東京都中央区の銭湯、旭湯です。

同湯は地下鉄有楽町線の月島駅から徒歩４分ほどの佃島内にある銭湯です。
地下鉄の月島駅を6番出口を出て北東に進むと道沿い右手に旭湯があります。



同湯は入口上のファッサードに窓が付いています。
入口の暖簾をくぐり抜けると下足スペース。
正面は傘ロッカー、右側が男湯、左側が女湯の下足箱になっています。
扉から中へ入ると番台の女将さんに料金を支払います。
脱衣場は高い天井ですが、なにか田舎の公民館のような感じ。
木の床に島ロッカー１基、外壁側にも造り付けロッカーが並んでいます。
男女境壁上の大黒柱には大きな柱時計が掛かっています。
入口横には坪庭のスペースがあります。
開店直後の時間でしたが結構相客がいて混み合っています。
皆さんご近所の顔見知り、「こんちわ」「おうっ」と声をかけ合っています。

さて浴室。
高い二段式の天井、奥壁には早川師のペンキ絵「上州 追貝渓谷」。
その下が浴槽で左手が深い浴槽でセンター寄りがスーパージェット、右手が浅い浴槽でセンター寄りが電気風呂に、その右手は座ジェットになっています。

カランは両壁側と島カラン１基、外壁側から6.5.5.6の配列で、すべてにシャワー付きとなっています。

同湯は桶がステンレス製の物が積まれています。
なので同湯浴室内の音はよくある「カコーン」ではなく「カキーン、シャリーン」といった音になっています。

同湯浴槽の湯温は44℃〜と高め。
暑い日のだらけた身体に喝が入ります、気持ちいい！

上がりは瓶のフルーツ牛乳。
汗が引かずにうちわで扇ぎまくる。
よくみるとうちわに「Jフォンからボーダフォンへ」なんて書いてある、古い！今じゃそのボーダフォンもソフトバンク（笑）
まぁ銭湯は携帯電話が出来るより前からずっとこのまま、この位の古さなんかどおってことないでしょう。





住所・東京都中央区佃2-12-12　営業は15:00〜24:00

お休みは月曜日

ライブドア地図

旭湯

＊銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。

平成20年7月22日取材撮影