岡山市北区丸の内 〜人と環境にやさしいトランジットモデル都市をめざして〜 racda_okayama@ybb.ne.jp TEL:086-232-5502

配布版のダウンロードはこちらから

吉備線LRT化に追い風

●RACDAでは岡山駅前乗入の署名を継続的に行っているが、ここへきて吉備線LRT化に追い風が吹いている。吉備線がLRT化し、現在の路面電車が岡山駅前広場に乗入れば、あとはそれを繋ぐと、総社発東山なんて便が可能になり、岡山の街はおおいににぎわうことになるだろう。
LRT=路面電車+郊外電車+都市交通政策

●つまりだれでもが快適な都市交通の利便性を享受するためには、路面電車と吉備線のような郊外鉄道が結ばれると、非常にいいわけである。RACDAでは吉備線LRT化の場合の新駅の位置とダイヤを発表したところ、これが岡山市議会でも取り上げられ、岡山市は吉備線のLRT化の計画を作ると表明した。

□吉備線のLRT構想 計画素案づくりへ 市議会で市側表明
六月定例岡山市議会は15日個人質問を続行。
市は2003年にJR西日本が検討を表明して以降、進展していない吉備線のLRT(次世代路面電車)化構想について、国、県、JRと協議し、計画の素案づくりに取り組む考えをしめした。
吉備線LRT化
和気氏(新風会)は、路面電車のJR岡山駅乗入や吉備線LRT化を求める市民団体「路面電車と都市の未来を考える会(RACDA)」の活動を紹介し、市側の検討状況を聞いた。
小林良久都市整備局長は「政令指定都市に向けたまちづくりの観点からも、吉備線を含む市内におけるLRT導入は公共交通の重要な手段」との認識を示し、「今後、国、県、関係者と協議しながら、最もふさわしく、市民に受け入れれるLRT計画の素案づくりを鋭意進めたい」とした。
吉備線とともに路面電車化が打ち出された富山市の富山港線は今年四月、第三セクター運営でLRTの運行が始まった。(山陽新聞より抜粋)

●また県議会でも、知事は吉備線LRT化の岡山市の計画について興味をしめした。一方国レベルでもこんな記事が出ている。

□路面電車整備に財政支援、地方債発行容認へ・政府与党
 政府・与党は全国で建設構想が浮上している新型路面電車の普及を後押しするため、財政支援の強化に乗り出す。年内をメドに整備財源に充てるための地方債の発行を自治体に認める方針だ。公共交通機関を軸とする歩行者中心の街づくりへの転換を促し、交通渋滞の緩和や排出ガスの削減、中心市街地のにぎわいの再生につなげる狙いがある。
 新型路面電車はLRT(ライト・レール・トランジット)と呼ばれ、従来型より騒音や振動が少なく、高速運行できる。超低床の車両が特徴で、停留所の段差が小さいため乗り降りしやすい。環境にも優しく、二酸化炭素の排出量は乗り合いバスの4割弱、自家用車の2割程度とされる。(日本経済新聞)

●各地方が財政難の中、LRTだけば別格で、借金を認めてでも建設を推進しようというわけである。国会ではLRT推進議員連盟が、我々RACDAなどの全国路面電車ネットワークと組んで、秋の臨時国会にLRT法の提出を検討中である。

●1センチも延びないと揶揄された岡山の路面電車だが、富山ライトレールの次は岡山と、全国の先駆けたモデルを作っていきたいものだ。

日本初のLRT、富山ライトレール 順調なスタート


●北陸新幹線は2014年の完成を目指して長野〜金沢間で建設工事が進められています。
 新幹線の富山駅は、現在の駅につくられることになったのですが、問題になったのが土地でした。そこで富山港線の土地を転用する方針が打ち出されたのです。

●富山港線は元々、港と街を結ぶ私鉄として開業しましたが、その後、貨物列車は廃止され、JR時代には1時間1本、ワンマン気動車が走るひなびたローカル線でした。利用者数も毎年減少し昨年10月の時点で1日の利用者数が休日1000人、平日2000人ほど、旧国鉄のローカル線廃止基準(輸送密度4000人/km/日)も大幅に割り込んでいました。

