161 五m四方の恋愛 sage 2008/03/27(木) 21:08:40 ID:vUYBDGsA
163 五m四方の恋愛 sage 2008/03/27(木) 21:09:43 ID:vUYBDGsA
164 五m四方の恋愛 sage 2008/03/27(木) 21:10:47 ID:vUYBDGsA
165 五m四方の恋愛 sage 2008/03/27(木) 21:11:47 ID:vUYBDGsA
166 五m四方の恋愛 sage 2008/03/27(木) 21:12:41 ID:vUYBDGsA
167 五m四方の恋愛 sage 2008/03/27(木) 21:14:00 ID:vUYBDGsA
168 五m四方の恋愛 sage 2008/03/27(木) 21:15:19 ID:vUYBDGsA
169 五m四方の恋愛 sage 2008/03/27(木) 21:16:07 ID:vUYBDGsA
170 五m四方の恋愛 sage 2008/03/27(木) 21:17:03 ID:vUYBDGsA

 その日クロノが全ての仕事を終えたのは、日付が変わって間もない頃だった。
 いつもならどれだけ遅かろうと帰宅し、翌朝妻の手料理を食べてまた出勤している。しかし本日は五時
間後に長期航海任務が開始される。家に帰っても寝るだけとなるので、今晩はこのままクラウディアの艦
長室に泊り込む予定だった。
 だがクロノはベッドに横たわろうとせず、頭の後ろで手を組んで物思いに耽っていた。
「さてどうしたものか」
 考えてるのは仕事のことでも家庭のことでもなく、しょうもないが野郎にとっては重大な事柄、三大欲
求の一つである性欲の問題であった。
 クロノの性欲は強い。長期航海が近づくと、必ずエイミィと徹夜で抱き合って発散させてから航海に出
る。今回それをしたのは三日前。まだそこまで溜まってはいない。
 しかしこれから一ヶ月以上ご無沙汰になると思えば、あと一回ぐらいはと思ってしまうのが悲しい男の
性だった。
「……あそこ行くか」
 呟いたクロノは、提督服を脱いで普通のスーツ姿になると、部屋を出た。



「いらっしゃいませ〜、クロノ提督」
「あ、久しぶりやねクロノ君」
 クロノ行きつけの風俗店「ソープ機動六課」。入るとオーナーのはやてが店員のシャマルと受付嬢のリィ
ンフォースの三人で、受付の中でなにやらしゃべっていた。
「悪い人やなぁ。嫁さんいるのにこんな店来るなんて、離婚の危機やで?」
「夜中に叩き起こして一発やらせてくれと言う方が問題だと思うが。それで、今誰が手空きだい?」
「えっと、フェイトさんとティアとキャロです。誰にしますか?」
「シャマルは?」
「もうちょっとしたら予約のお客さんが来るので」
「だったらそうだな……」
 キャロはまず真っ先に候補から脱落した。
 以前一度指名したことはあるが、どうもクロノはその幼い肢体に馴染めなかった。自分の太い肉棒を小
さすぎる秘裂に突っ込むのは痛々しさを覚え、快楽に溺れられない。
 このことをソープ仲間の司書長に言ったら「それは君が筋金入りのマザコンだからだよ」「黙れ、サド
マゾロリペド飲尿フェレット」といつもの殴り合いになったが。
 次にフェイトだが、長い馴染みなのでほくろの数から細かい性感帯まで熟知している。安定感はあるが、
目新しさに欠ける。
 最後に残ったティアナは指名したことが無い。ただフェイト経由で多少の情報はある。房事のいろはを
なのはに習い、現在は応用編をフェイトに教わっているところだという。あの二人が仕込んだのなら、申
し分ない技量の持ち主になっているだろう。

 勝手知ったるフェイトか、未知のティアナか。クロノが悩んでいると、受付に置いた手をはやてがつつっ
と人差し指で撫でてきた。
「なんやったら……久しぶりに私とかどう? クロノ君とはこれからも長い付き合いしたいから、張り切っ
てサービスするで?」
「じゃあフェイトで頼む」
「ガン無視!? い、今なら名誉会員にしかやれないリィンとの3Pも……」
「一時間コースで。部屋は五番かな?」
「二段スルー!? この近親相姦提督ーーー!!」
「ああっ、どこ行くですかはやてちゃーん!?」
 泣きながら走り去るはやてと、それを追いかけるリィン。
「……あんまりはやてちゃんいじめないであげてください」
「無理やり焦らしプレイにつき合わす癖をやめたら指名してもいい、と伝えておいてくれ」
 一人残ったシャマルの前に料金を置くと、クロノは部屋へ向った。



