886 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳[sage] 投稿日:2008/06/20(金) 00:24:31 ID:3YYxgvOS
887 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳[sage] 投稿日:2008/06/20(金) 00:25:43 ID:3YYxgvOS
888 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳[sage] 投稿日:2008/06/20(金) 00:26:46 ID:3YYxgvOS
889 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳[sage] 投稿日:2008/06/20(金) 00:27:34 ID:3YYxgvOS
890 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳[sage] 投稿日:2008/06/20(金) 00:28:24 ID:3YYxgvOS
891 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳[sage] 投稿日:2008/06/20(金) 00:29:10 ID:3YYxgvOS
892 名前:三人のクロノ・ハラオウンと乳[sage] 投稿日:2008/06/20(金) 00:30:08 ID:3YYxgvOS

 結婚して数年。子供も産んだ今ともなれば、夜の営みにマンネリが生じるのもやむ無しといえばやむ無
しだが、そこはまだ二十代の若さであり枯れるには早すぎる。
 だからちょいとそういう雑誌を買ってみたり、義母にご指導ご鞭撻を願ったりして知識を得て、新しい
試みなどしてみることにした。
 子供達を寝かしつけたところで夫の部屋に行き、とりあえずひん剥いてからおもむろに自分も全裸になっ
て、脇に置いておいた小瓶をクロノに手渡す。

「……なんなんだこれは?」

 小瓶をひねくり回したり栓を抜いて匂いを嗅いでいるクロノには答えず、エイミィは自分の胸に手を当
てた。

「よいしょっと」

 乳房の下側から側面までを手で掬い上げ、中心に寄せて、上げた。いつもは浅い谷間が、大きくかつ深
くなる。
 しかしこれでもまだリンディやフェイトには及ばない。かといって、エイミィが小さいわけではない。
立派に人並み以上はある。家族に高スペックなのが揃いすぎているだけだ。

(まあ、君の胸は好きだってクロノ君が言ってくれるから、悔しくなんかないけど)

 強がりでもなんでもない真情を頭の中で呟きつつ、まだ何をするのかよく分かっていなさそうなクロノ
に指示を出す。

「その中身、ここにかけて」
「……胸でするのか?」
「へえ、やっぱりこういうの知ってるんだ?」
「……それはまあ、僕だって男だからな」
「昔から部屋の掃除してもエロ本の一冊も出てこなかったのにねえ。アレックスとかランディから聞いた
の?」
「黙秘権を使わせてもらう」

 もうちょっと突っついても面白そうだったが、性交前の雰囲気としてはあまりよろしくないので追求は
そのへんにしてエイミィは上体をせり出した。
 その上に、クロノが瓶の中身を垂らしていく。透明でひやりと冷たいジェル物質が、胸と押さえる手を
濡らした。指の力はそのままで、エイミィは手の平で胸全体で皮膚、特に谷間に塗りこめていく。粘度が
高いためかあまり音はしないが、指の合間で糸を引くのは女の身でもいやらしとかん自他。

 べったりと汚れきったところでエイミィは手を止め、身体をずらしてこちらは何もしなくてもすっかり
準備が出来ているクロノの肉棒にくっつかせた。
 しかし手の力を借りても、エイミィのサイズでは挟めないため柔らかい表面でふにふにと擦るのが精一
杯だった。
 とにかく弾力を伝えるべく強めに押しつけることを心がけつつ、クロノがちょっとでも気持ちよくなれ
るようにと、エイミィは人差し指でくにくにと亀頭を弄くった。残りの指は、乳に触れていない部分を軽
く撫でていく。

「…………どう?」

 手はともかく胸でするのは初めてのことなので加減が分からない。少ししたところでどれぐらい感じて
るかを訊ねた。

「気持ちよくなかったら正直に言ってくれていいよ」
「そんなことない。そこそこ……いや、かなりいい」

 気遣いだけでないのは、眼を閉じて少しだけ皺を寄せた眉間と、対照的に緩んだ口元で分かる。
 夫が悦んでくれていることをエイミィも嬉しく思いながら、サービスとして頭を下げてぺろぺろと亀頭
を舐めた。
 あらかじめこうすることも考えていたため、口に含んでも無害なローションを使っている。味も無味で、
慣れ親しんだ先走りの苦味がちょっと薄れただけだった。
 さらに、触れさせている胸の場所も変える。

