Ｅｓｓｅｎｔｉｅｌ エッサンシエル（大阪・北浜）
詳細
各線「北浜」駅から東に徒歩２分のところに新しくできたフランス料理店に行ってきました〜（「ポンテベッキオ本店」のほぼ向かい）。こちらのシェフは「ル・コントワール・ド・ブノワ」の元料理長で今回独立〜。
エレベーターが開くと、そこはすでに店内でカウンターが目の前にある〜。
今回はランチで４５００円（税込・サ１０％別）のコースをいただきました〜。
乾燥オリーブの土にラディッシュ、空豆のスープ オリーブオイルがけ、苺のシャンパンゼリー添え
世界的に流行らしい乾燥オリーブの粉末を土に見立てて、鉢植えにラデッシュを植えたビジュアルが印象的〜。どれも味自体は控え目ながら美味しい〜。
鮎のコンフィ メロンを敷いて
鮎に苦みが良く美味しい〜。和に近い味わい〜。
柑橘系のパン、オリーブオイル
おもいっきり日本的なふんわりパン〜。一応、食事に合わせるためか柑橘系の味は風味程度とおさえてある〜。
ホワイトアスパラガスのカルボナーラ仕立て
ホワイトアスパラガスを麺のように切ってあり、混ぜて食べるスタイル〜。卵の旨味とベーコン、胡椒のアクセントも利いて美味しい〜。東京では星を取っているお店が多く、オーソドックスなフレンチは職人的技術を持ったシェフの料理以外つまらなく感じることが多いので、遊び心があるのは個性＆差別化になってｇｏｏｄ！ただし、技術の高いシェフに関してはオーソドックスも個人的には歓迎〜。
オマール海老とミニズッキーニのソテー クミンとコリアンダーのスパイス風味
カレーのようなスパイスはフレンチに合わせても違和感がなく美味しい〜（実際、本場でも使っている）。
フォアグラと豚足などのパテ クレソン添え
練ったものを加熱してあるのでアンドゥイエットのような味で美味しい〜。
バシュラン
レストランらしい盛り付けで、味も美味しい〜。
お店自体はカウンターをメインにしたオープンキッチンのフランス料理店〜。料理は割烹を意識した「日本のおけるフランス料理」がコンセプトらしいけど、個人的にはコンセプトとは異なる印象〜。味自体は引き算でなく、むしろ足し算の料理で、割烹の要素も箱の部分だけが強く、どちらかと言うと日本を意識した部分に限ると、日本でしか修行していないシェフが作るような一般的なフレンチになっている感じも有り〜。逆にこちらのシェフは「ル・コントワール・ド・ブノワ」の元料理長であり、同じくアラン・デュカスによるパリの３つ星店「プラザアテネ」で修行されただけあり、フレンチらしいものが良く美味しかった〜（特に加熱系が良さげ）。また、「カルボナーラ」といった日本で馴染みの料理をホワイトアスパラガスを麺に見立てて作ったりと、遊び心を盛り込んだメニューも有り、このあたりは差別化になるので好印象〜（ただし、ベースがないと奇抜になるので、このあたりは修行経験が生きている）。今回、独立にあたり「アラン・デュカス」の料理と方向性を変えたみたいなので訪問前はその秘密を探ろうと思っていたけど、今回なんとなく分かった気がする〜。元々、アラン・デュカスの料理は地産地消をコンセプトにした郷土色のある料理で「プラザアテネ」で使っている食材はかなり良いとのこと〜（確かに本場の３つ星店の中でも設定金額は高いし、「プラザアテネ」で食材を使ってもらうことは生産者にとってもステイタスらしいので良い食材が集まるらしい）。それだけの食材を使うこともあり、意外と料理はシンプル〜。それを考えると、設定金額によって作る料理は変わってくるし、どちらかと言うとこちらのシェフは年齢的にも郷土色のある料理よりはモダン・テイストな料理のほうが好みっぽい〜。ノウハウ的に郷土料理が得意そうな「アラン・デュカス」の強みがシェフの意向とは異なるので、修行先を選ぶのも大事になってきた気がする〜（個人的に日本人に向いているのは「アストランス」「アルページュ」「ブラス」「ピック」「ムーリス」で、その次に「トロワグロ」あたり？つまり日本人（関西のシェフ）には多少の食材の弱さをカバーできる技術を持った繊細系が向いていると思う）。（2012年5月）
大阪府大阪市中央区北浜１−１−２８ ビルマビル北浜７Ｆ
電話：０６−４９６３−３７６７
１２：００〜、１７：３０〜
日曜日休
詳細