        五m四方の恋愛



「いらっしゃいクロノお兄ちゃん」
 フェイトがバスルームに入って挨拶すると、全裸になって腰掛けていたクロノは複雑そうな顔をした。
「…………こんなところまで兄妹関係を持ち込まないでくれ」
「でもクロノは、お兄ちゃんって呼ばれるの好きだよね」
 フェイトの格好は、バスタオル一枚巻いただけ。入ってきた瞬間から、クロノの陰茎はタオルの下で徐々
に大きくなりつつあった。それをフェイトは軽く握る。
「ク・ロ・ノ・お・に・い・ち・ゃ・ん」
「…………!」
 一言ずつ区切って艶やかに囁けば、手の中で一気に大きくなった。
「血は繋がってないけど、妹にこんなことしてもらえる機会なんて普通はめったにないんだよ?」
 性急にしごいたりはせず、握ったままでクロノの温度を感じる。
「どっちにする?」
「…………お兄ちゃんで」
「ふふっ、素直なクロノ、好きだよ」
 手を離しバスタオルをはらりと脱ぎ捨てたフェイトは、クロノの背後に回った。
 ボディソープを手に出し、泡立て身体に塗りこめていく。特に重点的に塗りたくるのは、肉感的な二つ
の白い膨らみ。
 いい感じに泡まみれになったところで手を止め、クロノの背中を一回流して滑りやすくする。
「それじゃあ、始めるね」
 クロノの身体を背中から、フェイトはぎゅっと抱きしめた。
 豊かな乳房が、身体と背中の間でふよんと潰れる。押しつけ具合を調整すると、大きく身体を上下に動
かした。
 クロノの広い背中を満遍なく擦っていく。前に回した手でクロノの胸をなぞったり、うなじの辺りを舐
めたりするのも忘れない。
「本当に、君の洗い方は最高だな……」
 感に堪えないクロノの賛辞。横から覗けば、腰に巻いたタオルがみるみる盛り上がって行く。すぐに染
みも浮かび上がってくるだろう。
 義兄の陰茎が大きくなるにつれ、フェイトの乳首も硬く尖りだす。大きさ、形、柔らかさだけでなく感
度も最高な胸が、大きく形を変えながら激しく動いているのだから当然だった。
 押しつけすぎて乳首が痛くならないようちょっとだけ身体を引きながら、クロノの胸にあった手を動か
し腰のタオルを取り去った。
 露になるのは、赤黒い肉の槍。先端はすでに汁気が滲み、光を反射して輝くのはまるで本物の槍のよう
だ。
 しかしまだ完全な状態でないことが、付き合いの長いフェイトには分かる。
「もっと大きくしてあげる」
 慈愛と色欲の混じった声で囁き、フェイトはきゅっと先端付近を握った。びくんと陰茎が跳ねようとす
るが、力を強めて固定する。それでも、どくどくと脈動しているのが伝わってきた。
「……クロノお兄ちゃんの、火傷しそうなぐらい熱いね」
 フェイトはうっとりと目を細め、おもむろにしごき出した。手にはまだ泡がついている。先走りの助け
を借りなくとも、擦るのになんの支障も無い。
 袋の垂れ下がる根元まで来れば、また先端まで。時には手を止めて、亀頭をくにくにと弄くる。
