最終更新: nano69_264 2012年09月02日(日) 15:05:47履歴
823 名前:堕落性女 [sage] 投稿日:2012/06/13(水) 23:08:45 ID:391W7HZY [2/6]
824 名前:堕落性女 [sage] 投稿日:2012/06/13(水) 23:09:31 ID:391W7HZY [3/6]
825 名前:堕落性女 [sage] 投稿日:2012/06/13(水) 23:10:03 ID:391W7HZY [4/6]
826 名前:堕落性女 [sage] 投稿日:2012/06/13(水) 23:10:49 ID:391W7HZY [5/6]
堕落性女 ディード恥辱(前編)
「んッ……ちゅ、ぷ……はむ、んぅ、じゅる……ぴちゃ」
粘着質で、ねっとりと聴覚に絡み付くような水音が響く。
聞いているだけで情欲をそそるような音色が、それほど広くない室内で静かに反響していた。
紅潮した白い肌にかかる金髪を扇情的に掻き上げながら、女は熱心にソレにむしゃぶりつく。
口の中に広がる塩辛いカウパー液の味わいも、生臭い臭気も、もはや彼女にとっては至高の美酒も同じだった。
舐められ、しゃぶられ、啜られ、でっぷりと肥えた男はその快感に恍惚の顔をする。
「いやはや、騎士カリムも随分とお上手になったものだ。とてもこの前まで処女だったとは思えません」
「もう……その私を無理矢理犯して、こんな風になさったのは、どこのどなたかしら?」
「くく、そうですなぁ」
男の言葉に、カリムは剛直に軽く舌を這わせて手で扱きながら、うらめしげな眼差しを向けた。
聖王教会の騎士カリム。
名だたる教会の予言の騎士、名家の令嬢として高名な彼女は、今その限りではない。
ベッドに横たわるこの男を始めとした、教会や管理局の高官たちに犯され、調教し尽くされ、今や従順な雌奴隷として日々を淫蕩な色欲の底へ自ら沈んでいるほどの淫婦である。
いつもは黒い法衣に包んで隠している肉感的な女体を、色気たっぷりの黒いボンテージで包み。
金の繁みからは自身の淫蜜と青臭い白濁液をたっぷり滴らせている。
平素の彼女を知る者が見れば目を疑うだろう。
先ほどまで自分の中をメチャクチャに掻き回していた男の象徴へ、カリムは念入りに舌を絡ませて掃除を兼ねた奉仕を行う。
今までの調教で仕込まれたフェラチオの技巧に身震いしながら、ふと思い出したかのように、男が口を開いた。
「そういえば騎士カリム」
「ん、はい何ですか? また下のお口でいたします?」
「いや、それも大変魅力的なのですがね。少々ご相談が」
「相談、ですが?」
「ええ。教会で預かっている、あの機械人形について」
機械人形。
その例えの示すところは一つ、聖王教会が保護している戦闘機人、ナンバーズに他ならない。
スカリエッティの事件を契機に捕縛され、管理局に恭順した彼女らの何人かは、教会がその身を預かって更正を行っている。
そして元はと言えば、カリムがこうして男たちに辱められる理由とは、彼女たちを陵辱の手から守る為の人身御供だった。
それを男は、
「そろそろあの娘たちもですね、食べたい、という者たちがおりまして。かくいう私も興味があるのですよ。あなたの手でどうにかなりませんかね」
軽々しくも、差し出せと述べた。
にたりと顔に浮かべる下卑た、死体漁りのハイエナの笑み。
そこには人としての尊厳やプライドなど欠片もない。
以前のカリムならば、こんな事を言われたら火が出るような勢いで激怒した事だろう。
そう……以前のカリムなら、だ。
男の言葉に、カリムは微笑んだ。
「ええ。ご主人様がおっしゃるなら、幾らでも……」
淫蕩な、発情した雌の顔だった。