各線「北浜」駅から東に徒歩２分のところに新しくできたフランス料理店に行ってきました〜（「ポンテベッキオ本店」のほぼ向かい）。こちらのシェフは「ル・コントワール・ド・ブノワ」の元料理長で今回独立〜。
エレベーターが開くと、そこはすでに店内でカウンターが目の前にある〜。
今回はランチで４５００円（税込・サ１０％別）のコースをいただきました〜。
乾燥オリーブの土にラディッシュ、空豆のスープ オリーブオイルがけ、苺のシャンパンゼリー添え
世界的に流行らしい乾燥オリーブの粉末を土に見立てて、鉢植えにラデッシュを植えたビジュアルが印象的〜。どれも味自体は控え目ながら美味しい〜。
鮎のコンフィ メロンを敷いて
鮎に苦みが良く美味しい〜。和に近い味わい〜。
柑橘系のパン、オリーブオイル
おもいっきり日本的なふんわりパン〜。一応、食事に合わせるためか柑橘系の味は風味程度とおさえてある〜。
ホワイトアスパラガスのカルボナーラ仕立て
ホワイトアスパラガスを麺のように切ってあり、混ぜて食べるスタイル〜。卵の旨味とベーコン、胡椒のアクセントも利いて美味しい〜。東京では星を取っているお店が多く、オーソドックスなフレンチは職人的技術を持ったシェフの料理以外つまらなく感じることが多いので、遊び心があるのは個性＆差別化になってｇｏｏｄ！ただし、技術の高いシェフに関してはオーソドックスも個人的には歓迎〜。
オマール海老とミニズッキーニのソテー クミンとコリアンダーのスパイス風味
カレーのようなスパイスはフレンチに合わせても違和感がなく美味しい〜（実際、本場でも使っている）。
フォアグラと豚足などのパテ クレソン添え
練ったものを加熱してあるのでアンドゥイエットのような味で美味しい〜。
バシュラン
レストランらしい盛り付けで、味も美味しい〜。
お店自体はカウンターをメインにしたオープンキッチンのフランス料理店〜。料理は割烹を意識した「日本のおけるフランス料理」がコンセプトらしいけど、個人的にはコンセプトとは異なる印象〜。味自体は引き算でなく、むしろ足し算の料理で、割烹の要素も箱の部分だけが強く、どちらかと言うと日本を意識した部分に限ると、日本でしか修行していないシェフが作るような一般的なフレンチになっている感じも有り〜。逆にこちらのシェフは「ル・コントワール・ド・ブノワ」の元料理長であり、同じくアラン・デュカスによるパリの３つ星店「プラザアテネ」で修行されただけあり、フレンチらしいものが良く美味しかった〜（特に加熱系が良さげ）。また、「カルボナーラ」といった日本で馴染みの料理をホワイトアスパラガスを麺に見立てて作ったりと、遊び心を盛り込んだメニューも有り、このあたりは差別化になるので好印象〜（ただし、ベースがないと奇抜になるので、このあたりは修行経験が生きている）。今回、独立にあたり「アラン・デュカス」の料理と方向性を変えたみたいなので訪問前はその秘密を探ろうと思っていたけど、今回なんとなく分かった気がする〜。元々、アラン・デュカスの料理は地産地消をコンセプトにした郷土色のある料理で「プラザアテネ」で使っている食材はかなり良いとのこと〜（確かに本場の３つ星店の中でも設定金額は高いし、「プラザアテネ」で食材を使ってもらうことは生産者にとってもステイタスらしいので良い食材が集まるらしい）。それだけの食材を使うこともあり、意外と料理はシンプル〜。それを考えると、設定金額によって作る料理は変わってくるし、どちらかと言うとこちらのシェフは年齢的にも郷土色のある料理よりはモダン・テイストな料理のほうが好みっぽい〜。ノウハウ的に郷土料理が得意そうな「アラン・デュカス」の強みがシェフの意向とは異なるので、修行先を選ぶのも大事になってきた気がする〜（個人的に日本人に向いているのは「アストランス」「アルページュ」「ブラス」「ピック」「ムーリス」で、その次に「トロワグロ」あたり？つまり日本人（関西のシェフ）には多少の食材の弱さをカバーできる技術を持った繊細系が向いていると思う）。（2012年5月）
大阪府大阪市中央区北浜１−１−２８ ビルマビル北浜７Ｆ
電話：０６−４９６３−３７６７
１２：００〜、１７：３０〜
日曜日休
- カテゴリ：
- 料理/グルメ
- 大阪（淀屋橋・北浜周辺）
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