吉備線ＬＲＴ化の計画が発表されてから６年、今だに岡山市などから計画の概要さえ知らされない。これはいくらなんでも遅すぎるのでは、ととうとう僕ははじけて、独自に試算を行いました。
といっても、もともとこの構想については僕ははじめっからきっかけを作った存在なのだから、事業をここで推進するためにも、勇気をもって試案を提示する。
今回は４月２５日の連合系メーデー集会のＪＲ西労ブースで配った特別かわら版をもとに、加筆修正して、５月３日の京橋朝市で配布する予定である。
５月３日 ＲＡＣＤＡ瓦版
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検討の数字的根拠
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吉備線のダイヤ編成の根拠数字
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５月７日、岡山市役所の市政記者クラブにて上記資料を提供し、全市議会議員にも配布しました。
記者発表の表紙
吉備線ＬＲＴ化具体案について
先月の岡山市総合政策審議会の交通部会において、岡山市都市交通戦略検討会議における吉備線ＬＲＴ化の具体案が提示されていないのは、検討が不十分との指摘があったとの報道がなされました。
ＲＡＣＤＡは平成７年、岡山市の路面電車都心環状化を目的に、市民団体と岡山商工会議所が連携して設立された市民団体ですが、それ以来岡山市の公共の交通の充実に関して活動を行ってきました。吉備線ＬＲＴ化についても平成11年から岡山市に先行して関わってきましたので、この際、ご指摘の具体案のたたき台を提示させていただきます。
吉備線ＬＲＴ化のポイント
�� 吉備線ＬＲＴ化は岡山市の交通改革の一貫である
�� 吉備線ＬＲＴ化のきっかけは三門高架事業の見直しである
�� 全国初の取り組みで、具体案提示には困難があるが、全国のモデルになる事業である
�� ＲＡＣＤＡ試算では初期投資額は１５７億円である
�� 一部単線化などで、相当に事業費圧縮は可能である
�� 上下分離によって黒字化は可能である
�� 富山ライトレール並みの国費投入が可能なら、岡山市の負担はかなり軽減される
�� 事業主体は岡山市が中心として早急に決定するべきである
�� 住民合意に向けての岡山市の熱意、方法が市民協働をうたうには拙い
�� 吉備線ＬＲＴ化を含めた交通改革は市長自らが先頭に立つべき政治課題である
吉備線ＬＲＴ化のバラエティー
�� 吉備線の便数を１５分毎と倍増させる
行き違い施設を数か所増設程度、ＪＲの事業のため補助制度は使いにくい
車両増備費必要、利便性は向上するがインパクトがない
�� 吉備線の駅を倍増させる
各駅に行き違い施設を増設、ＪＲの事業として行うため補助制度は使いにくい
沿線住民は利便性が向上するが、到達時間は延びる
�� 吉備線を単線電化する
電化により、加速減速能力が向上、ＪＲの事業で補助制度は使いにくい
電化費用、車両更新費用が必要で、投資金額は５０億円を超える
�� � 銑�を同時に実施する（単線電化ＬＲＴ化）
Ｐ＆Ｒなど関連政策を同時に行えば、ＬＲＴ化として補助可能
車両も全低床のＬＲＶを導入、インパクトはそれなりに大きい
総投資額は８０億円以下、富山ライトレールと同等の効果を期待できる
�� �い両紊鉾�中高松までを複線化する（一部複線電化ＬＲＴ化）
岡山―備中高松間は８分毎の運転可能、投資金額は１２０億円程度以下
最も現実的対応
�� �い料汗�複線化（完全複線ＬＲＴ化）
今回のＲＡＣＤＡ試算提示プラン、総事業費１５７億円
増便はいくらでも可能、ダイヤの乱れにも強い
�� �イ両紊冒汗�を市道として併用軌道化
インファンドと言われる樹脂固定軌道化することにより、保守費用大幅軽減
全線路面電車化であるから、踏切の処理方法などの変更に工夫必要
数十億円追加必要
�� 岡山駅西口から東口へ接続し、岡山電気軌道との相互乗入
都心直通により、吉備線のＬＲＴ化の利便性向上効果や経済効果が全市に及ぶ
２０億円前後の追加投資が必要だが、投資効果は大きい
�� その他
吉備線のＬＲＴ化工事を運行しながら実施するかどうかで費用は大きく変化
車両購入費についしても、車種選択などにより３０％程度は変化する
工事費など、従来の事業者の常識だけで判断しては高くつく
