相鉄線の西横浜駅を出て国道１号線沿いに戸部方向に向かい、国道16号線と交差する浜松町信号交差点を南に入り次の信号交差点を東に行くとすぐの左手側に「朝日湯」があります。
同湯は金属製の破風屋根の昔ながらの銭湯です。
この板金物の破風屋根は神奈川県の古い銭湯には多いタイプです。
入口の暖簾をくぐると左手が男湯です。
下足箱の木の札の頭がかなりすり減って丸くなっています。
引き戸を開けて脱衣場へ。
右手に番台が有りますがご主人は男湯側の椅子に腰掛けています。
脱衣場の中はレトロで木で出来た茶系の空間が広がっています。
天井は格子になっていますが年季が入っていて少しだけ波打っている感じがします。
ロッカーは外壁側の造り付けとフロア中央に島ロッカーがあります。
男女境壁は鏡があり、常連用の小さい石鹸箱置き場の棚が並んでいました。
さて浴室。
引き戸を開けて浴室に入ると高い二段式の伝統的関東型の浴室天井です。
奥壁には見付島のペンキ絵があります。
平成13年の作品ですが直接板に描いてあるからなのかあまり傷みはなく、古くなった分、風格のようなものが感じられる気がします。
その下は深浅２槽の浴槽があります。
左手の全体の2/3が浅い浴槽で座ジェットが２基、勢いよく吹き出しています。
ジェットの真ん中には照明が入っています。
右手は少し狭い深浴槽でバスブレンドの浴用剤・今日はラベンダーの湯になっていました。
ところで浅い浴槽ですがかなり熱い！
湯温計を見ましたら47〜8℃の表示になっていました。
湯から出るとカラダがピンク色になっています。
普段熱い湯好きの私でもあまり長くは入っていられませんでした。
浅浴槽の後に入ると深浴槽はぬるく感じてしまいましたが湯温計を見ましたら45℃の表示、普段なら熱い方ですね(笑)
相客が２人と空いていたので熱くなってしまったのかもしれません。
カランは両壁側と鏡も無いプレーンなタイプの島カラン１基。
配列は男女境壁側から6.5.5.4と変則的で外壁側脱衣場寄りに立ちシャワースペースがあります。
鏡、シャワーとも両壁側のみに付いています。
なかなか古い造りで私好みの銭湯ですがきれいに保たれていて良い感じです。
住所・神奈川県横浜市西区中央2-44-6 営業は15:00〜23:00
お休みは土曜日
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鉄道の最寄り駅・相模鉄道線・西横浜駅
＊銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。
2007年4月15日撮影
2007年11月26日取材・再撮影