公共の交通ラクダ(RACDA) 事務局 - かわら版第23号
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駐車違反取締り強化 6月1日より

●従来 警察署員が行っていた駐車違反取締り業務が、6月1日より各警察署長から委託を受けた警備会社の“駐車監視員”によって行われるようになった。駐車違反金の未納が多いというのがきっかけのようだが、一番期待が高い効果は駐車違反の減少だろう。
●今まで岡山市中心部では、郵便局や銀行・コンビニなど店舗前への路上駐車が目立っており、またこの事が要因の事故や渋滞も起こっている。これを駐車監視員によって路上駐車の一掃し、不要な事故や渋滞の減少につながれば、安心して歩ける中心市街地になると期待している。
●岡山市内での駐車監視員による取締り地域は岡山西署と東署にまたがる範囲となり、
・桃太郎大通り ・市役所筋 ・国道53号線 ・城下筋
・県庁通り   ・あくら通り ・西口筋
が重要・最重要路線に指定されている。また表町など繁華街周辺や、田町・柳町など歓楽街周辺でも監視員の巡回が行われるようです。
路上駐車減少につながり、渋滞減少となることを期待したい。
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今年も以下の要領にて路面電車まつりを開催します
時間:10:00〜15:00
会場:JR岡山駅前広場
主な内容:ミニ路面電車・プラレール・LRT
     鉄道模型・MOMOシミュレーション
     の放映・各種パネル展示
先日 ウィズセンター(NTTクレドビル内)にて行われたRACDAゼミで発表された、交通流シミュレーターによる仮想交通実験の結果などもご覧いただけます。ぜひ岡山駅前広場で開催する路面電車まつりへお越しください。

廃止の進むバス路線と増える乗合タクシー

近年進む 中山間地域の路線バス廃止
少ない需要に対して応えることの出来る交通手段はあるのだろうか?
●近年 不採算により廃止されるバス路線が増えている。しかし住民にとっては唯一の生活の足というところも少なくない。この廃止されたバス路線を補完する形で生まれたのが“乗合タクシー”である。
●岡山県内でもすでに3地区で乗合タクシーが運行されていて、バスに比べて
 ○運行コストが安いこと
 ○空タクシーを使用するため効率的
 ○利用があるときだけの運行なので無駄が無い
など、少ない需要に低コストで応えることが出来るため注目をされている。
●倉敷では旧倉敷〜総社線として運行されていた路線の代替として導入されたほか、最近では以前岡電バスが畑地区で運行をしていた路線を乗合タクシーとしてスタートさせた。沿線の需要に対し、最適な供給が可能なため、今後も路線バスの廃止による乗合タクシーの新設は増えるであろう。

今月のできるばす・消えるバス 6月の路線バスに関する変更の状況

[両備バス]ダイヤ改正(6/1より)
 ○イオン倉敷ショッピングセンター・水江循環線
 ○倉敷小溝線  ○倉敷吉岡線
 ○倉敷大高線  ○新倉敷住友線
 ○新倉敷芸術科学大学線
 ○作陽学園・能開大線  ○玉島中央町線
[旧2号線]ダイヤ改正(6/17より)
 ○バラ園・中庄・倉敷線
[中鉄バス]ダイヤ改正(6/1より)
 ○芳賀佐山団地線 ○岡山空港リムジンバス
[畑・高野尻地域乗合タクシー]
 高野尻公民館より県道386号を通ってJR
 法界院駅と国立病院を結ぶ2ルート
 会員登録が必要で、利用の際にはあらかじめ
 運行会社への連絡が必要
 運賃は1人片道800円