期待している。
もし主人たちの望み通りにすれば“ご褒美”をたっぷりもらえると分かっているからだ。
犯されて、犯されて、犯されて。
幾人もの男たちの手で嬲り尽くされる。
カリムの中でその、本来ならばおぞましい事象は、今や至上の法悦となっていた。
彼らに犯されるためならば、神への信仰も人としての尊厳も自分からどぶへ捨て去る。
「まず私が慣らして、ご主人様たちの食べやすいようにしてさしあげますわ」
くすくすと笑いながら、カリムは手元の肉棒に軽く口付けして、そう言った。
□
「失礼します、騎士カリム」
事務的な平坦な声でそう告げて、カリムの執務室の扉を一人の少女が開けた。
さらりと流れる、濃いブラウンのストレートロングヘア。
シスターの法衣に包まれた肢体は、服の上からもはっきり分かるほど肉感的で、乳房と尻に付いた量感が目を引いて止まない。
感情の乏しい無機質な表情であるが、しかし美貌のほどは確かだった。
「どうぞディード。良く来てくれたわね」
艶然とさえ言える微笑を浮かべて、カリムは少女に笑いかけた。
ディード、ナンバーズの末妹にして、教会で保護している戦闘機人の一人である。
カリムは自分の机の前まで来るように手で示すと、同時に立ち上がった。
自然に机上のコンソールに触れてドアの鍵を閉めた事は知られずに。
警戒されず、それでいてできるだけ近い距離に少女を捉えつつ、カリムは漫然と室内を歩む。
「それで、本日のご用件はなんでしょうか」
いつになくもったいぶって何も言わないカリムに、ディードは少しだけ違和感を覚えていた。
わざわざ呼ばれたからには、もちろん理由があるだろう。
それが事務の手伝いか、それとも自分の戦闘力を見込んでの任務か、はたまたただの掃除か。
想像できる事などたかが知れている。
だがカリムはあえて何も言わず、笑みを深めた。
それは同性の、それも感情の起伏の乏しいディードでさえぞくりとするような、妖艶な微笑みだった。
「ええ、実はねディード、あなたにお願いがあるの。とてもとても、大事なお願いよ」
「な、なんでしょう……」
「ふふ、それはね――」
言いながら、カリムはついと手を伸ばした。
しなやかな繊手の先が、滑らかに、自然に、ディードの体に触れた。
下腹の半ばから、一気に胸の先まで撫で上げる。
服と下着に覆われていたというのに、カリムの爪の先は、ピンッ、とディードの乳首を引っかいた。
「ひゃッ!」
ピリッ、と走った甘い電気に、ディードが可愛い悲鳴を上げて身体を竦めた。
ただでさえ敏感な部分を、まったく予期していないタイミングで刺激された事に、彼女も即座に反応できなかった。
その隙をカリムは逃さない。
いつの間にか二人の間の距離は零になっていた。
ディードの細い腰にカリムの腕が絡みつき、豊満な胸と胸が正面から押し付けられる。
「ちょ! き、騎士カリム、何を……んぅぅ!!」
驚いてカリムを突き放そうとしたディードだが、その声は無理矢理ふさがれた。
唇が塞がれたのだ。
初めてのキスはあまりにも唐突で、そして強引だった。
「ん……んぅ! ん、んぅぅ……」
必死に振りほどこうとするディードだったが、抵抗の力は即座に奪われていく。
尻から太股までを撫でられ、豊かな乳房を優しく念入りに揉みしだかれる。
何より口内に滑り込んできた舌が、凄まじい技巧で愛撫を繰り返す。
舌同士を絡め合うのはもちろん、歯の裏側まで舌の届く範囲をことごとく舐めまわすのだ。
雌奴隷として仕込まれた性の技巧の手管は、無垢な少女の耐えられるものではない。
尻から背筋、長く艶やかな髪を撫でられてぞくぞくしてしまう。
力が抜けて押し返す事ができなくなるのを察し、カリムはさらに強引に攻めた。