「うわっ……。エイミィ、何を……!?」

 けっこう劇的に感触が変化したらしい。クロノが慌てて眼を見開いた。ちょっとだけ身体を引いて、エ
イミィは自分が何をしているのかはっきりと見せてやる。
 エイミィがしていたのは、硬くなりつつあった乳首で陰茎を弄くることだった。特に雁首の裏側をくに
くにしてやるのがいいようだと判断したエイミィは、そこを集中して攻めながら尿道口の割れ目を舌で何
度も往復する。
 無理に作った谷間で擦るよりも、あるものをそのまま使いその分だけ技巧を凝らす方が気に入ったらし
い。腰がさっきより大きくぴくぴくと震えている。
 エイミィも、クロノの肉棒を淫核の次に敏感な部分で触れ合わせることで、高まっていく。乳を使うと
いう当初の予定とはやや違えど、初めての乳奉仕は準備として水準以上の効果を出していた。

(んっ……ちょっと早いけど、そろそろ出るかな)

 ひくつき具合から、もうすぐ射精することが知れた。
 苦味と熱さについてはけっして他の物には変えられない液体が放たれる瞬間を求めて、エイミィは乳首
と舌をただただ激しく動かし続けた。

          ※




「ふふっ」

 妖しく笑って、カリムは暴発寸前の肉棒から口を離した。
 たっぷりなすりつけていた唾液が、ちゅぽりと卑猥な音を鳴らして唇と先端を繋ぐ。その水音よりもな
お小さい呻きがクロノの口から漏れたのを、カリムは聞き逃さなかった。
 そして声以上に、切なく震える赤黒い物体が、寸前で止められたクロノの苦しみを表していた。

「だめですよ。私は一ヶ月も待たされたんですから、ちょっとぐらい我慢してください」
「しかし……教会への用件がそうそう作れるわけにも……」
「でしたら、私がクラウディアへ行きましょうか?」
「それは…………くっ!」

 蠢動を煽るようにゆるゆると裏筋を指でなぞり上げながら、カリムは逆の手で胸のボタンを外していっ
た。黒い法衣の下から淡いベージュ色の下着と、日に当たることなく静脈が透けるぐらい白く大きな乳房
の上面が顔を覗かせる。
 胸が全部露出したところで背中のホックを外し、ブラジャーだけを法衣の合わせ目から抜き去った。
 真っ先にカリムの眼を引いたのは、双丘の大きさに比して慎ましやかながらも色が濃くなりつつある乳
首。ちらりと眼を上に向ければ、クロノの視線も軽く起き上がりつつある突起に集中していた。
 一度ゆさり、と身体を揺さぶって胸を波打たせる。目線が乳首から深い谷間へと移動した瞬間、膨らみ
で陰茎を包み込んでしまった。
 初めてこんな胸の使い方があると知った時にはあまりに変態的だ思ったものだが、今ではクロノを悦ば
せるのと同時にカリム自身も性的刺激を受けられるのでちょくちょく行っている。
 指で握るのも躊躇していた女が、いつのまにかここまで淫らになっていた。

「責任を取って、いっぱい出してくださいね」

 クロノではなくその分身に語りかけるように囁いて、カリムは少しずつ上下に揺れた。すぐに動きは激
しくなり、下乳が腿とぶつかってぱちりと鳴る。

 カリムの唾で濡れきった肉棒は、胸のクリームのような柔らかさもあって引っかかり無く上から下まで
擦り上げられるのを受け入れ、にちゃにちゃと猥雑な音を立てた。
 乳肉に埋れながらも、長大な欲望の象徴は先っぽだけは頭を覗かせている。奥が見えてしまいそうなぐ
らい入り口を開けた切っ先に、カリムは唇を落とした。はしたなく漏らし続けている鈴口を、新しく湧き
出た唾で濡らし、舌でぬろりと舐め上げる。
 カリムの唾液を押しのける勢いで零れ続ける先走りは、秒毎に苦味を増していた。そのうち、とろみよ
りも粘りの強い真っ白な液体も出てくるだろう。
 だがあえてカリムは挟む力を弱め、舌だけの動きに変えた。
 まだ出させてやらない。最初の一回だけは徹底的に焦らそうと最初から決めていた。長期航海に出かけ
たわけでもないのにメールも念話も送ってこず一ヶ月音沙汰無しな薄情者には、これぐらいの仕置きは必
要だ。