「ふ……あ……っ」
 耐えるクロノの小さな声。手触りと声色だけでなく、眼でも表情を窺い快楽の度合いを測りながらフェ
イトは訊ねる。
「このままでいい? 胸とか股でしようか?」
 乳肉で肉棒の硬さを感じながら顔に熱い飛沫を浴びるのも、性器同士を擦りつけ合った果てに腹から胸
に白い線を描かれるのも、どっちもフェイトは大好きだった。彼も好きだろう。
 だがクロノは特に考えた風もなく、即答する。
「今日は、出すまでやらなくていい。すぐにフェイトを感じたいから」
「そうなんだ……」
 それはそれで嬉しい言葉だが、同時に滞在できる時間が少ないことも表していた。ちょっとフェイトは
がっかりする。
「……まあ、代わりといったらなんだけど」
 雰囲気を察したのか、クロノが優しく囁いてくる。
「フェイトもいっぱい感じさせてあげるよ」
「んっ……!?」
 言葉と共に、クロノの指が秘裂に滑り込んだ。
 まだほとんどフェイトの性感は高まっていない。しかしクロノは、いつの間にか指に泡をまぶして滑り
をよくしていた。準備の整っていないフェイトの膣でも、難なく受け入れる。
 そのまま指の腹で、フェイトの感じやすい場所を優しく撫でてきた。
「はぅん……!」
 濡れてなくても本番をしたがる客もいる。だがこの段階で挿入れられ、かつ快感を与えられるのは初め
てだった。
 急速に肢体が熟れ出し、女の香りを発散する。
「あ、んっ……は、ぁ……」
 身体から力が抜けて、フェイトはクロノによりかかる。空いた左手が、何かを求めて虚空でわなないた。
 フェイトの感じ具合で大丈夫と判断したのか、指がさらに一本増えた。こちらの指は根元まで差し込ま
れ、子宮口付近を軽く小突く。
「ひんっ、くぅんっ! 私が……してるのにぃ」
 ぞわぞわと上ってくる背筋の寒気を振り払うように、フェイトも肉棒をしごく速度を上げる。
「くっ……! うう……」
 今度はクロノが呻く番だった。
 お互いに指だけで高め合う行為は気持ちよく、放っておけば際限なくエスカレートしそうだった。
 このまま白濁液で手を汚すまでしごき上げ、同時に絶頂を迎えて果てたかったが、クロノの言葉を思い
出しフェイトはぐっと我慢して指を解く。
「クロノお兄ちゃん、そろそろ……ね」
 フェイトの言葉にクロノも頷き指を抜こうとし、くすりと笑った。フェイトの膣が未練がましくクロノ
の指を締めつけて離さなかったのだ。
「しょうがない子だな、フェイトは」
「きゃん!」
 淫核を強く弾かれた。膣がさらに収縮し、次いで緩む。その一瞬で、義兄はするりと指を引き抜いてい
た。
 軽く脱力しているフェイトを寝かせると、クロノが覆いかぶさってくる。手に握られたるは、そそり立
つ肉棒。
「指よりこっちの方が……君も僕も気持ちいいだろ?」
 クロノの問いに、フェイトはただただ頷くばかりだった。