今まで立ち位置を計算していた場所、自分の執務机の上にディードの半身を押し倒す。
体重を掛けて机の上に倒され、ディードはいよいよカリムの拘束を逃れる術がなくなっていった。
必死に脚をばたつかせるが、あまり意味はない。
そこでようやく、カリムは今まで舌を絡め続けていた口付けを離した。
「はぁ……はぁ……な、何をするのですか、騎士カリム! や、やめてください!」
荒く息を吐きながら、ディードがきっと睨んで抗議する。
だがその瞳は、熟練の愛撫をたっぷり受けて既に、とろん、と蕩けていた。
唾液の筋が唇の端を伝っているのも、たまらなく色気がある。
その姿に、カリムは背筋がぞくぞくするのを感じた。
今まで男たちに蹂躙されて悦んでいる自分は、すっかりMだと思っていたが。
想像以上にSの気も強いらしい。
同性を犯すというのがまた堪らなく背徳感を刺激する。
ディードの細腰を抑えながら、カリムは唇を舌なめずりした。
「オットー」
「ッッ!!」
さりげなく、ただ名前を呼ぶだけ。
ディードにとって、おそらく一番大事な存在である双子の少女の、だ。
オットーが何なのか、オットーをどうするのか。
名前を言うだけでは何も分からないが、同時に幾らでも想像できてしまう。
それが決定的に、ディードから抵抗という行為を奪い去った。
カリムは指先を、少女の纏っている法衣の胸元に移した。
服と服の合わせ目に手を掛けるや、一気に力を込めて左右へ開く。
「きゃぁ!」
かわいらしい悲鳴。
音を立ててボタンが弾け飛び、ぶるん、とブラに覆われた乳房が露になった。
白い純白のブラジャーに包まれた、形の良い釣鐘型の乳房が、身じろぎするたびに揺れていやらしい。
カリムはそれを、獲物を捕らえた雌猫の目で見下ろした。
「ふふ、ほんと大きいわね。それにいやらしい胸。それに……」
「ふひゃぁう!」
「感度も抜群ね」
言葉と共に、指先で乳首を捏ねられる。
今までと比較にならない甘美な刺激に、ディードの唇から、普段では想像もできない声が漏れた。
身体を震わせる少女から、カリムは巧みな手つきでブラを剥ぎ取った。
とうとう最後の砦を失って、露になる巨大な乳房。
薄いピンク色の乳首、乳輪は大きな胸にあわせてやや大きく、だが乳頭は思いのほか小さくて、それがいやらしい。
「いただきまぁす♪」
「え……ふぁあああ!!」
カリムが口を開いたかと思えば、彼女は目の前の愛らしい蕾を口に含んだ。
左の乳房の先端に吸い付き、口の中で舌と歯を使って乳首をころころと転がす。
時折、カリッ、と甘噛みしてやれば、ディードはさらに悲鳴のような喘ぎ声を上げて身震いした。
強すぎる。
今まで色を知らなかった少女が知るには、強すぎるほどの快感。
戦闘機人としての能力など、もはや微塵とて発揮できない。
四肢からすっかり力が抜けるのが分かり、カリムは手を回してディードの身体をもう少し机に乗せる。
豊満な尻を机の上にやり、むっちりと良い肉付きをした太股を左右に開く。
スカートの生地をまくってやれば、むん、と甘酸っぱい雌の匂いがした。
二本の脚の間で、白い下着の中央部分は既にじっとりと濡れてしみを作っていた。
「あらあら、もうすっかりここはその気ね。本当にいやらしい子だこと」
「ちょ、騎士カリム、何を……ひいぃう! や、やめ……やめ、て……ふあぁあああ!!」
ディードの制止などまるで無視し、カリムは指先でこりこりと秘所を弄ってやった。
湿り気のある膣口をなぞったかと思えば、そのまま上に指先が流れて、つんと自己主張している陰核を弾いてやる。
背筋から脳髄の芯まで奔り炸裂する快楽の電撃に、ディードは視界が白く染まるような錯覚さえ覚えた。