「あ……ぐぅ……ああっ!」

 胸でぐにぐにと揉み擦り、舌で鈴口を穿り返し、クロノを啼かせる。腰を浮かし肉棒が本格的に痙攣を
起こす一テンポ前になれば、こちらのテンポもスローに落とす。
 そんなことを何度も繰り返すうちに、クロノの汗にまみれた手の平がカリムの頭を強く押さえこんでき
た。口淫ならそれなりに効果もあったかもしれないが、クロノの肉棒の大部分を包んでいるのは口内粘膜
ではなく乳房で、カリムの鼻先が埋まっただけである。
 無駄な抵抗はやめなさいと軽く歯を立ててやれば、ようやくクロノの口が意味ある言葉を吐いた。

「お、おねがい、します。騎士カリ……ム」
「何をですか? きちんと口にしてもらわないと分かりませんよ」

 にっこり笑ったその口で、ずずっとわざと下品な音を立てて先走りを吸い上げる。

「がっ……! だ、出させてください」
「ですから、何を、どこに?」

 一語一語区切ることで、完全に降伏しないと解放させてやらないという意思を伝えた。
 額にも汗を垂らして苦しそうに数度呻き、ようやくクロノは膝をついた。

「僕の精液を……あなたの、胸でも口でもいいので、出させて……ください……っ!!」
「ええ、よろしいですよ」

 肉体的にも精神的にも自分より遙かに強い男を一時的なものとはいえ従えたことを密やかに笑い、カリ
ムはこれまで以上に深く挟んで、身体をグラインドさせた。激しい上下運動で、腰まである金髪が舞い踊
り視界にまで入ってくる。
 崩壊は、あっという間だった。

「くはぁっ!!」

 クロノの背と肉棒が、大きく仰け反る。出すというよりぶちまけると表現するべき勢いで、精液が噴出
した。
 口中を焼く精の熱さに瞳をうっとりさせながら、カリムは喉を鳴らし続けて愛人の白濁液を噛み潰すよ
うに飲み続けた。

          ※




 最後の一滴まで体内に納めるとフェイトはほぅと満足の吐息をつき、潤みを増した瞳で上目遣いにクロ
ノを見た。

「昨日もいっぱい出したのに、すごく濃いね。……美味しかったよ」

 クロノを射精させた乳淫はかなり時間をかけて焦らし気味に行ったので、溜め込まれた精液は量だけで
なく苦味と青臭さを強いものだった。
 昔はとても飲めるようなものではなかったはずが、今や香りだけでくらくらするぐらい美味に感じてい
る。クロノの手による開発は、フェイトの性感だけでなく味覚や嗅覚にまで及んでいた。
 全部口で受け止めるつもりだったが、最後の最後で突き出された腰のせいでタイミングが一秒ずれ、一
部が顔に飛び散った。フェイトはそこにも食指を伸ばす。

(次はどうするのかな?)

 量が少ない分ゆっくりと指についた精液をしゃぶりながら、フェイトは考える。
 だいたい前戯でフェイトが攻めに回った場合、お返しとばかりにクロノは激しくいじめてくる。今の体
勢はクロノの足の上にフェイトが乗っている状態なので、その気になれば阻止するのは可能だろうが、ど
ちらかといえば抱くより抱かれたかったフェイトは特に動かず黙ってクロノを見つめ続けた。
 フェイトが顔についていた残滓を残らず舐めるぐらいの時間をかけて身体の内部に残る射精の残響がよ
うやく収まったのか、クロノはふぅと小さく深呼吸して言った。

「もう一回、胸で出させてもらっていいか」
「珍しいね」

 胸や口で射精するのは、たいてい一回。フェイトの舌や乳房が気持ちいいといっても、やはり膣には敵
わないらしい。だから連続で、それも同じ場所というのはかなり稀有なことだった。