 フェイトは時々思う。
 自分と義兄の関係はなんなのか、と。
 クロノを迎えた時はどんな相手よりも念入りに愛撫しており、そしてクロノの精を受け絶頂に導かれる
のは、何者にも替え難い至福の瞬間だった。
 だが別にエイミィから寝取ろうなどという気はさらさらない。
 店以外でクロノに抱かれたことは皆無で、食事や買い物に連れて行ってもらったことはあるが、あくま
で兄と妹としてである。手も繋いでいない。
 そしてそんな関係にフェイトは身体も心も満たされている。
 兄妹としては生臭い。恋人同士と呼ぶのも程遠い。ただの客というには深すぎる。
 すこぶる難題なはずの問いだが、フェイトは単純に女性の直感で答えを見つけていた。

 この特殊な空間にある時のみ、フェイトは妹から女になってクロノに恋しているのだ。



「んぁっ! あぁぅっ!……そこっ、そこ気持ちいい……!」
 どんな下手糞な相手でも感じたふりをする演技力はあるが、今のフェイトは本気で喘いでいた。
「あはっ、ふあぁぁ……!」
 クロノはフェイトの身体をマットに押し倒し、太い肉棒を早いテンポで突いてくる。決して力強いだけ
でなく、少しずつ位置をずらしてフェイトの感じるポイントを的確に刺激する。一見の客では不可能な抱
き方。
(やっぱりクロノがいい……!)
 身体に圧し掛かられる重みですら、心地よい。
「お兄ちゃん出して! 私の中にいっぱい出してぇ!!」
 膝が高く上がる。両腕両足を絡みつけ、さらに限界まで肉棒を締めつけフェイトは精液を求めれば、あ
えなくクロノは限界を突破してしまった。
「くぅあっっ!!」
 白濁液が勢いよく、フェイトの中でほとばしる。
「やぁぁあああん!!!」
 尻上がりな絶叫で、フェイトも達した。
「はあぁ…………よかったよ、クロノお兄ちゃん」
 酔ったような瞳で義兄を見つめるフェイトだが、心の中では反省していた。
 ついついなにもかも忘れて全身で求めてしまった。次はきっちりあるだけの技量を駆使して、もっと高
い場所で果てたい。
「ふぅっ……お兄ちゃん、もう一回身体洗ってあげる。…………今度は、前をね」
 さっき背面でやっていたことを、クロノと抱き合いながらする。そんなことすればどうなるかなど、一
定年齢以上になれば誰でも分かる。
 異論は無いらしく、結合を解いたクロノは仰向けに寝転がり、フェイトがその上に乗る。さっきの逆。
まるで自分が犯す番になったようだが、フェイトにクロノを搾り取るつもりはない。
 身体の泡はほとんど流れてしまったので、新しくボディソープを塗り直す。
「……いくよ」
 言葉を発してから二拍置いて、フェイトは腰を高く上げ、ずるんと一気に飲み込んだ。
 さっき以上に奥深くまで、クロノが入ってきた。つい腰に力を入れてその雄雄しさと熱さをもっと感じ
たくなるが、自重する。
 亀頭と子宮口をキスさせたまま腰を回転させる。四十五度捻ったら、逆側へ。速度はゆっくりとしたも
のだが、捻る一瞬腰をやや突き出し膣圧も微妙に変化させている。
 フェイトの腰のうねりで、大きさはともかく少しだけ柔らかくなっていたクロノの陰茎がみるみる力を
取り戻す。
「じゃあ……洗うね」
 完全に復調したところで、フェイトは上体を倒しクロノと密着する。乳房の重みだけ感じる位置で身体
を止めて、今度は上半身で円を描き出した。
 宣言どおり、クロノの胸の垢を擦り落とす動き。腰は動かせないので、内部の襞だけ蠢かせて快感を送
る。
「はぅっ……! 奥を締めながら入り口緩めるなんて、どうやってるんだ……?」
「ふふふ、ひみつ……クロノお兄ちゃんも、動きたかったら動いていいんだよ?」
 だがクロノは腰を動かそうとせず、フェイトの身体を持ち上げた。
 なにをするんだろうと思う暇も無く、乳房が力強く鷲掴みにされた。
「あはっ…………今度は、揉みたいんだ」
 乳首が強く抓られると、快感よりも痛みが走った。だがフェイトは苦痛を漏らさず、逆に前屈みになっ
てクロノが触りやすいようにする。
 同時にフェイトも、本格的な騎乗位運動に入った。蕩けた肉で陰茎をみっちりと包み込みながら一気に
腰を上げ、そのままの締めつけで落とす。
「あくっ……! くぅんん!!」
 当然その行動は、クロノと同等の快感をフェイトに与える。
 余裕ぶってはいたが、絶頂直後の敏感な時に体内に太い肉棒を収めていたのだ。一度弾みがついたら、
ブレーキが利かなくなった。
「ふぁっ……くあぅん!! はぁん!!」
 早く果てたい。もっとクロノを感じていたい。
 相反する感情は制御不可だが、どちらにせよ腰の動きは加速していった。
 連動するように、クロノも手だけでなく腰を突き上げ始める。快感が飛躍的に増した。
「クロノおにいちゃんの……私のおなかの中ごりごりってしてるよぅ!」
「君のだって、こんなにきつく……かふっ!!」
「あっ! だめ、だめっ、きちゃうぅ!!」
 抗うことなど不可能な熱が、子宮から脳髄まで一直線に駆け上がった。
「ふあっ!……ああああん!!」
「ぐぅっ! フェイトっ!!」
 フェイトがクロノの上に倒れこんだ直後、射精が始まった。一瞬で終わることはなく、断続的に何発も
子宮に叩きつけてくる。
 始動のタイミングこそずれたが、二人は同じリズムで痙攣し、停止し、弛緩した。
「くろの……すきだよ。……………んん」
 最後だけ名前を呼ぶと、飛沫が終わるまでフェイトは口づけ続けた。