運行経費についても、事業者の最低と最高では倍以上の差がある
といっても、もともとこの構想については僕ははじめっからきっかけを作った存在なのだから、事業をここで推進するためにも、勇気をもって試案を提示する。
今回は４月２５日の連合系メーデー集会のＪＲ西労ブースで配った特別かわら版をもとに、加筆修正して、５月３日の京橋朝市で配布する予定である。
５月３日 ＲＡＣＤＡ瓦版
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検討の数字的根拠
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吉備線のダイヤ編成の根拠数字
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５月７日、岡山市役所の市政記者クラブにて上記資料を提供し、全市議会議員にも配布しました。
記者発表の表紙
吉備線ＬＲＴ化具体案について
先月の岡山市総合政策審議会の交通部会において、岡山市都市交通戦略検討会議における吉備線ＬＲＴ化の具体案が提示されていないのは、検討が不十分との指摘があったとの報道がなされました。
ＲＡＣＤＡは平成７年、岡山市の路面電車都心環状化を目的に、市民団体と岡山商工会議所が連携して設立された市民団体ですが、それ以来岡山市の公共の交通の充実に関して活動を行ってきました。吉備線ＬＲＴ化についても平成11年から岡山市に先行して関わってきましたので、この際、ご指摘の具体案のたたき台を提示させていただきます。
吉備線ＬＲＴ化のポイント
�� 吉備線ＬＲＴ化は岡山市の交通改革の一貫である
�� 吉備線ＬＲＴ化のきっかけは三門高架事業の見直しである
�� 全国初の取り組みで、具体案提示には困難があるが、全国のモデルになる事業である
�� ＲＡＣＤＡ試算では初期投資額は１５７億円である
�� 一部単線化などで、相当に事業費圧縮は可能である
�� 上下分離によって黒字化は可能である
�� 富山ライトレール並みの国費投入が可能なら、岡山市の負担はかなり軽減される
�� 事業主体は岡山市が中心として早急に決定するべきである
�� 住民合意に向けての岡山市の熱意、方法が市民協働をうたうには拙い
�� 吉備線ＬＲＴ化を含めた交通改革は市長自らが先頭に立つべき政治課題である
吉備線ＬＲＴ化のバラエティー
�� 吉備線の便数を１５分毎と倍増させる
行き違い施設を数か所増設程度、ＪＲの事業のため補助制度は使いにくい
車両増備費必要、利便性は向上するがインパクトがない
�� 吉備線の駅を倍増させる
各駅に行き違い施設を増設、ＪＲの事業として行うため補助制度は使いにくい
沿線住民は利便性が向上するが、到達時間は延びる
�� 吉備線を単線電化する
電化により、加速減速能力が向上、ＪＲの事業で補助制度は使いにくい
電化費用、車両更新費用が必要で、投資金額は５０億円を超える
�� � 銑�を同時に実施する（単線電化ＬＲＴ化）
Ｐ＆Ｒなど関連政策を同時に行えば、ＬＲＴ化として補助可能
車両も全低床のＬＲＶを導入、インパクトはそれなりに大きい
総投資額は８０億円以下、富山ライトレールと同等の効果を期待できる
�� �い両紊鉾�中高松までを複線化する（一部複線電化ＬＲＴ化）
岡山―備中高松間は８分毎の運転可能、投資金額は１２０億円程度以下
最も現実的対応
�� �い料汗�複線化（完全複線ＬＲＴ化）
今回のＲＡＣＤＡ試算提示プラン、総事業費１５７億円
増便はいくらでも可能、ダイヤの乱れにも強い
�� �イ両紊冒汗�を市道として併用軌道化
インファンドと言われる樹脂固定軌道化することにより、保守費用大幅軽減
全線路面電車化であるから、踏切の処理方法などの変更に工夫必要
数十億円追加必要
�� 岡山駅西口から東口へ接続し、岡山電気軌道との相互乗入
都心直通により、吉備線のＬＲＴ化の利便性向上効果や経済効果が全市に及ぶ
２０億円前後の追加投資が必要だが、投資効果は大きい
�� その他
吉備線のＬＲＴ化工事を運行しながら実施するかどうかで費用は大きく変化
車両購入費についしても、車種選択などにより３０％程度は変化する
工事費など、従来の事業者の常識だけで判断しては高くつく
運行経費についても、事業者の最低と最高では倍以上の差がある
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