「胸でしてもらうのは久しぶりだったしな。もっとも、今度は僕がさせてもらうけど」

 ちょっとだけ言葉の意味を考えたフェイトだが、すぐに納得するとクロノの上からどいてベッドに横た
わった。

「君は察しが早くて助かるよ」

 くすりと笑ったクロノは、猛る肉棒をこれ見よがしに二、三度しごいてから、フェイトの上に跨った。
そのまま乳房の間に挟みこんでくるかと予想したのだが、クロノの標的は違った。
 幹ではなく切っ先が、フェイトの乳首を圧迫しそのまま乳肉に押し込んでくる。

「んっ……!」

 神経の集まった突起をぐにぐにとへしゃげさせられることで、指ではない熱さと湿り気を持った肉の感
触を脳へと届かせ、さらに回りまわって子宮へと至り、たらりと蜜を一滴垂らした。
 そのままクロノは、ちょっと腰を引いては何度も何度も突き入れてくる。さらに乳房が根元から絞り上
げられ、ますます乳首が飛び出した格好となった。
 厚い脂肪の層のおかげで胸骨までは届かないし、むしろ指で揉まれた方が激しい。
 それでも、胸が犯されているという実感を、これまでに無いほど強く感じた。

「へ、変だよこんなやり方」
「言っただろ、僕がさせてもらうって。方法もこっちに任せてもらう。……それに、君だってけっこう気
持ち良さそうだけど?」

 反対側の乳首をきゅっと捻られ、さっき自分で乳淫をしていた時より大きい快感を与えられれば、クロ
ノの言葉が正しいと認めないわけにはいかなかった。
 まだ頭の片隅に残っていた理性が働いて言葉にはしなかったが、正直な肉体は全身をだらりと脱力させ、
そのとおりだからもっとして欲しいと意思を体現する。
 なおも十数回クロノは腰を突きこみ乳首と乳房を揉み上げて遊んでいたが、ついに本腰を入れてフェイ
トの乳を使い出した。
 今もなお成長し続けている巨乳が左右に開かれ、鉄塊のように思える怒張を招き入れると再び中央に寄
せられたかと思うと、一拍の間も置かず腰が揺すぶられた。

「あんっ……。強い、よ……!」

 手で揉まれるだけでは微妙に刺激を受けにくい内側の乳肉が激しく擦りたてられる。性的興奮によりい
つも以上に張りを増した乳房は、皮膚の下の性感までも敏感さを助長させており、フェイトの自制心を壊
してだらしなく喘がせた。
 胸という媚肉を攻め立てるのは肉棒だけではない。指が力いっぱい握りつぶし押しつけて、形良い胸を
ぐにゃりと歪ませる。

「あ、やあぁん……! おっぱい、そんなにいじめないで……!」
「そんな感じてる顔で言っても説得力無いぞ、フェイト」

 数秒だけフェイトのおとがいを持ち上げ目線を合わせて愉しそうに笑うと、クロノはいっそう激しく腰
と手を加速させた。

「おっぱいめちゃくちゃにされながらイきたいんだろう。いくらでもイッていいぞ。僕も出してあげるか
ら」

 その言葉に偽りはなく、どんどん胸に感じるクロノの剛直が大きくなってくる。血が上りきって馬鹿に
なった脳味噌も、それだけははっきり知覚していた。

「出してっ……! 顔に出して! それで私、イッちゃうからっ!!」
「ああ。…………ほら、出すぞっ!!」
「ふああぁぁんっ!!!!」

 顔面いっぱいにぶちまけられた奔流。肉体への刺激よりも、鼻腔に直接入ってきた精液の匂いと熱でフェ
イトは達した。
 唇まで垂れてきた精液を舐め取る元気も無く、快楽の涙で潤んだ瞳でフェイトが天井を見つめていると、
腰が持ち上げられた。
 のろのろと頭を起こして腰に眼をやると、二回出したというのにこれまで以上大きくなった錯覚すら覚
えさせる肉棒が、フェイトの股間に狙いを定めていた。
 一度たりとも触れられていないのにすっかりぬかるんだ秘裂が、指で大きく開かれた。続いて、熱く硬
い肉の槍が貫いてくる。

「やんんっ!!」

 背筋を走る電流に身体が浮き上がる。喉からは苦しげな啼き声。
 だがそのまま何度も連続して胎内に響く衝撃に合わせて、フェイトは自分から腰を律動させていた。



 肉欲のままに乱れ尽くす夜は、まだ明ける兆候を見せない。




          終わり


著者:サイヒ

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