机の上でロングヘアを千々と乱し、悶え喘ぐ豊満な女体の少女。
そのなんと淫靡な事か。
カリムの心も、同性の美しい少女を辱める嗜虐に、興奮を覚えて止まない。
下着の上から秘所に吸い付いて、ディードの蜜を啜る。
下の上に広がる味わいは、堪らなく美味だった。
「ディードのここ、おいしい。ねえ、もっと気持ちよくなりたいでしょ?」
「そ、そんな……こと……やめ、ふにゃぁあ! や、やめ……やぁ……あああああ!!!」
カリッ、と陰核を、下着越しに甘噛みする。
絶妙な力加減で女の一番敏感なところを噛まれ、ディードの頭の中で桃色の電気が飛び跳ねる。
汗で湿った太股を撫でてやると一層反応が増した。
カリムは微笑みを深めながら、力の抜けた少女からするすると下着を剥ぎ取る。
髪と同じ色の繁みの生えた、少女の秘所。
ぱっくりと指で割れ目を開くと、男に汚された事のない綺麗なサーモンピンクが見えた。
とろとろと蜜を垂らし、さらなる快楽を欲する乙女の秘裂。
カリムはぺろりと一舐めした人差し指を、そこにそっと挿し入れた。
「ひぃうう!!」
「暴れないで。処女膜が破れちゃうわ」
言いながら、ゆっくりと指を挿し込んでいくカリム。
処女膜に開いた孔から差し込んで、破かないように慎重に中を刺激する。
今まで散々刺激した甲斐あって、天井側にこりこりとした硬いしこりを感じた。
そこを優しく撫で、カリムは嗜虐的に笑う。
「ねえ、Gスポットって知ってる? ディード」
「ふぁ……じー、すぽ……と?」
「ここね、凄く気持ち良くなれるの。クリと一緒に、弄ってあげるわね」
次の瞬間、カリムは膣内のしこりと、陰核を同時に指でこすり上げた。
「ひぃいいッッッ!!!!」
ディードがあまりの刺激に、目を白黒させて机の上で跳ねた。
膣の中の弱点と、クリトリスの同時刺激。
脊髄を貫いた快楽の甘い雷撃が、脳の奥底まで蕩かせていく。
少女に出来るのは、巨乳をたぷたぷと揺らして喘ぎ声を上げる事だけだった。
「や、やめ……きし、かりむ、やめれぇ! やだ、やだぁ……ナニか、くる、きちゃう!!」
「良いのよディード。我慢しないで、受け入れて。それ、すっごくステキな事なのよ。さあ、遠慮しないで、イっちゃいなさい♪」
慈母のような微笑を浮かべながら、しかし指先の愛撫は強烈で容赦なく、乙女を登り詰めさせる。
Gスポットを指の腹で強く擦りながら、最後の一押しとばかりにぷっくりと充血した陰核に、カリムは吸い付き……歯を立てた。
軽く甘噛みした瞬間、ディードの中でとうとう、特大の快楽刺激が弾け跳んだ。
膣口から潮が吹き、意識を全て持って行ってしまいそうな、桃色の電気が思考をショートさせる。
「あああああああああああ!!!」
甲高い絶叫を迸らせ、びくびくと痙攣するディード。
蕩けた目は既に視界に何も映さず、震えた四肢には微塵とて力が入らない。
荒く息をつくたびに小刻みに揺れる胸が、なんとも扇情的だった。
その姿を見下ろして、カリムはくすくすと笑う。
「あらあら、気絶してしまったのかしら。だらしないわねぇ」
そう言いながら、愛液でしとどに濡れた指先をぺろりと舐め上げる。
湿り気を帯びた指先を、そっと空中に滑らせた。
すると、宙に映像が現れる、
魔力で形成されたビジョンに映るのは、今しがた演じた二人の痴態だった。
記録映像、彼女たちの姿は余さず録画されていた。
「ふふ……これがあれば、私の言う事には逆らえないわよね、ディード?」
ぐったりとした機人の少女に向けて、カリムは妖艶な、人を快楽に惑わすサキュバスのような笑みを見せた。
続く
前へ 次へ
目次:堕落性女
著者:ザ・シガー ◆PyXaJaL4hQ