 絶頂の波が引きかけた時、リィンが念話を繋いできた。
『フェイトさん、そろそろ時間です』
『……待ってるお客さんいる?』
『今はいませんよ』
『だったら、三十分延長してもいいかな。料金は私のお給料から引いといてくれればいいし』
『わかりました。ごゆっくり〜』
 念話を切ると、フェイトはクロノの上からどいた。
「航海に行くんでしょ? その前に、きれいに洗ってあげる。普通の洗い方でね」
「じゃあ、僕も久しぶりに君の髪の毛洗ってあげようか?」
「うん、してほしい。髪の毛洗ってくれるなんて、小学生以来だね」
「普通はそれ以上になったら、一緒に風呂に入ったりしないからな」
 顔を見合わせ、二人は照れくさそうにくすくすと笑い合う。
 そのまま同じ姓を持つ二人の男女は、行為後のまったりとした時間を過ごすのだった。



        終わり





        おまけ



「うくっ……あうん!…………ユーノ君、この縛り方、きついよ……!」
「なのはのここは嫌がってないみたいだけど? ほら、こんなにどろどろ」
「でも……バインドが食い込んで痛い……!」
「もうちょっと我慢して。一回終わったら、今度は僕を縛らせてあげるから。…………本当に分かりやす
いなぁ。また濡れてきたよ?」


「エリオ君、店員同士はしちゃいけないってなのはさんが……」
「けどはやてさんが今日は僕休日だし、お金さえ払ってくれたらお客さんと見なすって」
「じゃ、じゃあいいかな。…………そ、それで、えっと、ど、どれぐらいの時間してくれるのかな?」
「…………朝まで」


「うおお……! 夢にまで見たシグナム姐さんとティアナとアルトの朝まで4P! ボーナス全額はたい
た甲斐があったぜ!」
(…………なぜ私はこんな奴を好きになったのだろうな)
(…………なんで私こんな人のこと)
(…………なんでだろ)


「ルキノ、身請け話の件、考えてくれた?」
「でも、私こんな商売の女だし……。それにあなたにはシャーリーさんという大事な人が……」
「違う! シャーリーは勝手に親が決めた許婚なんだ。僕にはもう君しかいない。反対されるというなら、
ロウランの家を捨てたっていい!」
「グリフィス……」


「……ほんとグリフィスったらなりきりプレイ好きね。でも私の名前使うなんて…………今夜は目一杯お
仕置きしてやらないと、フフフ」
「じゃあ盗聴なんてしてるシャーリーはどれぐらい頭冷やせばいいのかな?」
「げぇっ、なのはさん!!」
「こっちも朝までコースで大決定なの」


「そういや、あたし以外にあんたを指名するやつっているのかい?」
「いない。エリオやヴァイスと違って、私は基本的に用心棒だからな」
「だったらあたし専用ってわけだ。…………えへへ」


「…………お客様、義姉や養育係の持ち込みは禁止してますんで、とっととお帰りになってもらえねーで
すか」


「シャマル、どうしてオムツにガラガラなんて必要ですか? あのお客さん子連れじゃなかったですよ」
「分からなくていいの。そのままのリィンちゃんで…………いるのは無理ね、絶対」


「ううっ、どうせ私はみんな貰い手が見つかっていく中、このまま寂しく帳面付けしながらお婆さんにな
るんや……!」
「そ、そんなに気にしないでくださいはやて店長」
「私達だって、クロノ提督に3P断られたことありますから」
「ええ娘やな二人とも。ギンガもスバルも一緒に独り者でいような。…………ん? 着メロ?」
「あ、私のです。もしもし…………うん、ちょっと待って。……店長、三日後に私とスバルお休みもらっ
ていいですか? 父さんとカルタスさんからダブルデートのお誘いがあったので」
「この裏切り者ーーーーーー!!!!」



        今度こそ終わり



著者:サイヒ

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