古手梨花 セリフ集 - 【祟殺し編】 其の弐 「キズナ」
祟殺し編 其の弐
すくい切れないのは……一粒の涙……
止められないのは……絶望への叫び……
訪れるのは……憎しみの連鎖……
次回予告
「求めたのは……いつものまどろみ……」
「聞こえるのは……悪意の雨音……」
「流されたのは……暗闇への扉……」
「ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 其の参 『境界』」
「あなたは…信じられますか?」

◆第10話 【祟り殺し編】 其の弐 「キズナ」

「…みぃ」
「圭一まで欠席なのかと とても心配しましたのですよ」
「かわいそうなので みんなでお見舞いに行こうという話が出ていますのですよ」
「…あ」
「みー?」
「…みぃ」
「…沙都子は保護司に 何でもないと言って追いかえしてしまいました」
「知恵先生です」
「ああ見えても…一応は担任ですから」
「…はいです」
「これで3回目なのです」
「沙都子の児童虐待の通報は 過去にも2度あったのです」
「…はい」
「死んでしまったお父さんの時にも…」
「死んでしまったお父さんは 沙都子の本当のお父さんではないのです」
「沙都子のお母さんは再婚なのです」
「沙都子と悟史はお母さんの連れ子で お父さんと血は繋がってなかったのです」
「沙都子は叔父夫婦にあずけられる以前も 家族とあまり良好な関係ではなかったのです」
「沙都子は…義理のお父さんを陥れるのを目的に」
「嘘の虐待話を作って 自分で虐待SOSに電話したのです」
「…それが保護司にバレて」
「それはわかりませんが…」
「少なくとも 緊急保護はされなかったんだと思います」
「…うん」
「みー☆」