824 名前:堕落性女 [sage] 投稿日:2012/06/13(水) 23:09:31 ID:391W7HZY [3/6]
825 名前:堕落性女 [sage] 投稿日:2012/06/13(水) 23:10:03 ID:391W7HZY [4/6]
826 名前:堕落性女 [sage] 投稿日:2012/06/13(水) 23:10:49 ID:391W7HZY [5/6]
堕落性女 ディード恥辱(前編)
「んッ……ちゅ、ぷ……はむ、んぅ、じゅる……ぴちゃ」
粘着質で、ねっとりと聴覚に絡み付くような水音が響く。
聞いているだけで情欲をそそるような音色が、それほど広くない室内で静かに反響していた。
紅潮した白い肌にかかる金髪を扇情的に掻き上げながら、女は熱心にソレにむしゃぶりつく。
口の中に広がる塩辛いカウパー液の味わいも、生臭い臭気も、もはや彼女にとっては至高の美酒も同じだった。
舐められ、しゃぶられ、啜られ、でっぷりと肥えた男はその快感に恍惚の顔をする。
「いやはや、騎士カリムも随分とお上手になったものだ。とてもこの前まで処女だったとは思えません」
「もう……その私を無理矢理犯して、こんな風になさったのは、どこのどなたかしら?」
「くく、そうですなぁ」
男の言葉に、カリムは剛直に軽く舌を這わせて手で扱きながら、うらめしげな眼差しを向けた。
聖王教会の騎士カリム。
名だたる教会の予言の騎士、名家の令嬢として高名な彼女は、今その限りではない。
ベッドに横たわるこの男を始めとした、教会や管理局の高官たちに犯され、調教し尽くされ、今や従順な雌奴隷として日々を淫蕩な色欲の底へ自ら沈んでいるほどの淫婦である。
いつもは黒い法衣に包んで隠している肉感的な女体を、色気たっぷりの黒いボンテージで包み。
金の繁みからは自身の淫蜜と青臭い白濁液をたっぷり滴らせている。
平素の彼女を知る者が見れば目を疑うだろう。
先ほどまで自分の中をメチャクチャに掻き回していた男の象徴へ、カリムは念入りに舌を絡ませて掃除を兼ねた奉仕を行う。
今までの調教で仕込まれたフェラチオの技巧に身震いしながら、ふと思い出したかのように、男が口を開いた。
「そういえば騎士カリム」
「ん、はい何ですか? また下のお口でいたします?」
「いや、それも大変魅力的なのですがね。少々ご相談が」
「相談、ですが?」
「ええ。教会で預かっている、あの機械人形について」
機械人形。
その例えの示すところは一つ、聖王教会が保護している戦闘機人、ナンバーズに他ならない。
スカリエッティの事件を契機に捕縛され、管理局に恭順した彼女らの何人かは、教会がその身を預かって更正を行っている。
そして元はと言えば、カリムがこうして男たちに辱められる理由とは、彼女たちを陵辱の手から守る為の人身御供だった。
それを男は、
「そろそろあの娘たちもですね、食べたい、という者たちがおりまして。かくいう私も興味があるのですよ。あなたの手でどうにかなりませんかね」
軽々しくも、差し出せと述べた。
にたりと顔に浮かべる下卑た、死体漁りのハイエナの笑み。
そこには人としての尊厳やプライドなど欠片もない。
以前のカリムならば、こんな事を言われたら火が出るような勢いで激怒した事だろう。
そう……以前のカリムなら、だ。
男の言葉に、カリムは微笑んだ。
「ええ。ご主人様がおっしゃるなら、幾らでも……」
淫蕩な、発情した雌の顔だった。
期待している。
もし主人たちの望み通りにすれば“ご褒美”をたっぷりもらえると分かっているからだ。
犯されて、犯されて、犯されて。
幾人もの男たちの手で嬲り尽くされる。
カリムの中でその、本来ならばおぞましい事象は、今や至上の法悦となっていた。