●北陸新幹線は国家プロジェクトで地元の悲願でもあることから、完成予定も繰り上がっている状況。新幹線用地を捻出するために、富山港線の廃止・バス転換も懸念されました。
 そこで富山市役所が中心となり、沿線企業も出資し、富山港線を引き受ける第3セクター「富山ライトレール」が発足したのです。JRから土地と線路を寄付金付きで譲渡され、国からの新幹線工事に伴う補償、住民からの寄付を元にLRT化が進められることになったのです。
●2月末でJRの運行を取りやめ、2ヶ月掛けてLRT化の工事・試運転が行われ、4月29日、無事開業しました。
全ての車両がMOMOと同じ超低床路面電車。街の中では道路、郊外ではいままでの線路を走ります。駅も増やされ、およそ1kmごとに駅があります。15分間隔で運行します。

●運行では、富山県内で路面電車・鉄道・バスを大規模に運行する富山地方鉄道の全面協力を得て、運転士や整備担当は経験者が行っています。また、平行する路線バスの運行を取りやめ、電停ですぐに乗り継げるフィーダーバスの運行を始発5時から終電23時まで行っています。

●工事中の代行バスでは1日の利用者が1000人程度でしたが、6月1日(平日の木曜日)だけで何と6000人の利用者数を記録しています。平均するとおよそ1日5700人の利用者があるとのことです。
 ちなみに当初見込んでいた利用者数は3400人。しかし、採算に乗せるためには1日4000人の利用者が必要でした。富山ライトレールの都心の乗り入れまでは、採算が取れないと考えていました。それが覆る状況になったのです。

●富山市では”富山ライトレール”と従来の路面電車(富山地鉄市内線)の直通運転に合わせて、都心の路面電車環状化を行う方向で計画を進めています。
元々、積雪地帯であることから都市が広がると、除雪費用だけで財政負担が耐えられなくなることから、新幹線開業に伴う都市計画では、コンパクトシティを徹底して目指す方向で進めています。

できるバス・消えるバス 6月の路線バスに関する変更の状況

□路面電車 <MOMO運休中>
  6/19〜7/22の間、重要部検査のため運休しています
□旧2号線 <ダイヤ改正(岡電・両備・下電)>
  6/17より操車場跡地広場(北長瀬駅前)にて「木下大サーカス」が開催により、北長瀬駅乗り入れ便を増便
□高速バス <停留所追加>
  岡山〜東京線(両備 ルブラン)「川崎医大前、瀬戸大橋温泉、岡山大学筋、金川、福渡」、岡山〜高知線(両備・下電など 龍馬エクスプレス)「津高」で停留所を追加
□中鉄バス <岡山空港リムジン>
  7/1より「リサーチパーク入口」には止まりません(代わりに「大岩口」停車便ができます)

岡山駅バス時刻表

会長ブログ最新記事

Powered by RSSリスティング

RACDA事務局への問合せ
racda_okayama@ybb.ne.jpへメールをお送り下さい。

RACDA事務局twitter

RACDA事務局内検索(ブログ除く)

INDEX


 Yahoo!ブログへリンクします
 会長だよりは随時更新中





 最新号は第1日曜6:00に更新
 ブログ版試行中

 geocitiesへリンクします






geotargeting


ジオターゲティング

RACDA事務局周辺のバス停案内

予定




『バスマップの底力』
全国書店で販売中


2013年
幹部会は原則第1・第3火曜日
 禁酒会館にて開催

【9月】3日・17日
 予  定 
◎>○>△>×ワイン電車予約状況
音楽入ります
予  定
913ビアガー電◎
915
16

バスマップサミット
(高松)
920ビアガー電◎
927ビアガー電◎

管理人/副管理人のみ編集できます

閉じる
阿房列車 運行
2013年3月20日 百鬼園倶楽部阿房列車を運行します。
TOPページのチラシでご確認ください。