図 | 孫の湯 |
＊銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。
平成19年5月19日取材撮影
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