彼らに犯されるためならば、神への信仰も人としての尊厳も自分からどぶへ捨て去る。
「まず私が慣らして、ご主人様たちの食べやすいようにしてさしあげますわ」
くすくすと笑いながら、カリムは手元の肉棒に軽く口付けして、そう言った。
□
「失礼します、騎士カリム」
事務的な平坦な声でそう告げて、カリムの執務室の扉を一人の少女が開けた。
さらりと流れる、濃いブラウンのストレートロングヘア。
シスターの法衣に包まれた肢体は、服の上からもはっきり分かるほど肉感的で、乳房と尻に付いた量感が目を引いて止まない。
感情の乏しい無機質な表情であるが、しかし美貌のほどは確かだった。
「どうぞディード。良く来てくれたわね」
艶然とさえ言える微笑を浮かべて、カリムは少女に笑いかけた。
ディード、ナンバーズの末妹にして、教会で保護している戦闘機人の一人である。
カリムは自分の机の前まで来るように手で示すと、同時に立ち上がった。
自然に机上のコンソールに触れてドアの鍵を閉めた事は知られずに。
警戒されず、それでいてできるだけ近い距離に少女を捉えつつ、カリムは漫然と室内を歩む。
「それで、本日のご用件はなんでしょうか」
いつになくもったいぶって何も言わないカリムに、ディードは少しだけ違和感を覚えていた。
わざわざ呼ばれたからには、もちろん理由があるだろう。
それが事務の手伝いか、それとも自分の戦闘力を見込んでの任務か、はたまたただの掃除か。
想像できる事などたかが知れている。
だがカリムはあえて何も言わず、笑みを深めた。
それは同性の、それも感情の起伏の乏しいディードでさえぞくりとするような、妖艶な微笑みだった。
「ええ、実はねディード、あなたにお願いがあるの。とてもとても、大事なお願いよ」
「な、なんでしょう……」
「ふふ、それはね――」
言いながら、カリムはついと手を伸ばした。
しなやかな繊手の先が、滑らかに、自然に、ディードの体に触れた。
下腹の半ばから、一気に胸の先まで撫で上げる。
服と下着に覆われていたというのに、カリムの爪の先は、ピンッ、とディードの乳首を引っかいた。
「ひゃッ!」
ピリッ、と走った甘い電気に、ディードが可愛い悲鳴を上げて身体を竦めた。
ただでさえ敏感な部分を、まったく予期していないタイミングで刺激された事に、彼女も即座に反応できなかった。
その隙をカリムは逃さない。
いつの間にか二人の間の距離は零になっていた。
ディードの細い腰にカリムの腕が絡みつき、豊満な胸と胸が正面から押し付けられる。
「ちょ! き、騎士カリム、何を……んぅぅ!!」
驚いてカリムを突き放そうとしたディードだが、その声は無理矢理ふさがれた。
唇が塞がれたのだ。
初めてのキスはあまりにも唐突で、そして強引だった。
「ん……んぅ! ん、んぅぅ……」
必死に振りほどこうとするディードだったが、抵抗の力は即座に奪われていく。
尻から太股までを撫でられ、豊かな乳房を優しく念入りに揉みしだかれる。
何より口内に滑り込んできた舌が、凄まじい技巧で愛撫を繰り返す。
舌同士を絡め合うのはもちろん、歯の裏側まで舌の届く範囲をことごとく舐めまわすのだ。
雌奴隷として仕込まれた性の技巧の手管は、無垢な少女の耐えられるものではない。
尻から背筋、長く艶やかな髪を撫でられてぞくぞくしてしまう。
力が抜けて押し返す事ができなくなるのを察し、カリムはさらに強引に攻めた。
今まで立ち位置を計算していた場所、自分の執務机の上にディードの半身を押し倒す。
体重を掛けて机の上に倒され、ディードはいよいよカリムの拘束を逃れる術がなくなっていった。
必死に脚をばたつかせるが、あまり意味はない。
