ロボット工作研究室のWikiです。マシンデータなどを公開しています。

SH-Tiny テクニック


 とりあえず、ハードがなくては開発できません。テストボードを作ってみましょう。

用意するもの

  • マイコンボード
 アルファプロジェクトのSTK-7125を使います。
  • パソコン
 シリアルポートがあると便利です。なければUSB-シリアル変換ケーブルを用意しましょう。
  • RS-232Cレシーバ
 シリアルポートとマイコンは電圧が違うのでそのままは繋げません。この資料では秋月のADM3202ANを使います。ICソケットやコンデンサが付属して便利です。
  • ユニバーサル基板
 好みのサイズで構いません。後々拡張することも考えて、極端に小さいものは避けましょう。
  • 電源
 5V電源が必要です。いろいろな方法があります。ACアダプタを使うのもよし、USBポートから取るもよし、バッテリーと三端子レギュレータで作るのもよしです。
 めんどくせーという人は、ニッケル水素4本でも、たぶん動くでしょう(非推奨)。
  • LED
 抵抗も適宜用意しましょう。
  • コネクタ適宜
 D-SUB 9ピンコネクタ、ピンヘッダ、ピンソケット、電源コネクタなど。
  • ケーブル適宜
 シリアル通信、電源、基板配線などに。
  • 3Pスイッチ2個
  • ハンダごてなどの工具

回路図


 とりあえず、必要最小限の回路だけを作ってみましょう。必要なのは、モード切替スイッチ、シリアル通信の接続、動作チェック用のLEDです。以下のように配線します。




 回路図では省略しましたが、当然電源スイッチもあるとよいです。
 SH7125では、MD1端子をH、FWE端子をLにするとシングルチップモード(通常の動作)になり、MD1端子をL、FWE端子をHにするとブートモード(内臓フラッシュ書き込み)になります。本来は端子ごとに入力を切り替えた方がよいのですが、プルアップを利用して(MD1はマイコンボード上でプルアップされている)回路を簡略化しています。モード切替スイッチをMD1側につなぐとブートモード、FWE側につなぐとシングルチップモードになります。
 LEDをつなぐ場所はどこでもよいのですが、そのままPWMのテストに使えるようPE0に繋ぎました。電流が2mA以下になるよう抵抗を選んでください。

 


 


 


 

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