そこでようやく、カリムは今まで舌を絡め続けていた口付けを離した。
「はぁ……はぁ……な、何をするのですか、騎士カリム! や、やめてください!」
荒く息を吐きながら、ディードがきっと睨んで抗議する。
だがその瞳は、熟練の愛撫をたっぷり受けて既に、とろん、と蕩けていた。
唾液の筋が唇の端を伝っているのも、たまらなく色気がある。
その姿に、カリムは背筋がぞくぞくするのを感じた。
今まで男たちに蹂躙されて悦んでいる自分は、すっかりMだと思っていたが。
想像以上にSの気も強いらしい。
同性を犯すというのがまた堪らなく背徳感を刺激する。
ディードの細腰を抑えながら、カリムは唇を舌なめずりした。
「オットー」
「ッッ!!」
さりげなく、ただ名前を呼ぶだけ。
ディードにとって、おそらく一番大事な存在である双子の少女の、だ。
オットーが何なのか、オットーをどうするのか。
名前を言うだけでは何も分からないが、同時に幾らでも想像できてしまう。
それが決定的に、ディードから抵抗という行為を奪い去った。
カリムは指先を、少女の纏っている法衣の胸元に移した。
服と服の合わせ目に手を掛けるや、一気に力を込めて左右へ開く。
「きゃぁ!」
かわいらしい悲鳴。
音を立ててボタンが弾け飛び、ぶるん、とブラに覆われた乳房が露になった。
白い純白のブラジャーに包まれた、形の良い釣鐘型の乳房が、身じろぎするたびに揺れていやらしい。
カリムはそれを、獲物を捕らえた雌猫の目で見下ろした。
「ふふ、ほんと大きいわね。それにいやらしい胸。それに……」
「ふひゃぁう!」
「感度も抜群ね」
言葉と共に、指先で乳首を捏ねられる。
今までと比較にならない甘美な刺激に、ディードの唇から、普段では想像もできない声が漏れた。
身体を震わせる少女から、カリムは巧みな手つきでブラを剥ぎ取った。
とうとう最後の砦を失って、露になる巨大な乳房。
薄いピンク色の乳首、乳輪は大きな胸にあわせてやや大きく、だが乳頭は思いのほか小さくて、それがいやらしい。
「いただきまぁす♪」
「え……ふぁあああ!!」
カリムが口を開いたかと思えば、彼女は目の前の愛らしい蕾を口に含んだ。
左の乳房の先端に吸い付き、口の中で舌と歯を使って乳首をころころと転がす。
時折、カリッ、と甘噛みしてやれば、ディードはさらに悲鳴のような喘ぎ声を上げて身震いした。
強すぎる。
今まで色を知らなかった少女が知るには、強すぎるほどの快感。
戦闘機人としての能力など、もはや微塵とて発揮できない。
四肢からすっかり力が抜けるのが分かり、カリムは手を回してディードの身体をもう少し机に乗せる。
豊満な尻を机の上にやり、むっちりと良い肉付きをした太股を左右に開く。
スカートの生地をまくってやれば、むん、と甘酸っぱい雌の匂いがした。
二本の脚の間で、白い下着の中央部分は既にじっとりと濡れてしみを作っていた。
「あらあら、もうすっかりここはその気ね。本当にいやらしい子だこと」
「ちょ、騎士カリム、何を……ひいぃう! や、やめ……やめ、て……ふあぁあああ!!」
ディードの制止などまるで無視し、カリムは指先でこりこりと秘所を弄ってやった。
湿り気のある膣口をなぞったかと思えば、そのまま上に指先が流れて、つんと自己主張している陰核を弾いてやる。
背筋から脳髄の芯まで奔り炸裂する快楽の電撃に、ディードは視界が白く染まるような錯覚さえ覚えた。
机の上でロングヘアを千々と乱し、悶え喘ぐ豊満な女体の少女。
そのなんと淫靡な事か。
カリムの心も、同性の美しい少女を辱める嗜虐に、興奮を覚えて止まない。
下着の上から秘所に吸い付いて、ディードの蜜を啜る。
下の上に広がる味わいは、堪らなく美味だった。
「ディードのここ、おいしい。ねえ、もっと気持ちよくなりたいでしょ?」
「そ、そんな……こと……やめ、ふにゃぁあ! や、やめ……やぁ……あああああ!!!」
カリッ、と陰核を、下着越しに甘噛みする。
絶妙な力加減で女の一番敏感なところを噛まれ、ディードの頭の中で桃色の電気が飛び跳ねる。
汗で湿った太股を撫でてやると一層反応が増した。
カリムは微笑みを深めながら、力の抜けた少女からするすると下着を剥ぎ取る。
髪と同じ色の繁みの生えた、少女の秘所。
ぱっくりと指で割れ目を開くと、男に汚された事のない綺麗なサーモンピンクが見えた。
とろとろと蜜を垂らし、さらなる快楽を欲する乙女の秘裂。
カリムはぺろりと一舐めした人差し指を、そこにそっと挿し入れた。
「ひぃうう!!」
「暴れないで。処女膜が破れちゃうわ」
言いながら、ゆっくりと指を挿し込んでいくカリム。
処女膜に開いた孔から差し込んで、破かないように慎重に中を刺激する。
今まで散々刺激した甲斐あって、天井側にこりこりとした硬いしこりを感じた。
そこを優しく撫で、カリムは嗜虐的に笑う。
「ねえ、Gスポットって知ってる? ディード」
「ふぁ……じー、すぽ……と?」
「ここね、凄く気持ち良くなれるの。クリと一緒に、弄ってあげるわね」
次の瞬間、カリムは膣内のしこりと、陰核を同時に指でこすり上げた。
「ひぃいいッッッ!!!!」
ディードがあまりの刺激に、目を白黒させて机の上で跳ねた。
膣の中の弱点と、クリトリスの同時刺激。
脊髄を貫いた快楽の甘い雷撃が、脳の奥底まで蕩かせていく。
少女に出来るのは、巨乳をたぷたぷと揺らして喘ぎ声を上げる事だけだった。
「や、やめ……きし、かりむ、やめれぇ! やだ、やだぁ……ナニか、くる、きちゃう!!」
「良いのよディード。我慢しないで、受け入れて。それ、すっごくステキな事なのよ。さあ、遠慮しないで、イっちゃいなさい♪」
慈母のような微笑を浮かべながら、しかし指先の愛撫は強烈で容赦なく、乙女を登り詰めさせる。
Gスポットを指の腹で強く擦りながら、最後の一押しとばかりにぷっくりと充血した陰核に、カリムは吸い付き……歯を立てた。
軽く甘噛みした瞬間、ディードの中でとうとう、特大の快楽刺激が弾け跳んだ。
膣口から潮が吹き、意識を全て持って行ってしまいそうな、桃色の電気が思考をショートさせる。
「あああああああああああ!!!」
甲高い絶叫を迸らせ、びくびくと痙攣するディード。
蕩けた目は既に視界に何も映さず、震えた四肢には微塵とて力が入らない。
荒く息をつくたびに小刻みに揺れる胸が、なんとも扇情的だった。
その姿を見下ろして、カリムはくすくすと笑う。
「あらあら、気絶してしまったのかしら。だらしないわねぇ」
そう言いながら、愛液でしとどに濡れた指先をぺろりと舐め上げる。
湿り気を帯びた指先を、そっと空中に滑らせた。
すると、宙に映像が現れる、
魔力で形成されたビジョンに映るのは、今しがた演じた二人の痴態だった。
記録映像、彼女たちの姿は余さず録画されていた。
「ふふ……これがあれば、私の言う事には逆らえないわよね、ディード?」
ぐったりとした機人の少女に向けて、カリムは妖艶な、人を快楽に惑わすサキュバスのような笑みを見せた。
続く
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目次:堕落性女
著者:ザ・シガー ◆PyXaJaL4hQ
- カテゴリ:
- 漫画/アニメ
- 魔法少女リリカルなのは
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